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小沢治三郎~最後の連合艦隊司令長官~  作者: 佐久間五十六


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35/50

散々な敗け

 出撃した空母の内、3隻は潜水艦の攻撃を受け撃沈。400機以上の戦闘機、爆撃機を失った。

 これにより、日本海軍の空母機動部隊はほぼ壊滅状態となる。連合艦隊にとっては、致命的な打撃であり、散々な敗けであった。

 一方の米国艦隊は、戦艦に一発命中、至近弾一発、舷側激突一機だけという軽傷で済んだ。時に1944年(昭和19年)6月の事である。機動部隊を失った日本海軍には、時代からとり残された巨大戦艦である大和や、駆逐艦とわずかな航空機ばかりであった。

 こうしていよいよ、日本は敗戦への道に向かう事になる。戦力の不足を精神力で補おうとした結果、神風特別攻撃隊と言う名の自爆攻撃が始まるのもこの頃からであった。

 ミッドウェー海戦で日米の優劣が入れ替わり、このマリアナ沖海戦と、後のレイテ沖海戦で日本海軍は止めをさされた。と言ってもいいであろう。日本軍に残された軍事的体力は、この時ほとんど0に近いものであった。

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