閑話 ヴァージェンスの独り言1
妻も見送り、人生も下り坂に来て、また息子を1人得ることになるとは。悲しみを味わった後の喜びは更に大きくなるというが、これもきっと運命の巡り合わせというものなのだろうか。いつだって私を運命に巡り合わせてくれるのは妻のミレーヌに他ならない。
その年の悲劇の始まりはなかなか降り始めない「女神の慈涙」だった。春の終わりから初夏にかけて降る雨は、作物を育てるのに欠かせないものだ。例年ならば、涙月は女神様が過ぎゆく春を惜しみ涙を零すように雨の多い月であるはずだった。しかし、その年は空が雨のことなど忘れたように晴れ渡り、一足飛びに初夏の訪れさえ感じる程だった。川は干上がり、草木も打ち萎れていた。やっと雨雲がかかったと思っても、地面の表層を湿らす程度ですぐに雲が散ってしまう。その月に溢れた女神の涙よりも、そこに暮らす無辜の民が流す涙の方がずっと多かったのではないのだろうか。
その年のイグルートン領の収穫量は例年の4割程度だった。海に面した東の方ではまだマシだったようだが、周辺の領地はうちと大差が無かった。自領分はどうにか賄えるが、フィオレント王国の食糧庫と呼ばれるこの南方でそのような状態ならば、北方にはほとんど回すことが出来ないのではないかと思われる量だった。事実、その年に北方へ赴くとイグルートン産の小麦一袋が金貨一枚と交換されているのを目にした。
そんな年になぜ自領を離れるようなことをしたかと言うと、亡くなったミレーヌの末期の言葉のせいだった。私が仕事で王都の研究所に行っている間に倒れたミレーヌは、「旦那様、冥府の神を探してあげて」というあまりにも短い言葉のみを遺して逝ってしまった。
一年目は死際に会えなかったこともあり、後悔とやり切れなさで抜け殻の様になりながら喪に服し、二年目は遺品整理をしながら心の整理を必死でつけた。三年目になってやっと毎日の生活の中での妻の不在に慣れてきたところで、彼女からの遺言に対する行動を起こそうと思えるようになったのだ。
直接の引き金となったのは、庭が美しく黄金色に染まったからと言ったら可笑しいだろうか。それまで何をするにも辛く、無気力に身体を蝕まれていた。屋敷のそこかしこにミレーヌがまだ息づいており、何度も彼女がふっと廊下を横切った様な気がして脚を速めたりした。彼女が選んだカーテン、彼女が刺繍をしてくれたハンカチ、彼女が好んでいたモヴィアス産の白ワイン。彼女の不在がより明瞭になる屋敷にいるのが息苦しくなり、以前のように研究の為外に出ても、心が熱くなることは無く石の様に冷たく固まったままだった。周囲が心配しているのは分かるが、それが余計に自分の心を頑なにしていくのが分かる。そんな悪循環な日々だった。その中で久々に心を動かされたのがその景色だったのだ。
その日は読書をすることにも倦み、夕食までの時間を潰す為、小雨の上がった庭に出た。少し肌寒くなってきた空気を深く吸い込んだ。頭がすっきりするような心地良さを感じた。庭も彼女と多くの時間を過ごした場所だが、あの頃とは違い剥き出しの土が目立つ。しかし束の間の雨に洗われた庭は鮮やかに濡れ、しっとりとした土が黒々と見えた。
視界の端からさっと光が差し込んで来たと思い顔を上げると、雲が切れて光をぎゅっと凝縮したような黄金色の丸い陽が出てみるみるうちに庭を同じ色に染め上げていった。息をするのも憚られる程その様子は美しく、私は刻々とその色に朱が混じり、山の稜線の向こう側へ落ちてゆく陽を見た。
黄昏時は冥府の神が支配する時間だ。何かに急かされる様に、早く見つけてあげないとという気持ちが込み上げてきた。
