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第9話:新たなお仕事、新たな冒険・Ⅲ

「ここが俺たちの村だ」


2人に案内されて訪れた場所は2人の故郷。

見た目的にはローチェ村と特に変わらない、木造の家と畑の目立つ、簡素な村だった。

ぽつぽつと農作業をしていたり、店先で買い物をしている人、屋根に上って金槌か何かで屋根を叩いている人等、村人の姿も見える。

ただ、木々にあまり囲まれていない分、多少殺風景にもみえてしまう。


「ま、まあ、何もない所ですけど・・・」


自信なさげなレウン君・・・だったよね?

気弱で小さくて、剣を持ってる方が弟のレウン君。

強気で大きくて、銃を持ってる方が兄のレイル君・・・だったはず。


パッと見では何もないのは見て取れるけれど、実はそうじゃない可能性だって十分にある。

道中薬屋を見つけて、ふとローチェ村でのあれこれを思い出しそうになって、必死で堪えた。


「村の様子には、特に変わった所は無いわね・・・」

「ここは例の騎士共に目を付けられるほど大きい村でもないからな」


村の様子を確認しながら、レイル君とマリナさんが話している。

ここストラド自治区では聖堂教会は圧政に屈してしまっているので、聖堂教会の人間だという事がばれるとマウイらしく、マリナさんは修道着の上から、普通の人が着ていそうなマントを羽織っている。

