第11話:残されたもの・Ⅲ
聖堂教会モール支部。
そこは外から見ても、酷い有様ではあったけれど、中はそれ以上の惨劇だった。
「・・・うっ」
めくれ上がった床板に、粉々にされた椅子。
倒れて、その先にある何かを燃やしてしまったような燭台。
多分、女神像だった、としか言いようのない石の何か。
見る限りの廃墟。
明かりはすべて消え、穴の開いた天井から差し込む太陽光だけが明るく十字架を照らすの光景は、
神聖さ、不気味さ、高貴さ、おぞましさ、色んな感情がごちゃ混ぜになる。
「・・・ああ、聖なる講堂が斯様なお姿になってしまうとは、神よ、守り切ることが出来なかった、かつての信徒を、お許しくださいませ」
マリナさんは、入って数歩の所で跪き、片腕が折れている奥の十字架に祈りを捧げている。
「・・・なんてひどい有様」
「やっぱり、魔族にとって聖堂教会は敵なんだね」
一方私とレウン君は、祈りを捧げるマリナさんの後ろで、ただ立ちすくむ事しか出来ない。
暫くの後、マリナさんは祈りを止め、私たちに向き直る。
「出来る限りの祈りは捧げたわ。あとは、我らが女神のご威光で、少しづつ清められていくと思うわ」
私はあんまり宗教とか信じるタイプではないものの、この光景を見たら、祈りを捧げるマリナさんに何か言う事なんて到底できない。
「とりあえず、何か残されたものが無いか、探しましょう。あと、」
マリナさんは、更に懐から何かの小瓶を3つ取り出す。
「もし、誰かが亡くなったとわかる痕跡があったら、これを一つまみ分、振り撒いてあげてね」
「これは・・・」
「聖灰。死者を弔う時に使うものよ」
「・・・わかりました」
急にとんでもなく重いものを託されたけれど、やらない訳にはいかない。
それから、3人での教会探索が始まった。
--------------------------------------------
最初に私は、ロビーというか、ホールというか、そうそう、講堂の部分を探索していた。
一歩歩く度に、床が軋む音か、ガラス片を踏み砕く音が鳴る。
よく見れば、座席や床が一部赤黒く染まっているところが何か所か合って、その度に苦い顔をしながら聖灰を振り撒き、黙祷を捧げる。
町に広がる噂では、教会は圧政に屈し加担する側になった、なんて言ってたけど、この光景を見る限り、そんなのは嘘っぱちだって私でもわかる。
「・・・・・・」
探せども探せども、見つかるのは胸糞悪い禍根の痕跡だけ。
本当に胸やけがし始めたので、少し気分を変え、捜索場所を変えて見る事にした。
場所は宿直室。
まあ、扉を開けた瞬間、後悔したんだけど。
だって、扉を開けるなり、辺り一面にいろんなものが散らばっている地獄が広がっていたんだもの。
ただの汚部屋ならまだしも、いや良くないけど、ここにあるのは、切り刻まれた木片、
横に真っ二つの本、油のしみ出した粉々のランタン。
ここもここで、圧倒的に酷い。
さらに、それよりも何よりも、何かが腐ったような、ほんっとうに嫌な臭いが鼻を衝く。
咄嗟に鼻と口を覆って部屋を飛び出して、深呼吸。
「はぁー・・・はぁー・・・」
ダメだって!絶対ヤバイって!見ては無いけど、間違いなくよろしくないものがある!
あったらあったで、聖灰を振らなきゃダメなんだけど!
えぇー・・・?