領内の実権は何年も前に息子に譲っている。きっと此度のことも彼が上手く差配するだろうと思い、自分の中の直感を大事にすることにした。ミレーヌ自身がそうだったからだろうか。経験上、彼女が関わる事には熟考の末の決断よりも、走りながら決めてゆく方が近道だったりするのだ。もう年甲斐も無く走ることができる歳でもないが、ミレーヌが導いてくれるだろうと思い、使い古した旅行鞄に荷物を詰め、ジョシュアに声を掛けた。
ジョシュアは私が王都に住んでいた時からの仲だ。鋼鉄の様な身体に、引き締まった口元は意志の強さを感じさせるが、存外に茶目っ気のある性格で彼を慕う人間は軍の中でも多かった。先の戦争で武勲を立てた為、軍部の花形である第一師団や騎軍省へのお誘いもあったそうだが、それも全て蹴り、戦後はふらりふらりと地方の兵団を渡り歩いていた。
一生お金には困らない程の報奨金はあるが、戦前からの婚約者とは破談になった様で、家族を作る事もなく独り身のままだったところを、どうせなら一緒に来ないかと誘ったのが私だった。
それからは屋敷に一室を与えて、そこで寝起きをしながら、イグルートン領の兵士の訓練に参加したり、私が領外に出るときには護衛として付き添ってくれる。もうそんな生活も二十年程しているだろうか。そして彼は騎官学校卒であることもあって、どの領に行っても大抵知り合いがいる。現地の情報を得るとっかかりになることが多く、現地調査でも重宝している。
思い立って2日後には周りへの連絡も済ませて、旅立つことができた。まず私達は王都に向かう事にした。
何を調べるにしても膨大な情報の集積地である王都が都合が良いと思えたからだ。
馬車に揺られながら、ジョシュアに今まで調べた事を説明していく。大体が暇な馬車の時間は殆ど私が話している。ジョシュアは相槌を打ちながら適切な箇所で疑問を呈してくれるので、彼に話していくにつれて思考が整理されていくのだ。
「冥府の神と言われてジョシュアは何が思い浮かぶだろうか?」
ジョシュアは整えられた顎髭を触りながら考える。以前よりも白いものが多く混じるようになった髭や髪に、重ねられた年月が感じられる。
「やっぱり死神…ですかね。戦場では冥府の神と渾名される奴は凄腕の兵士ですし。」
「確かに一般的に思い浮かぶのはそれだな」
「あと子どもの頃よく聞いた話だと、薄暗くなる前に家に帰らないと冥府の神に連れていかれちゃうよというのがありましたね」
「ああ黄昏時に冥府の神がうろついているという話は私も聞いたことがあるよ」
陽が欠けて薄暗くなってくる黄昏時は冥府の神が司る時間で、人の顔の判別がつきにくくなる。そこから人ならざるものが混じるという話はよく聞かれる。
そして巷間でよく聞かれる冥府の神にまつわる話を二人で出し合った。
「そもそも冥府の神は神といえども、ある種忌み嫌われる存在だ。冥府という死者が赴く場所の神であるからか、見るに耐えない姿をしているだとか、肉が腐り落ちた骨のような格好をしているだとか、屍を貪り食っているだとかそういった話がよく聞くように思うよ。」
ジョシュアは私の言葉を促すように相槌を打つ。
「また母親が子どもの寝物語に、「悪いことをしてると、冥府の神に連れていかれちゃうよ」と子どもの行動を戒める為にもよく使われる。これも先ほどの暗くなる前には帰ることを伝える時と一緒だな」
「うちの曾婆様なんかは悪神ヴァンプーラと一緒にしてましたけどね。「悪いことをすると死んだ後、冥府でヴァンプーラに魂が食べられちゃうよ」とか、「日が暮れてもうろうろしているとヴァンプーラにとり憑かれてしまうよ」なんてね。ヴァンプーラがいるのは地界ですし、黄昏時に徘徊するのは冥府の神ですよね」
天界に住んでいる天神ヴィシュカルマンと地界に住む悪神ヴァンプーラは対立するものとして考えられている。人間は死んだ後、その行いによって天界に迎えられるか、地界に落とされるか決まるというのが神館での教えだ。
