第5話 超怪力女子アシスタントと超巨漢なアシスタントその1{桧垣さんの謎}
超怪力な夢子は超巨漢なアシスタント達とパートナーを組んでる。
夢子は超巨漢専用女子アシスタントだ。
株式会社未来子魔法社内には超怪力な女性アシスタントが小神さんを含めて6人と超巨漢なアシスタントが陽太さんを含めて2人いるのね。
株式会社未来子魔法社内で一番重たいアシスタントはもちろん陽太君ではないわ。
ちなみに未来子魔法社内で一番力持ちなのが桧垣さん。
桧垣さんは1tの物を持つ事ができるのだから本当に人なのか疑ってしまう事もあるね。
桧垣さんは超巨漢なアシスタントパートナーになるのが大好きらしいの。
桧垣さんが何故超怪力になったかというと3歳の時から自分なりにトレーニングしているうちに気づいた時には1tくらいの物を持てるようになったらしいの。
私は桧垣さんが超怪力なのには何か秘訣があると見た。
昼休みの時、桧垣さんの弁当を見てみた。桧垣さんの弁当は40ℓ入るリュックサックくらいの大きな弁当箱にご飯をお茶碗で10杯分、おかずは鳥の照り焼き特大を3枚・サラダ大盛・フルーツもてんこ盛り・大きな焼き魚を丸1匹凄過ぎる食欲。私「桧垣さん、1食でこれだけ食べるの?」
桧垣「はい、食べます。」私は桧垣さんの凄すぎる食欲に唖然としてたわ。
なるほどね桧垣さんは食べる量が一般女性の10倍以上だから超怪力になれたんだ。
話は再び戻るけど未来子魔法社内で一番重たいアシスタントは、鋼 恩智「はがね おんじ」さん38歳。身長500㎝、体重は1t。髪型はストレートヘアーで顔はとろけてるほどぶさいく。
体形は言う間もなく超巨漢。腹回りが13mあるから巨木みたい。
鋼さんは体全体的にとろけてる感じで常に異臭がするアシスタントなの。
鋼さんはアシスタント歴20年だって。桧垣さんの怪力は留まる事知らずで終には2tの物も持つ事ができるようになった。桧垣さんは体の中へ入る側だけど、時々入られる側になってもらいたいね。
鋼さんは何故巨木のような体系になったかというと、小さな頃から運動が苦手で走る事もしないし何時もだらけていた先生やお父さんとお母さんに怒られてもゆっくりとしか動かないみたいなの。
鋼さんが住んでる所は障がい者支援施設そうやが運営してるグループホームトサカで5人の仲間と一緒に生活してるみたいなの。
鋼さんはあまりに見太り過ぎてるせいでトイレも自分1人でできないしお風呂で体を洗う事もできないの。だから気を利かせた桧垣さんが世話人に代わって鋼さんの身の回りの世話をしてるみたい。
鋼さんは月に一回巨木の切り株くらいの大きなう〇ちを漏らす事があるけど、桧垣さんはおならとう〇ちが大好きなので処理までするらしいの。どうりで超怪力になったわけだ。
桧垣さんは鋼さんの巨木の切り株くらいの大きさのう〇ちに埋もれても全然平気みたいなの。
桧垣さんは未来子魔法社へ入社してからは1人暮らしで毎日トレーニングジムの通ってる。
桧垣さんは未来子魔法社内での訓練の時も鋼さんの世話をしてくれるの。
桧垣さんには毎日感謝してるわ。私「桧垣さん、コーヒーでも飲む。」
桧垣「言葉に甘えます。」私「桧垣さんは凄く力持ちだけど秘訣あるでしょう。」
桧垣「そうですね。よく食べてよく動いて、何にでも挑戦する事ですかね。」私「なるほど。」
桧垣「例え1、2回失敗しても何度でもチャレンジするのか私の怪力になる秘訣ですよ。」
私は桧垣さんに大切な事を教えてもらった。1回2回失敗したからって挫けてはだめという事を。
桧垣さんも実はよくおならをする女の子。桧垣さんのおならは濃厚だけどそんなに臭くない。
桧垣さんはグループホームトサカの隣の一軒家で1人暮らししているの。
桧垣さんの両親は桧垣さんが住んでる一軒家から東へ3㎞離れた場所にあるの。
桧垣さんの両親は優しいみたいよ。
桧垣さんが住んでる一軒家なんだけど元々桧垣家のおじいさんとおばあさんが住んでたらしいの。
5年前に2人とも亡くなってから約2年間空き家になってたんだって。
桧垣家のおじいさんとおばあさんの家は孫の夢子さんが引き継ぐ事になったらしいわ。
今桧垣さんが住んでる一軒家の敷地内には畑があるので野菜を作る事もできる。
私「桧垣さん、毎月食費どれくらいですか?」
桧垣「えーと、約7万円ですね。」私「そんなもんですか。」
桧垣「私は畑で野菜を作ってますから野菜代は大体浮きますね。」
私「凄い、桧垣さんは野菜を自分で作ってるの。」
桧垣「私は大食いイベントがある時には必ず行きます。過去に10回出場してますけど10回とも優勝してます。今まで出場した中で国内で最も賞金額が大きかったのは大阪でのたこ焼き早食い大会でその額は100万円でした。」私「100万円儲かったという事ね。」
桧垣さんにとっては大食いも商売なのかな。
鋼さんの介護でしっかり体力付けなくてはいけないのは確かだけど。
私は桧垣さんに体の中へ入られる側のアシスタントについて交渉してみた。
私「桧垣さんは今まで大きな男の人に体の中へ入って出るアシスタントだったでしょ。」
桧垣「そうですけど。」私「今度は体の中へ入られる側にもなったらどうかなと考えてるの。」
桧垣「私がですか?」私「そうだよ。今度は桧垣さんが体の中へ入られる側になるの。」
桧垣さんの答えは如何に。
瑠璃子社長は夢子に今度は体の中へ入られるアシスタントになるように勧められた。
夢子はイエスかノーか。