「あ、あのー、マリナさーん?」
「何?何か見つけた?」
結局マリナさんを頼る。
「いえ、そうじゃないんですけど・・・」
探索を中断して、こっちにやって来たマリナさんに、宿直室の部屋の入り口をさして、それとなく誘導する。
「なんというかですね・・・」
「・・・あぁ、そう言う事ね」
嗅覚が鋭いのか、勘が良いのか、マリナさんは何かの魔法を用意しながら、ゆっくりと宿直室近寄っていた。
「生命を宿し癒しの風よ、この部屋に籠った瘴気を打ち消しなさいっ」
部屋に入るなり、マリナさんは魔法を解き放ち、部屋一体に薄緑色の靄のようなものが発生する。
それをただ眺めていたら、靄はだんだんと薄くなり、そのまま消えた。
「とりあえず、部屋の空気の浄化はしたわ。でも、まだ元凶は残ったままでしょうね」
「元凶って・・・」
「そう。ここで亡くなった人、でしょうね」
やっぱりあの臭いってそう言う事なんだね・・・
今はその臭いは消えているけど、
最早捜索どころではない。
「ここに居たのは、管理者のシスターだったようね」
マリナさんは、宿直室の奥で何かを見つけたようで、深々と祈りを捧げている。
これ、私も聖灰蒔いた方が良いよね。
あんまり見たくない光景な気がするけど、目を逸らし続けるのも失礼な気がして、
意を決してその方を見た。
明かりがあんまり入って来てないから、影になってはいるけれど、確かに人影ようなものはある。
「・・・っ」
臭いは無いから吐き気は無い。
でも、それだけ。
そこにはまぎれも無い、机に突っ伏した形の、人の亡き後が残っている。
近づくと、その詳細が見えて来る。
・・・うん。
細かい事は語らないことにするね。
とにかく、祈りを捧げる為に、聖灰の小瓶の蓋を開け、一つまみしてそれに振りかける。
「・・・んん?」
「あら・・・」
すると、振りかけた聖灰のうち、狙いを外して机に落ちてしまった物の一部が光っている。
今までこんなことは無かったのに。
「・・・もしかして」
マリナさんも疑問に思ったのか、今度はマリナさんが、聖灰を机の上を重点的に蒔いた。
「・・・あっ」
「・・・文字?」
机の上には、光り輝く聖灰が文字のように散らばっていた。
まるで、ダイイングメッセージのように。
「・・・"十字架の、地下"」
「メッセージですよね。これ」
「ええ、死に際に残した、次にここに訪れる者への、決死のメッセージね・・・」
・・・つまり、自分はもう助からないと知って・・・
「聖灰による隠し文字は、聖堂教会の者なら基本的に出来る技術。魔族には見つけられない暗号手段として使われているわ。それを用いたという事は、この人は、敵が魔族であるという事を分かっていたはず」
「・・・ってことは、騎士への対抗手段が・・・?」
「ええ、遺されている可能性は十分にあるわ」
その後、レウン君を呼び戻し、講堂の奥、大きな十字架の前に集合した。
「この十字架の下に、何かが隠されている可能性が出てきたわ」
「じゅ、十字架の、下ですか・・・」
「ただ、当然しっかりと隠されていて、簡単には動かせない」
マリナさんは、十字架を力いっぱい押すが、びくともしない。
パッと見た感じ、スイッチ的な物も見当たらない。
「だからユイちゃん。拒絶の力でこの十字架、吹き飛ばしてくれるかしら」
「え、いいんですか!?」
「我が女神が、必要な犠牲と認め、許して下さることを祈るしかないわ」
「そんな!?」
でも、時間も無い。
今からカラクリを探したり、人手を集めてる余裕は無く、実質選択肢は一つだった。
「じゃ、じゃあ、行きますよ・・・?」
両腕に拒絶の力を貯める。
やり方は前のバリアに近いけど、攻撃的な事を考えると、衝撃波の方がそれっぽい。
「ば、ばちが当たりませんように!!」
半ばヤケクソ気味に放出した。
バァン!!
と、風圧のような、打撃音のような、何かの音がして、目の前の十字架は、講堂の奥の壁に突き刺さっていた。
「うん。ありがとうユイちゃん」
「そ、そうですね・・・」
本当に大丈夫だろうね!?
