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『価値なしと呼ばれた第二王子は、王都の裏側で灯りを灯す』  作者: 伊佐波瑞樹


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あとがき



最後まで『価値なしと呼ばれた第二王子は、王都の裏側で灯りを灯す』をお読みいただき、本当にありがとうございました。


気づけば100話。


ここまでルイスたちと一緒に歩んでくださった皆様へ、心から感謝申し上げます。


この物語は、「最強の主人公が敵を倒す話」ではなく、「誰かが安心して帰れる場所を作る物語」を描きたいという思いから始まりました。


派手な戦闘よりも、一枚の記録。

大きな魔法よりも、一つの灯り。

英雄一人ではなく、多くの人が少しずつ勇気を出して繋いだ小さな行動。


そんな積み重ねが、やがて王都を動かし、闇の中に埋もれていた真実へ届く──そんな作品を目指して書き続けてきました。


ルイス、セド、ロイド、ミラ、ガルド、エルマ。

そして市場の人々、工房の職人、水売り、水路沿いで暮らす人たち。


誰一人欠けても、この結末には辿り着けませんでした。


読者の皆様もまた、この物語を完成させてくださった大切な存在です。


一話一話読んでくださったこと。

応援や感想、評価やブックマークをくださったこと。

更新を待ってくださったこと。


その一つひとつが、私にとって次の一話を書く灯りになっていました。


本当にありがとうございます。


この作品はここで一区切りとなりますが、ルイスたちの日常は、この先もきっと続いていきます。


王都にはまだ解決すべき問題があるでしょう。

新しい出会いも、新しい困難もあるでしょう。


それでも彼らなら、誰かの帰る場所に、静かに灯りを灯し続けてくれると信じています。


この作品が、皆様の心に少しでも温かな灯りを残せたなら、作者としてこれ以上嬉しいことはありません。


改めまして、最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。


また次の物語で、お会いできる日を楽しみにしております。


――心からの感謝を込めて。

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