武器でもある大きな十字架にも革袋をかぶせてあるのだけれど、角ばったシルエットは丸見えだし、なんかばれそうな気がする。


一方の私は一見修道着っぽくはみえるものの、そうでは無いのでお咎めなしだった。

私の衣服も、大きい荷物を抱えたマリナさんも、それなりに目立つ格好だとは思うのだけれど、道行く村人はそれほど気にしてはいない・・・というよりも、


「あらレウン君にレイル君、お帰りなさい」

「帰って来たって事は、何か続報があったのかい?」


と、対象はレイル君とレウン君ばかり。

・・・当然と言えば当然だけどね。


一応、


「そこのお二人はレウン君たちの協力者ですかい?」


と声をかけてくれる人も居るには居たけど、少数派だった。

これが村社会という奴だろうか・・・



「あそこだ。あれが俺らの家だ」


すこし歩いた後、ぽつぽつと立ち並ぶ家のうち一つを指さしながらレイル君は言う。

その家は他の家とあまり大きさは変わらない、まぁまぁの大きさの平屋。

ローチェ村でも一番多かったサイズだったと思う。

ってことは多分、村のとしては一番スタンダードな家なのかな。


「私たちは外で持っていた方が良いかしら?」


家に入る前、マリナさんがそう問いかける。

その"たち"には多分私も含まれている。


「いいや、どうせすぐ入れる事になるだろうし一緒でいい」

「そうなの?じゃあ、遠慮なく同行させてもらうわね。ユイちゃんもね」

「え、あっ、はい!」


急に話を振られるのは何時まで経っても慣れない。


「んじゃあ、入るぞ」


一応の確認を取ってから、レイル君は玄関のドアを叩き、そのままドアを開けた。

鍵とかかかってないんだ・・・


「「ただいま」」


兄弟2人はハモった声と一緒に家に入っていくので、

マリナさんと私も少しだけ感覚を開けて玄関のドアをくぐる。

やっぱりここも、

玄関とは言っても、靴を脱ぐスペースは無く、土足で入る形。

アウフタクトの教会も、ローチェ村も宿屋やリズちゃんの家もそうだったけど、まだやっぱり違和感が凄い。


「おかえりなさい!」


家の方から、大人の女性の声がする。

・・・というより母親らしい声がする。


「早かったわねぇ、あれ、その二人は?」


多分レイル君たちの母親だと思うその人は、

確かにレイル君たちと血がつながっていそうな顔立ちに、同じ髪色、

そしてシンプルな布の服に年季が入ったエプロン姿という、いかにもな恰好だった。


そんな母親が、私たちの方を不思議そうに見ているので、とりあえず一礼しておいた。


「あ、ああ、その辺を話すつもりで一回帰って来たんだ」

「そ、そういうこと・・・」


「そうなの、私はマール・ユーリト。この子達の母親です」


マールと名乗るその人は、丁寧な仕草で一礼をした。

・・・それに、レウン君たちの苗字・・・?って、ユーリトなんだ。



--------------------------------------------



「なるほどね、あなた達はお仲間さんなのね」


居間のような所に通された私たちは、母親に対してレジスタンス活動に協力するという事の説明をすることになった。

一通りの状況説明をレイル君とマリナさんが行い、マールさんはしっかりと事の顛末を理解してくれた。

マリナさんと私が聖堂教会の所属であるとか、いきなり奇襲をかけて来たとか、そういう省いたところもあるけれど・・・


その間、レウンくんと私は便乗とばかりに二人の説明に相槌を打ちながら話を聞いていた。

・・・だって私が話したって纏まる気がしないもん。

スピーチの経験が無い訳じゃないけど、こんなレジスタンスがどうとか野宿がどうとか、そんな分野の話なんてしたこと無い。


「そういえば、お二人のお名前を聞いてなかったわね」


居間のテーブルに置かれたクッキーのような焼き菓子に手を伸ばそうとしたとき、そんなことを言われて思わ宇手を引っ込める。

名乗らなきゃ!と思うよりも先に、レイル君が私たちの事を紹介する。


「あ、言ってなかったっけ?この人がマリナさんで、こっちがユイさん」


「ご紹介に預かりました、アウフタクト在住の冒険者、マリナでございます」


名を呼ばれたマリナさんは、聖堂教会の物であるとバレぬよう、仮の立場で自己紹介をした。


「えっと、マリナさんの付き添いのユイです」


嘘は言ってない。


「一応、私共の立場としては、一時の協力関係を結んだレジスタンス同士、という事になります」

「ええ、この子たちだけだと少し不安だし、助かるわ」

「とはいえ、こちらはアウフタクト在住の身、あまりこちらストラド自治区の事は良く知らぬ身でありますが故、少しばかり現状についてお聞かせいただけると助かるのですが・・・」

「それはええ、喜んで!」


マリナさんが第二の本題に切り込む。

それは情報収集。

ここストラド自治区の圧政の話は今の所レイル君たちからしか聞いていない。だから、活動をするにせよ情報がまだまだ足りない、というのがマリナさんの見解だった。

それに、例の伝説の剣とやらも気になる。

とはいえ、様子を見た感じそれも好意的に捉えてくれているようだ。


「少し資料とかを持ってくるから、待ってくれるかしら」

「はい。わかりました」

「レイル、レウン、手伝って?」

「「はーい」」


マールさんは二人を連れて今の外へと出て行き、久しぶりにマリナさんと二人きりになる。


「思ったよりすんなり受け入れてくれましたね」


見知った人だけになった安心感から、胸をなでおろしながら、安どの息を吐く。


「ええそうね」


マリナさんも、先ほどまでの真剣な感じから、優しい雰囲気に戻り私の方を見てくれている。


「一応、様子を見ながら気配を探っていたけれど、動揺や裏は見当たらなかったし、私達を偽る気も無く、正しい意味で歓迎されていると思ってよさそうね」

「そんなとこまで見てたんですね・・・」

「敵の像が不明な以上、どういう罠があるかは常に見ておかないとね」

「それってもしかして・・・」

「あの母親も兄弟もナントカっていう侯爵の手先で、レジスタンス候補を誘い込んでいる、そんな可能性だって無い訳じゃないのよ」

「そんな・・・」

「昔のとある悪徳宗教団体はそう言う事をしていたわ」

「怖っ・・・」


つくづくこの世界は恐ろしいことで満ち溢れている。

・・・けど、もしかしたら元の世界でも、私の預かり知らぬ所では、似たような事例は起きているのかもしれない。

たまにニュースで報道されていた誘拐事件なんてのも、もしかしたら・・・?

