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小沢治三郎~最後の連合艦隊司令長官~  作者: 佐久間五十六


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日本海軍士官心得

 豪放磊落とは言っても、これは治三郎だけの事を指している。豪放磊落とは、この人の為の言葉である。

 日本海軍には「士官心得」と言うものがあるが、それを見るとこうある。

 ①功は部下に譲り、部下の過ちは自らが負う。

 ②部下に努めて接近し、下情に通ぜよ。しかし部下に慣れ親しむるは最も不可なり。

 ③自分が出来ないからと言って、部下を矯正しないのは良くない。部下の機嫌をとるが如きは絶対に禁物である。

 ④悪い所はその場で遠慮無く叱って正せ。しかし、叱責する時はその場所と相手をよく見てやれ。

 ⑤世の中ワングラス(一見しただけで)で評価してはいけない。

 それを踏まえると、小沢治三郎と言う海軍軍人はこの日本海軍士官心得に合致する。しかも一つや二つでは無く、ほとんどの項目に合致する。それを無意識にやっていた所に、人の上に立つ資質を持った人間であったのである。治三郎本人には全くその気は無かったのだが…。

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