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ぶらさがる。

作者: caem


 ギリギリ触れないぐらいでいる 手がぶらさがっている


 天井いっぱいに、たくさんの手が 布団を被っていたのに


 顔を覆い被していたのに、それでも そこにあるのが分かる


 ぶらさがる 関節が見当たらない 大量の手がそこにある


 時折、パキパキと聴こえてくる ミシミシと、鳴っている


 もしかしたら体重を支えきれないのだろうか まだそれなら


 笑えるだろうし、ネタにもなるから ちょっと興味深いから


 好奇心で、見上げてみたら ぶらさがる 腕だらけでした


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