戦うは、日常のすぐ隣にいる。
作者の趣味で適当に描いた作品です
ちなみにこの主人公たちの種族はトロオドンと言う絶滅さえしなければ
人間と同じように頭が良くなったかもしれないといわれる恐竜です。
恐竜の中で一番頭がいいと言われています。
後、一話は凄く文字が少ないですが2話目以降はもう少し多く書いてると思います。
遥か昔巨大隕石により恐竜の多くが全滅してしまったがもしその中で
生きていた恐竜がいたらどんな進化をしてどんな物を
受け継いでいったのかそんな考えで作った物です。
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ここは、まだ文明があまり進歩していない少人数の村で
木の柵で囲われただけの簡素な貧相な村だ
【村長の家】
「ふぉっふぉっふぉ、今から近くて遠い昔の話をしようかの」
「えーそんちょーそれなんかいもきいたよーーー」
「そうだよーかみのてっついとかさむくてきつーーーいとかぁ」
「みんなあきてるよーーきいたからちがうはなししてーーーー」
子供と村長の声が聞こえるまた、村長は子供に昔話をしているのだろう
それは、太古の昔知恵のあまりなかった僕らの祖先が知恵を手に入れ
凍える大地に王として君臨した,,,,,という昔話である。
「レイノス!!儂が頼んだ石もってきたかのーーー!」
ボーっと考え事をしていた僕に村長は大声でいった、
「ああ、はい持ってきましたよ疲れましたよ。」
「すまんのぉお前はこの村の数少ない戦士だというのに.....」
確かにこの村には戦士は手で数えるくらいしかいない
まず村に人が20人ほどしかいないのだ
「この石でお前さんのために新しい槍を作るからの!」
「ありがとうございます。この子らのためにも精進します」
それ故、子は宝物だ
「それでの・・・・・・・・・」
村長が何かを言おうとしてるとき
バンッ!と
村長の家の扉を開け入ってきたのは同じく戦士のバラノスだった
「った大変だああああああああああ!!!!」
かなり焦っているのか息が荒い
「どうしたんだ!!」
「西門の柵をぶっ壊して俊爪竜が入ってきやがった!!」
「そこの状況はどうなってるっ!!!!」
「ライノスとダイノスが交戦中だ!!!」
「村長!!すいませんまた今度違う石を持ってきます!!!」
そういい村長の持っていた石が入った袋を背負い
西門へ走った。
「バラノス!!お前は南門前と北門前の住民の避難をさせろ!
俺はこれで俊爪竜と戦う!!」
「馬鹿か!!確かにお前は.......」
「五月蠅い!!お前が行っても同じだろう!!!」
「くそっ分かった....死ぬなよ!」
自前の足を使い全速力で走る
逃げて惑う人や血をながして倒れている者
その先には.................
side ライノス
「くそっ当たらねぇ!!」
斧を振るが俊爪竜はそれを容易に避ける
「落ち着け!!ライノス!相手をよく見ろ!隙を突かれるぞ!」
「ギヤァアゥオオオ!!!」
俊爪竜が飛びかかってくる
「あっ!」
闇雲に振っていたせいで態勢が崩れたときにくるとは....
「あぶねぇえええぞおおおお!!!!」
絶望した瞬間ダイノスが俺の前に出て
ガキンッ!
ダイノスの剣で俊爪竜の爪を防ぐ
「今がチャンスだ!!!」
ダイノスがそう叫ぶ確かに俊爪竜は防がれて驚いている
今がチャンスである。
腰を捻り跳び渾身の一撃を俊爪竜に浴びせる。
「ギャアアアアアアォオ」
俊爪竜はそれを避けようとするが避けられない!
血が噴き出す、その槍は俊爪竜の胸を貫いた
「やったか?」
ダイノスが剣を降ろし安堵の表情になる。
「ああ、何とか倒せたな!」
そう向き直ると、ダイノスの胸は切り裂かれて吹き飛ばされていた
「ダイナスッ!!!!なんだよおまえ!何故?動ける?......?」
胸は赤く血は濁流のように出ている俊爪竜にそういった
もちろん返事はないただ、俺を殺そうとゆっくりと力強く近づいている
のは理解できた。
ビュン
その瞬間俊爪竜の胸を石が突き刺さる
「大丈夫か!!!!ライノス!!」
俺らの戦士長レイノスが来たのだ。
安堵した瞬間、俊爪竜の牙が俺に突き刺さる
「あああああっ、、、、、」
その瞬間俺は意識を失った。
俊爪竜と書いている種族はラプトルの中でもユタラプトルという恐竜で
発達した前足と速く走れる足、かなり強い牙を持っています。
大きさもなかなか大きいです。(人間よりは大きい)
気になる点がございましたらガンガン言ってきていいですよ!
その代わりブクマください。