「ああ、そうだな。厳密に言うと冥府と地界は少し違うんだ。全ての死んだ魂が行く場所というのが冥府で、悪いことをした魂が行く場所が地界だな」
「つまり冥府は良い魂も悪い魂も区別せず受け入れるんですね」
へぇ。と面白そうに彼は再び髭に手をやり、足を組み換えた。
「そうだ。神館での教えでは、冥府の神というのは聞かない。もしかしたら天界地界という考えが入ってくる前は死ねばどんな魂も同じ場所に行くと考えられていたのかもしれないな」
今まで話したことをじっくりと吟味するようにジョシュアはその菫色の瞳を閉じた。私も少し気分転換をするような気持ちで、車窓から見える家々を眺める。この辺りは農村で収穫もひと段落したところか、刈り取られた畑に人は見えない。まだ生活に逼迫感は無いのか広場を通ると笑い声をあげながら子どもたちが輪になって遊んでるのが見えた。その光景に和むものを感じるが、これからの厳しい冬を思うと形にならない薄暗い不安を感じた。
暫くして、ジョシュアがおもむろに口を開いた。
「うーん。結局奥方様が探して欲しいのは何なんでしょうね」
本当にミレーヌはどういう考えであんな言葉を残したのか。彼女との思い出の中に何か手掛かりがあるのかもしれないが、特に引っかかるものは何もないように思われる。
「冥府の神自体を調べて欲しいのか、誰か人物を指しているのか、それとも場所なのか」
「人物ならちょっとゾッとしちゃいますね。連続殺人犯とか会いに行きたくはないですし」
大きな身体を震わせて彼は陽気に笑う。
私だって流石に犯罪者に会うのは御免だ。妻だって私を危険に晒すようなことは願っていないだろう。
「場所ならどこが思い浮かぶ?」
「それもやっぱり死者が眠る墓場とかですかね。どちらにせよ気持ちいいモンじゃないですね」
ふっとミレーヌが埋められたイグルートン家代々の墓場を思い浮かべたが、あるのは本当に墓ばかりだ。
長い時間を二人で過ごした屋敷に何かあるかと思い、遺品整理の際に屋敷の者と探しては見たが特に何も見つからなかった。近くの神館で話も聞いてみたが、一般的に流布されている以上の情報は得られていない。
「結局はコツコツ手掛かりを集めていくしか無いな。そうしてればきっと何かに遭えるだろう」
これまでの話に一区切りつけるような気持ちで私は呟いた。
とりあえず自分に出来ることは書物の中からそれに当てはまるような記述を拾い上げていくしかないだろう。そこで王都では、王立図書館や神院の図書館にも寄りつつ出来る限り冥府の神に対する見識を深める事に決めた。
それから1週間程かけて王都に着いた。まず手始めにフィオレント中央神院へ向かった。ここは神師を育てるフィオレント中央神学校やフィオレント王国随一の神学関係の蔵書数を誇る中央神院図書館がある。フィオレント中央神院に着くとジョシュアとは別行動にした。ジョシュアは妹夫婦が王都に住んでいるので顔を見せにいくそうだ。中央神院図書館の閉館時間に合わせて迎えにきてもらうことになった。
中央神院図書館の受付で領内の神院でもらった紹介状を渡して受付をする。目的ははっきりしているので、司書を一人つけてもらうことにした。挨拶を交わして、受付近くにある飴色のテーブルセットで相談することとなった。ウラーノと名乗る司書は宗教者に多い物静かで丁寧な物腰の青年だった。
「冥府の神ですか…。一応天神ヴィシュカルマンを最高神と崇める天教の教えにはその様な民間信仰の神は含まれていないのですよ」
