表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小沢治三郎~最後の連合艦隊司令長官~  作者: 佐久間五十六


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/50

治三郎の意図・栗田健男中将の勘違い

 栗田健男海軍中将の元には、「北方に敵機動部隊あり。」と言う南西方面艦隊が発したとされたこの電報を信じていた。

 「これと雌雄を決する為、反転した。」

 と、戦後来日した米国戦略爆撃調査団に事情を説明している。しかしながら、件の電報は発信者・受信者共に不明。戦艦大和の電報綴りにも残っておらず、南西方面艦隊にもそんな電報を打った記録はない。

 栗田健男中将は、作戦失敗の理由を聞かれて、

 「通信の欠落による。」

 と答えたが、その事実は全く異なるモノであり、栗田健男中将が乗艦する戦艦大和には、4本の電報は達していた。通信が混乱して不確実だったと言うのなら、北方に敵機動部隊あり。との電報をも不確実ではないかと思うのが道理。

 その敵を求めて決戦しようと言うのでは、理屈が合わない。栗田健男中将が受けていた命令は、あくまで、「レイテ湾突入、敵輸送船団撃破。」

 全滅をとしてでも、やるべき仕事であった。治三郎の確固たる決意と栗田健男中将の勘違いが運悪く交差してしまった瞬間であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