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第一備蓄(びちく) 魔女の試験

今となっては昔の話です。


魔法の国に、チクビという名の王女さまが

おりました。


彼女が17歳のとき、立派な魔女になるための

試験を受けることになりました。


夜。空には満月が(かがや)いております。


大魔王(だいまおう)で、彼女の父君が、登場します。


天は急に曇り出し、ピカッ、ゴロゴロなどと(かみなり)

が鳴り始めます。


大魔王は、威厳(いげん)を持って言い放ちます。


大魔王(以下ダイ)「わが娘、チクビよ。お前も、次の満月で、17となるな。

だが、その前に魔女となるための、試練(しれん)

待っているのだ。わかるな?」


娘「はい。お父さま。立派な魔女になるためなら、どんな試練(しれん)

も、きっと乗り越えて見せます」


ダイ「よくぞ、言った。さすがは、わが娘だ。お前は、

人間界に行くのだ。そして、人間のメスの胸に()えている

理想のチクビを見つけ出し、切り取って持って帰ってくるのだ。

この半月刀(はんげつとう)でな」


魔王は、一枚の紙を放り投げました。

紙は鳥に姿を変え、娘の元へ飛んで行きました。

鳥は娘の手のひらに止まると、

小さな半月刀(はんげつとう)に変わりました。


娘「わかりました」


ダイ「見事なしとげよ。だが、しかし、もし失敗すれば、

そのときは、お前は、おそろしい罰を受けねばならぬ。

それは、言う事さえ(はば)かれる、恐ろしい罰だ。

さあ、行けっ! お前は人間界へ行くのだっ!」


大魔王の(つえ)から光が出て、ピポポン、ピポポンなどと

音がして、チクビを光が(おお)います。



娘「あーれーっ」


チクビは、光の(うず)に巻き込まれ、天空を回転しながら上って

いきました。

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