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不透明

作者: 手葦 藤桜花

この道は何処へ続いているのだろう

よくそんな事を思うけれども

その道へ行くことはなくて

ただそれを眺めるだけその先を見つめるだけ


この場所は何も待ってはくれない

世界は何も答えてはくれない

誰かに問うてもそこに正解も不正解もない

ただ、ただ

目の前に広がる現実がある

そこへ進むしかない

夢も希望も砂粒のように

星屑のように 何処かに


苦しいよね悲しいよね悔しいよね

それでもそれでもと

ずっとずっと 探し続ける

あてがあろうとなかろうと

失敗したって 間違ったって

謝って泣いて 沈んで沈んで

また掴みに行くんだ


誰も知らない自分もわからない

まだ見えない先へ もっと先へ


あの道は何処へ続いているのだろう

そんなことを思いながら

そこで立ち尽くすこともある

自分の中で何かを感じたのなら

行ってみよう進んでみよう


笑っていけると信じて

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