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魔法?剣?私は大艦巨砲主義よ  作者: ユリアラス
一章 ハロー異世界、ハラショー異世界
39/78

誰が為の力


誠に勝手ながら章を復活させました。

一応一章完結です。次は二章です。



全く関係ないけど年末年始って超忙しくない?








--------------side カズトール王--------------



 まさか、ここまでとは…あのヤマトというもの想像の数倍威力が高い。あれを意のままに操る事が出来るとは…脅威度はアロガンツァと同じぐらいか…

 全く、なぜわしの代に限ってこうもヤベー奴がいるのか…わし…泣いていい?ぬわあぁぁぁん!もう疲れたぁぁぁん!早くクソ息子に王位継承したいよぉぉぉん!面倒なことさっさとと押し付けて、憧れの小説家デビューしたいもぉぉん。幼少の頃から小説家になる事が夢だったのに。あのクソ息子「へっ、誰がそんな面倒な仕事、早めにやるってんだよ。まだ苦しんどけジジイ」とか言いよって。

 アイツ絶対コロス。社会的に抹殺してやるぅぅ!

 その点リリーちゃんはいい子でいいね。公務に全く文句を言わないし、性格に裏表無いし、何よりわしより国民に人気だし。グスン…あれ?リリーちゃんの方が王としていい気がしてきた…

 マルメア王国初の女王誕生か!?



 ふぅ、ちょっと情緒不安定になったな。冗談抜きにこの力は扱いが困る。一応他国の皇女だからそれ相応の扱いをしないといけないけど、やらかして敵対したらオワオワリじゃん。対戦ありがとうございました。

 慎重な会議をしていって、何としても敵対しないようにしなければ…「相手は一人だ。我が国の総力を上げれば勝てる」とか言ってるバカ貴族の事を考えると頭痛が止まらん。 

 ちょっと粛清しちゃおっかな。いや、ダメだ貴重な肉壁だ。上手く使わないと。

  

 そうだ!この手詰まりな状況を小説にすれば良いんだ!余生を送るときに書く小説はこれで決まりだ。やったね!…うっ、仕事ォォォォ!


 「わし国王で、自由に生きたかったけど、国がほぼ詰みかけている件」


 これで執筆できるぞぉ(脳死)


 


    人生は 

      ハードモードだ

           クソ喰らえ



             カズトール心の一句

         



------------------------------------------




 拝啓、前世の両親へ。『人の考えてることを読めたらなぁ』と思ったことは一度はあると思います。相手の思考が筒抜けってことは何に置いても有利に働くはずです。けど、自分に対して悪口的な感情を持っていた場合、その能力は枷になると思います。

 けど、都合のいい内容だけを読み取れたら…とても素晴らしい能力になるでしょう。





              敬具

              フルール・ヤマト・ジャポニカ








 「やっぱり大和は最高だぜ。主砲を撃つだけで国のお偉いさん方を黙らせる事が出来る。戦艦が政治に深く関わっていたのがよく分かる構図だね」



 更に追加でドカーンしちゃう?

         

           ▶︎ Yes

            はい

            勿論

            喜んで




 主砲もう1斉射入りまーす。



 


 



 結局、その日は計90発の砲弾を無人島にぶち込みました。そのせいで無人島は穴だらけ。元々凶暴な魔物がいたらしいから、慈善活動みたいになったよ。無料でこき使われたんだ、それ相応の扱いをしてくれよ、王様。かー!自分の才能が恐ろしいわ。




 「さて、本日は貴重な時間を割いて頂き、ありがとうございました。今後とも友好な関係を築けるように努力していきましょう」



 港に戻ってきて、私の言葉でお開きになった。

貴族の皆さんは、未だに現実を受け入れられてないのか、目が虚空を見ています。予想では、「是非、うちに嫁として来てくれないか?」とか「実際の仮想敵はどんな感じなのか?」みたいに根掘り葉掘り聞かれると思ってたけど、どうやら現実は違うようです。




 「フルールさん。ちょっといいですか?」


 「お?どしたんリリー、何か問題でも?」



 「いえ、ただ少し聞きたい事があって」


 おうおう、どうした?そんな真剣な顔をして、そんなシリアスな展開になる様な場面じゃないぞ。


 「貴女は…その力を…ヤマトの力をどの様に使っていきたいのですか?」



 ふむ、割と真面目な質問だな。こちらも真剣に返答しますか。相手の誠意は誠意をもって返す。これコミュニケーションの極意だよ。



 「それは勿論、私の為だけに決まってるじゃないですか」


 「自分の為だけに…」


 

 「私はこの力が無いと一般人以下の能力しかないんです。容姿が優れている事や、性格がいいのも、技術を持っているのも、私は力だと考えています。私にはその力が無い。人を惹きつけるだけの力を持ってない。力の無い者に人は寄ってきません。

 もう一人で居たくないんです。もう…あんな思いをしたくない…

 だから私は、たった一つの力に縋り付く。私が誰かに気に入られる様に。私が気に入った人を守る為に、対等な友人を作るために…そして愛する人を守れる様に。誰かに愛してもらえる様に。

 だから私の為だけにです」



 リリーちゃんは豆鉄砲を喰らった様な顔していた。私の考えがそんなにおかしかったかな?



 「成程、そうでしたか…すみません。こんなこと聞いてしまって。でも…貴女はヤマト以外の力を持っていると思いますけどね。ではご機嫌よう。また明日、学園で会いましょう」




 リリーちゃんは何を考えていたのだろう。私に力がある?そんな筈はない。もし力があったら、前はもっと上手くやれていた筈。




 「ええ、また明日。」





 …リリーちゃんの言葉が胸に引っかかり続けている。私は…私は…

 …この感覚…カーミンに聞いたら分かるかな?アイツ一応神だし。何か分かるかもしれない。





 「ハハッ、ねぇ鈴。お姉ちゃん、やっぱり人と自分の気持ちを汲み取るの苦手みたい。どうやったら上手くなれるのかな?…」



 ふと、聞きたくなってみた。この場に居ないはずの妹に。けど私は鈴に聞く資格はない。昔、感情のままに八つ当たりした事があったから。その後仲直りしたけど…私は鈴が私を許す限り私を許せない。

 


 「ねぇ、お父さん、お母さん。助けてよ。」








             to be continued





最近アズレン熱が凄いです。蒼龍METAをギリワンパンできなかったことに萎えまくっていたのですが、復活です。

 ウルリッヒさん強いんですかね?そこの辺は偉い人に任せますわ。


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