申し訳なさそうにウラーノは要望を書き付けようとしていたペンをインク壺に戻した。半ば予想していた答えだが、これだけの蔵書数がある中で何も無いと言われると出鼻を挫かれたような気持ちになる。閉館時間までまだまだ時間があるので、ジョシュアの曽祖母に混同されていた悪神ヴァンプーラと地界の事に関して調べることにする。
ウラーノに尋ねると「それならばこちらにございます」と微笑みを浮かべて、立ち上がった。彼に続いて書架の間を歩いていく。館内は人の姿も疎らで、濃密な書物の香りが漂っており、歩を重ねるごとに心も静かになっていくような心地がした。
いくつか見繕ってもらい、閲覧室で目を通していく。私自身も毎週神館で祈るような敬虔な信徒では無いにしても、洗礼式や成人式等の節目には神館での儀式に参加している。その際に話されている『聖約の書』の内容と大きく違うことは書かれてはいなかった。『聖約の書』というのは、天教の聖典だ。
ただ少し興味を惹かれたのは、悪神ヴァンプーラは「光を導くもの」という古オーア語からきてるのではないかという記述があった。ヴァンプーラは天界に住んでいたが、天神ヴィシュカルマンとは袂を分かち、地界に眷属達を引き連れて降りていったという話が聖約の書にはあった。「光を導くもの」という言葉からヴァンプーラの名前が付けられたなら元々天界に住む善なる神だった証左だろう。その善から悪への転身の理由は詳しく書かれてはいない。
だが人が過ちを侵す時にいつもヴァンプーラは蛇の姿で寄り添っているという話からは、少しの恐ろしさと共に善だけでは生きられない人間の陰の部分を静かに見つめる悪神の姿が浮かんだ。
その過ちは悪神ヴァンプーラに引き出されたものなのか、それとも自らの心の弱さによるものなのか。
そして善なる神が悪なるものに惹かれていったのはどうしてだろうかと自分の思考に沈んでいたところで、再びウラーノが近づいてくるのに気づいた。
「もしかしてこちらなら何かお役に立てることが書かれているかもしれません」
そういってウラーノが持ってきたのは一冊の革表紙の本だった。彼によるとその本はフィオレント中央神院の創始者であるマッキントン枢機卿による手記の模写本だそうだ。マッキントン枢機卿はオーアジェント皇国時代に天教の教えを属国となった古フィオレント王国に初めて布教した神師だと言われている。フィオレント王国が独立した後も滞在し続け、天教の教えを民に伝えたその功績を讃えられて、死後に天教の総神帥から、枢機卿の位を授けられたそうだ。
私はウラーノに謝意を伝え、その手記を未読の書の山に加えた。勧められた本から重要だと思われることを抜き書きながら、読んでいるうちに閉館30分前の鐘が鳴り始めた。
結局閉館時間までにその手記には辿り付けず、貸し出し手続きを行った。
宿へ向かいながらジョシュアと今日の成果を披露する。一区切りついたところで、ジョシュアからも耳新しい情報がもたらされた。
「妹からちょっと面白い話を聞きましたよ。今年の建国祭の時に来ていたルリの民が冥府の神の恋歌を歌っていたそうですよ」
「冥府の神の恋歌?」
冥府の神と恋歌というのがどうもしっくりとこなくて、そのまま尋ね返してしまう。ルリの民というのは、街から街へ移動しながら、歌舞音曲や占術を披露することによって生計をたてている民だ。様々な血が入り混じった非常に異国情緒溢れる姿をしており、見目麗しい者が多い印象がある。
「ええ。歌詞はよく覚えていないけれど、悲恋の歌だったそうですよ。最後にこれは冥府の神の恋でございますとルリの歌姫が結んでいたそうです」
「へぇ…どんな歌だろうか。聞いてみたいな」
「ルリの民は風と共に移動しちまいますからね。近くの酒場にもいないか少し聞き込みをしましたが、今はこの辺りにはいないみたいですよ」