不安が募る中さっきまで十字架があった場所を覗くと、確かにそこには、扉というか、床下収納っぽい何かがある。
「なんかありますよ・・・?」
レウン君が近寄って、取っ手のようなものを引っ張ると、それはあっさりと開いた。
中には、1冊の本と、いくつかのペンダントが入っていた。
マリナさんは、ペンダントを手に取って、それをまじまじと見つめている。
「これは・・・"反故の宣誓"・・・?」
「・・・って、何ですか?」
「簡単に言うと、魔族との契約を強制的に打ち切るペンダントね。確かにこれを掲げれば、魔族である黒騎士を無理やり魔界に帰すことが出来るわ・・・」
「・・・って事は、」
「ええ、光属性どころか、魔法にも頼らない対抗手段になりうるわ。それも、魔族は抵抗すら出来ないレベルのね」
「や、やりましたね!!」
私とマリナさん、二人でハイタッチ・・・に近い事をする。
ぶつけ合うっていうより、重ね合う、って動きはなんて言うんだろう?
そんな中、レウン君は、残った本の表紙を、まじまじと見つめていた。
「・・・レウン君?」
声をかけつつ、その本を見ると、そこには、
"結束の剣の真実"
と。
結束の剣。
それは間違いなく、レウン君が持つ剣の名前、
その真実ってどういう事だろう?
私はあの村で、伝承を聞いた。
あの、悪しき者が現れた時目覚めて、勇者を見定めて、その悪しきものを倒す、
みたいな話だったと思う。
それは真実じゃないって事?
「・・・これ・・・」
私もそれが一体何を指し示すのか理解できず、本の表紙を眺めて固まるしかない。
「随分と古い本ね」
気が付けば、マリナさんもレウン君と私の背後に回り、本の表紙を見ていた。
「結束の剣の・・・真実・・・ね」
「ど、どう言う事なんでしょう・・・」
レウン君は、本と腰に下げられた剣を交互に見ている。
・・・やっぱり気のせいじゃないというか、剣の光はちょっと強くなってると思う。
ここが暗いからかもしれないけど、鞘に入っている状態でも、うっすら光が漏れて見えてる気がする。
「・・・どちらにせよ、見てみるしかないわね」
「・・・」
「記された真実が何だったとしても、今の結束の剣は力を持っていないし、元凶に打ち勝てるとも思わない。真実から目を逸らしてはいけない時が来たのかもしれないわ」
「・・・で、ですね」
肯定の意を示すレウン君ではあるけれど、その声は震え、不安と期待に揺れ動く不安定な声色をしている。
きっと、他人のお悩み相談とか、そんな事をしていなかったとしても、一発で分かるほどに。
「不安なら、私が先に読んであげるわ」
「だ、大丈夫です・・・!僕も見ます!」
それでも、レウン君は使命感からなのか、皆が見えるように、バキバキのステンドグラス越しに光が当たる、丁度いい場所に移動してから本を開いた。
「・・・」
大体、書かれていることをようやくしたらこうだ。
"結束の剣は伝承の上では、邪悪なる者がこの地に現れた時覚醒し、勇者を見定め、その力を束ね光の一閃と化す。それは大部分は間違ってはいない。しかし、その伝承には致命的に抜けている要素がある。
それは皆の力を束ね光の刃と成すという部分。
力を束ねるというのは、比喩表現でも何でもない。
文字通り、その力を剣に集中させ、その力を以て、絶大な破壊力を持つ光の刃を生成する。
そして、その剣に集中するのは、仲間の命である。
正確には、生命の維持に影響を及ぼすほどの魔力である。
我々人間は、生命活動と共にミストからエーテルを生み出す。つまり、生きる事と、魔力を生むことはイコールなのである。そしてその剣は、仲間の生命活動を極限に加速させ、通常では得られない魔力を生成させ、それを吸収する。
結果として、勇者が仲間だと思った対象は、「迅速にに寿命で死ぬ」
そんな、仲間と認めた物を殺す剣を以て、平常心を保つことのできた物は過去ほぼ存在しない"
・・・って感じ。
エグいなんてものじゃあない。
人の魔力を命の危険を顧みず、強引に吸い取る?
