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瑠璃子魔法社  作者: コメディアンホラー西山
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第1話 瑠璃子アシスタントになるその4{瑠璃子、本格的に未来子魔法社に雇われる}

瑠璃子は実習期間中は訓練のみ。来月1日から本格的に未来子魔法社でアシスタントとして雇われる。

大海原社長が瑠璃子の他にも気になる利用者が。

それは瑠璃子のルームメイトのマドカだ。マドカも雇用されるかも注目だ。

私は実習期間は訓練のみ。来月1日から本格的に未来子魔法社でアシスタントとして雇われる予定。

それまでにしっかり体力付けなくちゃいけないね。

小神「夢海原さん、頑張ってね。」私「社長と部長の期待に応えなくてはいけませんからね。」

土野「なるほどね。夢海原さんは毎日秘書の飛騨野さんに赤テカリの車で送り迎えしてもらってるからね。羨ましいわ。」小神「社長と部長は夢海原さんをどうするつもりのかしら。」

土野「もっと凄い事をさせようとしてるんじゃないの。」

天木「夢海原さんの件ですが、来月1日から本格的に未来子魔法社でアシスタントになる事が決まりました。夢海原さん、しっかり頑張ってくださいね。」私「はい。」

土野さんと小神さんはまさか背後から天木部長が来るとは思わなかったようでびっくりしてた。

昼過ぎ再び土野さんと小神さんは私に歩み寄った。

私「土野さんと小神さん、暇なんですか?」土野「暇ではないけど。」

土野「いい事教えてあげるね夢海原さん。未来子魔法社でアシスタントになる訓練は体を柔らかくする訓練と高い所になれる訓練と重たいものを担ぐ訓練だけではないからね。」

小神「大量のう〇ちが入った水槽の中に飛び込んだり、う〇ちの山に頭から突っ込んだりする訓練もあるわよ。夢海原さんももうそろそろするようになるかもしれないわよ。」

私「想像するとなんだか怖いです。」

土野「それとおならの臭いを嗅ぐのも訓練だからね。」

土野さんは私に向けて大きなおならを連発した。{ブー、プー、ブ~~オ}

土野「どう、私のおなら。」私「凄く臭いです。」小神「私は慣れちゃったから大丈夫よ。」

小神「夢海原さんも時期が来ればなれると思うよ。」

セオダ作業所ないではスタッフが話し合ってた。

稲月「夢海原さんがいなくなったのは残念で仕方ありませんね。」

自由ヶ丘「この作業所で大いに活躍してましたからね。」

暁「未来子魔法社で頑張ってるそうです。で、来月1日から本格的に未来子魔法社でアシスタントとして雇用されるそうです。」稲月「夢海原さんがアシスタントになるんですか。」

大海原社長は私の他にもう1人気になる利用者が。その利用者は私のルームメイトの大春さん。

大春さんもセオダ作業所で大いに活躍してた。

実はこの日大海原社長が朝からセオダ作業所内で大春さんの作業の様子を見に来てたの。

稲月さんと自由ヶ丘さんと暁さんもびっくりしたの。

楠「今日の大春さんの作業内容を見てどうでしたでしょうか?」

大海原「夢海原さんと変わりないと思いますよ。よかったら大春マドカさんも未来子魔法社で実習しに来ていただいてもいいですよ。」野上「ありがとうございます。」

マドカさんも私と一緒に未来子魔法社で実習ができるようになった。

マドカさんは私に比べて体が硬く、高い所が大の苦手。

そんなマドカさんでもアシスタントになる権利はあるみたいなの。

でも、マドカさんは体力には自信あったものの高い所が苦手だった事と、体が硬いしとても耐えられなかったのか途中で辞退した。マドカさんのように何人かは挫折する事もあるんだって。

私は実習から帰るとマドカさんと話し合った。

私「マドカさんは高い所苦手だったのね。」マドカ「大の苦手だったの。瑠璃子さんは平気なの?」

私「全然平気だよ。」マドカ「凄いね瑠璃子さんは。私は意気地なしだけどね。」

私「そんな事ないよ。道具作りは大丈夫でしょ。」マドカ「道具作りなら大丈夫。」

結局マドカさんはマジックではなく道具作りのアシスタントとして働く事になった。

楠「まあよかったじゃないか、大春さんも未来子魔法社に採用されたし文句なしじゃろう。」

暁「ですよね。でも作業所の人数が2人減ると仕事の段取りがうまくいってません。」

野上「それは困りましたね。」

翌月の1日私は未来子魔法社で本格的にアシスタントとして働く事に。

私は3ヶ月後のマジックショー朝の部に出る予定。

私は最初の人の体の中へ入るマジックと最後のちょっと前くらいに体の外へ出てくるマジックのアシスタントになるの。気になるパートナーは巨漢の分厚い垢で覆われた男の人。

その男の人の名前は、汚物 変造「おぶつ へんぞう」さん40歳。身長190㎝、体重250㎏。

髪型はぼさぼさで顔はよだれ垂れてるし不細工。体形は言う間もなく巨漢。

汚物さんはお風呂に入らないしトイレでう〇ちをした後お尻を1回も拭かないの。

だから汚物さんに近づくとすっごくう〇ち臭いし普段は近づけないね。

汚物さんはゴミステーションで生ごみを漁って食べてるみたいだけどおなか壊さないのかな。

汚物さんは住む所がなく路上で生活してるみたいなの。

未来子魔法社が給料を払ってないわけじゃないみたい。

汚物さんは家を借りるのが苦手だから路上で生活してるみたいよ。

家を借りれるくらいの収入があるにもかかわらず。

実は未来子魔法社では契約どうりに動かなくてはいけないルールがあるの。

私の場合は人の体の中へ入って大腸の中に閉じ込められるマジックと体の中から出てくるマジックのみだったわ。

結局マドカは道具作りのアシスタント。瑠璃子は無事マジックのアシスタントになれた。

瑠璃子はこれからが勝負時だ。

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