ルリの民は城からも招かれることもあるが、基本的には定住することなく移動する。前の建国祭の時に聞いたのだとすると、もう遥か遠くに行ってしまっているだろう。
「どこかで似たような歌が聞ければいいが」
宿では旨い酒と食事に舌鼓を打ち、それぞれの部屋に戻った。二人での旅に慣れてしまっている為に自分の着替え等は自分で出来るようになっている。さすがに爵位を持って仕事をしていた時分は全て使用人達に任せていたが、手間はかかれど自分でやった方が気楽だと悟ってからは出来る限り自分でするようにしている。これも田舎貴族だから許されたことだろう。王都よりもずっと自由な気風のイグルートンに婿に入ることができたのもミレーヌが私を見つけてくれたおかげだ。若い頃の彼女との出会いを思い返しながら、鞄から貸し出し手続きをした手記を取り出した。
明日には王立図書館に行くので、それまでに少しはこの手記も読んでおこうと思ったからだ。やや固めのマットレスに腰を下ろして、私は表紙を開いた。
マッキントン枢機卿が初めて古フィオレント王国の土を踏んだのはまだ年若い頃だったようだ。文面からは溌剌とした気力が漲っており、見知らぬ土地に布教をしにきた神師と新たな信徒達との心の交流が書かれてあった。オーアジェント皇国の属国となった古フィオレント王国へ皇国から多くのオーアジェント人が移り住んだ。その者たちの為に天教の神館を作るということが建前であったが、総神帥の意向としては、更なる信徒の拡大をということだった。
私はパラパラと斜め読みをしていきながら、「冥府の神」という言葉を探した。その手記の2割を過ぎた頃、目当ての言葉が見つかった。
古フィオレントで布教する際に在来の神との兼ね合いをどうするかと仲間と話し合っているところだ。
古フィオレント王国では女神ナディヴァーチェを最高神とする多神教の国だったそうだ。天教とは違い、神師のような信仰を導くことを生業とする者がいるわけではなく、祭祀を執り行なう際には村の高齢の女性を中心に道端にある祠のようなものに祈りを捧げる。
これは今も残る春訪祭のことだろう。
そもそも古フィオレント王国の初代王であるグラディウス・マリューシャン・アンリ・フィオレントは地方の一豪族だったが、女神ナディヴァーチェの娘ウカーシュを娶り、ウカーシュの類稀なる力を使いながら古フィオレント王国を建てたと言われている。なのでフィオレントの王族はナディヴァーチェの末裔と考えられている為に、特にナディヴァーチェが関わる祭祀が王族には多い。
属国となった後の古フィオレント王国の民の感情を考えて、在来の神であるナディヴァーチェを否定しない方が受け入れ易いだろうということになったようだ。
また当時の古フィオレント王国のマルグリッテ王女は両国の結びつきを強める為、皇国のオーランド皇帝の側妃として嫁いだ。
そこにあやかっていずれは天神の妾妃とする方向で布教していくこととなったそうだ。
ただその当時の信仰では、ナディヴァーチェには夫がいた。そしてその夫というのが冥府の神だったらしい。
死後の魂は行いによって天界地界に行くというのが天教の教えなので、冥府の神は地界のヴァンプーラの眷属のような扱いにしていくことにしたようだ。
そこまで読んだ所で眼鏡を外してチェストに置いた。今日は目を酷使した為にそろそろ霞んできたように思う。こめかみを指で押しながらそのまま横になった。
冥府の神について新たに分かった事を思い返していると、一つ気になることが思い浮かんだ。古フィオレント王国の初代王妃のウカーシュの母親はナディヴァーチェだが、父親はもしかして冥府の神なのだろうか。
明日はそこも調べてみなければと思った所で意識が途切れた。
ヴァージェンス様の独り言は思ったより長くなってしまいました。三話位続きそうです。