そんなの、勇者の武器でもなんでもない。
寧ろ、魔王側の代物。
「・・・そんなっ!?」
レウン君は、持っていた剣を放り投げた。
教会の傷だらけの床を転がり、辺りに散らばる瓦礫に紛れるように止まる。
さっきまでほんのり光っていたあの光が、人の魔力を吸って光ってたなんて思うと無理も無い。
っていうか、この光つまり私の魔力だったって事だよね!?
「・・・犠牲無くして勝利はならず、そんなの英雄譚に書ける訳無いわよね」
「だとしてもこれは・・・」
「ええ、本来なら、第一級の呪具。教会が地下霊廟で封印処理を行うような代物よ」
「・・・」
不気味な静寂が広がる。
だれもが、目の前の剣を見つめ、かつ近寄ろうとはしない。
「ううむ・・・」
それでも、マリナさんは何かを真剣に考えている。
「確かに、こんなものは使えないわ。今でいう仲間は、私やユイちゃん。兄のレイル君にレジスタンスの面々かしら。それら皆が犠牲になるなんて選択肢は取れない」
「し、死にたくは、無いですからね・・・」
そんな事を思いつつ、頭の片隅で、
生きる事=魔力放出、つまり魔力を過剰に放出させることで、早く寿命を尽きさせる、という文面に凄まじく引っかかっている。
それが事実なら、私すっごい早死にするんじゃないの?って。
常人の600倍の魔力という事は、600倍の速度で老化して・・・
・・・
・・・んん?
人間100歳が寿命だとすると、100倍速く老化して1年、
さらに6倍速だから、2か月。
・・・もう私死んで無い?
手を見つめるけど、別にシワシワでもヨボヨボでもない。
一般的な中高生のお肌。
体力は絶望的にないけど、別に腰痛に悩まされてるなんてことも無い。
記憶喪失ではあったけど、認知症ではない。
・・・寿命が来てる感は一切ない。
「・・・あのう・・・」
なので、ちょっと意見タイムに入った。
「何かしら?」
「今ちょっと計算したんですけど、もし生きてることと、魔力の発生が完全にリンクしてるんだったら、私もう寿命で死んでる計算になっちゃってるんですけど・・・」
「え?」
マリナさんは、中空を見つめ、暗算しているような顔になった後、
「・・・そうね。確かに」
と、多分私と同じ結論を出した。
「そうなるとですよ?もしかしたら、この真実ってやつも、結構盛ってたりするんじゃないかなー?って、思わなくも無いんですよね・・・」
「実際は、魔力を強引に引き出しても死ぬわけではないと?」
「も、もしかしたら、ですよ?」
「確かにね。でも、」
マリナさんの顔は相変わらず険しい。
「もし、実際にこの本に書かれていることが真実だった場合、剣を覚醒させれば私たちは死ぬ。そんなリスクを、ユイちゃんには負わせられないわ」
「ま、マリナさんは・・・?」
「・・・この惨状を見て、黙っている訳には、行かないわ」
よく見ると、マリナさんの拳は握られていて、細かく震えている。
・・・教会をボロボロに、信徒を皆殺しにされて、ブチ切れ寸前のようだ。
「いざとなれば、私一人の命を捧げても、ここを牛耳る輩を打ち倒すわ」
「そ、それはダメですって!?」
別にこの自治区が犠牲になっても良いとか、そう言う事じゃないけど、私個人としては、マリナさんには生きていて欲しい。
ああ、どうすればいいの!?
