あらすじで困る
投稿サイトで詩を投稿している人なら同意してもらえるものと思いたいのですが、詩を投稿しようというとき、粗筋のところではたと困ります。
詩の粗筋って、何。
そんなもん、ないぞ。
しかし粗筋は書かないと投稿できない……。
結果的に、詩の一節のような粗筋に仕上がる。これも十文字以上というのが地味にハードルを上げている。いや、それはそれで上手く書ければなかなかいい味が出るのだけれども、そうでないときも結構多い。
ついでに言えば、タグ・キーワードというのも厄介ですね。何かテーマがあるのならともかく、「いやあ、別に?」というとき、何も付けないのは寂しいかなと思って「詩」とか付けるけど、でもジャンルが「詩」で投稿してるしなあ……と何だか腑に落ちなかったりします。
この際だから脱線ついでにこの話もしてしまおう。投稿小説の下限文字数です。200文字というのは、これもまた地味にネックですよね。何だかんだ書いていたら200文字くらい越えることも多いけれど、越えなかったとき、文字数を水増しにかかることもたまにはありますよ。かといって、下の方に意味のない傍線などを入れるのも不恰好なので、本文を多少いじることになるけれども。
まあ、下限無制限などにしたら短歌や俳句好きの方々が次々と投稿してドエライことになることも想像に難くないから、致し方ないのだろうなあ、とも思いますけどね。そもそもが「小説家」になろうだし。詩の肩身は随分狭く、長らく不遇をかこっているけれど、あまりおおっぴらに不平を言うのもどうかな、という感じです。いつぞやのジャンル編成で詩が「その他」に突っ込まれたときは結構憤ったものでしたが、しかし実際、他のところに分類しようもないよなあ。どうしても朗々と詩を詠みたいなら、詩専門のサイトを探せと言われても仕方がない。
随分話が逸れましたが、総括。
粗筋とかキーワード、どうしてます?




