第2話:よく見るテンプレだ!憧れてたんだよね〜!
先程のやり取りから数分後、私とレミアさんは最寄りの街へと歩いていた
「そういえばレミアさん、さっき聞きそびれたんですけど勇者ってどんな存在なんですか?」
「勇者?あ〜あれはね──」
そうして私はしばらくレミアさんの説明を受けながら歩いた
「へー勇者って魂で決まるんですね」
「そうそう、だから勇者になりたいとかなりたくないとか関係ないから厄介でさー」
私は勇者について聞き終えた後、何故かレミアさんの愚痴を聞いていた、しかしそれなりに有益そうな情報も出る時があるのでしっかりと聞きながら歩いていく───
───そうして彼女の愚痴を聞きながら歩いていると城壁のようなものが少しづつ見えてきた
「おっそろそろ着くね、レイちゃん、あれがレスト草原から1番近くてこの辺でも一番大きい街、ラースミアだよ」
「おー想像の2倍くらい大っきいですね」
私はラースミアの大きさに驚きながら歩いているといつの間にか入口付近まで来ていた。
レミアさんはなにかのカードらしきものを見せた後に私の方に指をさした後、私の手を引いた
「それじゃあお仕事頑張ってね〜」
「はい!ありがとうございます!」
レミアさんが門番の人にそういうと門番の人は感謝の言葉を言っていた、さすが勇者って呼ばれるだけのことはあって慕われてるなぁと思いながら門をくぐった
門をくぐるとそこはとても広くて活気のある街だった
「とりあえずレイちゃんの身分証を作りたいんだけど…う〜ん…」
「どうかしたんですか?」
私は何かを悩んでいるレミアさんにどうしたのかを聞いてみることにした。
「いやね、身分証って生まれた場所とかで発行される市民証とか貴族が持つ貴族証とか私みたいな勇者とかが持ってる勇者の証とか色々な身分証があるんだけど…」
「けど?」
「商業ギルドとか冒険者ギルドとかで会員証的なのを発行して貰えるとそれを身分証として使えるんだけど…商業ギルドは登録にそれなりのお金がかかるし、何より商売をしないといけなくなるし、長い間商売をしないと会員証を剥奪されちゃうんだよねぇ…あとは冒険者ギルドの方だけど…あそこは年齢さえ足りているなら誰でも登録できるんだけど…一定数荒くれ者もいるからあんまり行きたくないんだけど…今すぐ発行できそうな場所がこの2つくらいしかないんだよね〜…」
レミアさんはそう嘆く、だが私は内心興奮していた。
(テンプレだ!異世界モノの小説とか漫画でよく見るテンプレのやつ!やってみたい!)
「レイちゃんならどうする?」
「えっと…じゃあ冒険者ギルドの方に行ってみたいです!」
ていうかこんな幼子(?)にこういうことを聞くのってどうなんだろ?一応15歳なんだけど…まぁ何故か背丈縮んでたし、前よりも幼く見えなくは無い…かな?
そうしてしばらく歩いていると、いかにも冒険者ギルドって感じの建物に着いた
「はぁ…あんまり絡まれないといいんだけど…」
レイアさんはそういうと握っている私の手を引き、冒険者ギルドの…ちょっと長いから次からはギルドでいいや。
ギルドの中に入った。
ギルドの中は酒場と一体化しており、酒の匂いがキツかった
「うわっ忘れてた、冒険者ギルドって酒場と繋がってるから酒臭いんだった、レイちゃん大丈夫?」
「大丈夫です、お酒臭いのは気にしなければいいだけですから」
「そっか、それなら良かったよ」
レミアさんは安心したのか少しだけ顔を緩めた、しかしすぐに顔を引き締め、受付らしき場所に向かった
「冒険者ギルドへようこそ、初めてお見かけしますが受注でしょうか、依頼でしょうか、それとも登録でしょうか」
「今回は登録、この子の冒険者登録のために来たから手続きをお願い」
「分かりました、とりあえず恒例としてステータスの確認をしたいので少し手をこちらに出して頂けますか?」
受付嬢らしき人は私にそう聞いてきた、なので私も素直に手を出した
「この水晶の上に手を置いていただけるとステータスが表示されますので、手をこちらの上へ、お願いします」
そう言われたので私は水晶の上に手を乗せた、するとステータスのようなものが出てきた。すんごいテンプレで嬉しい!
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名前:レイ
種族:人間?
Lv:1
年齢:15歳
状態:進化中
職種:魔法使い
魔力量:UNKNOWN
称号:×××××。×××××××××。××××××。稀有な器。魔法の才。武術の才。
スキル:自動翻訳。雷魔法(極)。幻影魔法(極)。
ユニーク:××××。××××。
××:×(1)。××(1)。×(1)。××(1)。
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「え?」
「は?」
「???」
私のステータスが表示された瞬間、私たちは意味がわからずに混乱した。
まず魔力がUNKNOWNと出たこと、それに称号の欄にも閲覧不可の部分やそもそもの詳細が分からない欄まであった。
そうして3人して固まっていると、
「どうした?」
「はっ!ギルドマスター!すいません!」
「何があったんだ?」
ギルドマスター…これまたテンプレだ。
それはともかく受付嬢さんがギルドマスターにおそらく先程のステータスの異常を報告しているのだろう、ギルドマスターが少し目を見開くとこちらに来なさいと言ってきた
「えっとぉ…」
「レイちゃん、不安なのはわかるけど、とりあえず私も着いていくから行ってみよう、もしかしたら何かわかるかもしれないし」
「そうだね、行ってみるよ」
私はレミアさんに諭されて、ギルドマスターについて行くことを決めた──
ちなみにですが、さっきのステータスを見られてもそんなにネタバレにならない程度で元に戻すとこうなります⬇
─────
名前:レイ
種族:人間?
Lv:1
年齢:15歳
状態:進化中
職種:魔法使い
魔力量:887558554458753551455585247218
称号:×の魔女。異世界からの訪問者。星核を持つ者。稀有な器。魔法の才。武術の才。
スキル:自動翻訳。雷魔法(極)。幻影魔法(極)。
ユニーク:××××。閲覧権限。
星核:×(1)。魔力(1)。雷(1)。幻影(1)。
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こんな感じですね、ちなみに魔力量がUNKNOWNとなっていたのは膨大すぎて表示ができないためです、ちなみに桁でいうと30桁なので1000京台ですが、作者が調べても何千京なのかは出てこなかったので有識者がいたら教えてください、数字は適当に決めました。ちなみにレイがなんの魔女かはまぁご察しです。
まぁ別に公開してもいいんですけどまぁ何となく隠したままにしておきます。
ユニークスキルは閲覧不可になっているステラコアが関係してたりします。