「も、もう、剣には頼らず私の魔力で吹っ飛ばすとか、そう言うのでいいんじゃないですか!?」
でも思いつく手段がそんなのしかない。
「それで何とかなるのならいいけれど、あれほどの騎士を使役する存在、何を用意してるか分からない以上、ユイちゃんに全て頼り切るわけにもいかない。多分、ユイちゃんの魔力も万能じゃない、みたいな経験はあるはずよ」
「・・・」
・・・思い出されるのは、
アウフタクトで出会った魔法の師匠、エルドレッド先輩。
あの人の封印魔法で、私の魔力はかなり封じ込まれた。
あの時はぶっちゃけ先輩の方が辛そうだったけど、あの隙に騎士に襲われたら多分無理。
「でも、どうすれば・・・」
「な、何とか、探しましょう・・・!無事に済む方法を・・・!」
「そうはいっても・・・」
「・・・本当にこれが事実で、他に救いも無いなら、勇者の剣、なんて呼ばれるはずないですって」
レウン君のその一言で、ハッとする。
確かにそう。
この話の通りなら、死ぬのは味方、勇者は生き残る訳で、どっかで呪いの剣とかそういう話になってもおかしくない。
「その本のどこかに助かった話とかは載っているかもしれないわね」
そうして皆で本を目が皿になるほど読んで、見つけた記述は2つだけ。
一つ目はこれ。
"過去、1例だけ仲間の犠牲を生まぬ闘いがあった。
それは、勇者はこの地を統べる王。
どの民にも分け隔てなく接し、信用も厚く、当世に伝わる生贄の風習を断ち切った偉大なる王。
その王に立ちはだかった、山ほど巨大な黒蛇にその剣は目覚めた。
王は勇敢に立ち向かった、民を背に。王は聡明だった、三百の民を率いて戦略的に戦った。王は勇猛だった、民の力を背に光の刃を携えて。
しかし、黒蛇はそれ以上に頑強だった。三百の民の意思全てを纏った、背にした村程に巨大な光の刃を以てしてもその鱗は裂かれず、王は食い止める事で精一杯だった。
民の中には生贄を申し出る物も居た。王は断った。
なればと、民は王に更なる魔力を捧げた。しかし、光の刃はそれ以上の輝きを得ず、最終的には、王が黒蛇の中に呑まれ、内側から黒蛇を裂き勝利した。
しかし、その負担は大きく、ほどなくして王は息絶えた。
勇者となった王は、自らの身を犠牲にし、民を失うこと無く、勝利したのだ"
そして、二つ目。
"その勇者は、魔術師だった。
本人はくだらないと吐き捨てつつも剣を取った。5人の弟子を連れて。
理由は単純な物だ。本人の魔法の探求を邪魔するものが現れたからだ。
魔術師は博識で、すぐさまその剣が魔力を媒介し光の刃を生むものだと知った。
そうと知った魔術師は、自らの魔力を手持ちの宝石に込め、貯めこみ始めた。
いつでもその光の刃を振るえるように。
敵はすぐ近くに居た。同じ国の王。
神を否定し悪魔を信奉する狂信者。
魔術師は王宮に乗り込むと、その剣を振るう。
1撃目を凌がれると、弟子は魔術師に魔力を送り出した。そこで魔術師は言う。
「君らの魔力など要らない。この私の力だけで十分だ」と
その言葉通り、魔術師は手にした宝石を全て叩き割り、光の刃は王宮を貫くほどの大太刀へと変貌した。
もはや、弟子の援助は無意味であった。その剣は王宮ごと王を叩き潰し、魔術師は勝利する
彼こそが黎明の魔術師の、若き時である"
「・・・」
完璧な昔話。
私の世界で見たのなら、どっかの神話かなんかなんだろうなぁ、と思うようなお話だ。
「・・・これって・・・つまり、どういう事なんでしょう・・・?」
話の上では、ナチュラルに民や弟子が死んでいない。
さっきの話と矛盾してそうな感じだけど・・・
「この二つの話から、共通点を探しましょう」