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小沢治三郎~最後の連合艦隊司令長官~  作者: 佐久間五十六


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酒が必要な訳

 酒が必要な訳は、ガス抜きの為である。軍隊と言う所は、誠にストレスのたまる所であり、甘いものや煙草と言った嗜好品と言う物は乗組員達にとってストレス発散の為の物であった。

 そんな状況下で海軍ともなると、長期航海などもあり余計負荷がかかりやすい。軍隊を健全な状態で運用する為には、酒保物品は欠かす事の出来ない物であった。

 いつ死ぬかもわからない恐怖と言うものは、想像を絶するストレスであり、精神的負担である事は間違いない。只でさえ、階級社会のピラミッド型組織で、上の者が心配するのは、下のピラミッドにいる人間の謀反である。

 クーデターによる組織の崩壊は、最も避けるべきものであり、2.26事件や5.15事件と言ったクーデターを日本は経験している。テロも戦後まで発生し、これ等の事件やテロによる影響と言うものは少なくないのであった。

 別にガス抜きさえ出来れば、何も酒である必要はない。煙草でも女でも何でも良い訳である。只、倫理的に最も使用しやすく、リクエストが大きかったのが、酒だと言うだけの話である。

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