そう思うと、元の世界も少し怖くなってくる。


そんな事を思い身を震わせていると、部屋の奥の方から話し声がうっすら聞こえて来る。

こんな状況だからか、こっそりと聞き耳を立ててみた。

見ると、マリナさんも同じことをしている。


「あんな美人な人と可愛い子、どこで見つけてきたの!」

「いやだから境界沿いの森だって・・・」

「いい?レイルでもレウンでもいいから、あのユイって子はゲットしなさいよ?」

「「え、ええ・・・!?」」

「多分、マリナさんって人が保護者だと思うから、失礼の無いようにね」


漏れ聞こえてくる声を聴いて、マリナさんと二人、思わずお互いに見合う。


「裏はなさそうですけど、下心は在りそうですね・・・」

「ユイちゃんは渡さないから大丈夫よ」

「っていうかあの兄弟にはその気はないんだと思います・・・」


そもそも、私は元の世界にちょっと気になってる人が居るの!

でもまぁそれは、私以外の人には何にも関係ないか・・・

どちらにせよ元の世界に戻るという目的がある以上、こちらの世界で恋人を作る気はない。


また駆関係ない話題で盛り上がっていたレイル君ら一家だったが、ちゃんと説明の準備自体はしていたらしく、

戻ってくる時には、地図や何かしらのチラシ、絵本など色々な物を抱えて戻って来た。


「まずこれが、ここストラド自治区の地図よ」


テーブルに地図が広げられる。

以前私が見た物より、自治区そのものに焦点を当てられている詳細な地図だ。

その地図のど真ん中、円形に囲まれた都市のような所をまず指さした。


「真ん中にあるのが中央区ストラディウムね」

「多分、奴はここに居る筈だ」

「多分?」

「ストラディウムは、近頃はずっと封鎖されてるんだ。今中がどうなってんのか誰にもわからない」

「なるほど。ますます怪しいわね。それも踏まえて情報収集と行きましょう」


まるで魔王の城についての話のような事が、目の前でなされている。

本当にこんな事態に首を突っ込んで良かったのかな?と今更不安になるけれど、許せないのも事実だし、私の力はこういうものを打ち破るために使うのだと誓ったし、今更な話だ。


「そして自治区で2番目に大きいとしがここ、モールだ」

「・・・アウフタクトへ行商を出しているのも、聖堂教会の支部があるのもここだったわね」

「ああ、っても、今はもうそれどころじゃない。例の騎士が巡回してて、表面上は豊かなだけさ」

「表面上は豊か、ねぇ・・・」


マリナさんも、地図を見ながら頬に手を当て難しい顔をしている。


「あとはここみたいな小規模な町村がぽつぽつとあるだけさ、そこもゆっくりとだが騎士共の進行が始まってるらしい」

「結構、大変な事になってるんですね・・・」

「ああ、もう自治区の粗方は支配されてると思った方が良い。小さな村々は食料を持っていかれているらしいしな」

「・・・どうして、そんな事するんでしょうかね・・・」


現状を知れば知るほど、ふつふつと怒りが湧いてくる。

元の世界でもキレ散らかしたことはあるけど、そんな感じで怒りとストレスが蓄積されていく感じがある。


相手にどうしようも出来ないような理不尽を叩きつけて来るような人が嫌いだ。


・・・一体私にどうすれば、どうすることも出来ない私は何をすれば、


・・・ああ違った、今の私は、どうすることも出来ない訳じゃない。


「ユイちゃん、抑えて!!」


ふとマリナさんの叫び声で我に返る。


「え、あ、はい!?」

「魔法、漏れ出ちゃってる!」

「ん?ちょ、うわ、ホントだ!」


気が付くと体の至る所から軽く放電していた。

全身をパリパリと小さな音が駆け巡り、太腿あたりからは小さい線香花火の光のようなものが出ているし、

髪の毛に至っては静電気でも起きたのか、ぶわっと広がってしまっている。


「ご、ごめんなさい・・・」


慌てて魔力を自制する体制に入ると、放電現象は収まり、髪も元に戻った。

・・・ソファ焦げさせたりしてないよね・・・?


「ユイちゃんにはちょっと刺激的すぎる話だったかしら?」

「そ、そういう訳じゃないんですけど・・・」


いや、ある意味じゃやっぱり刺激的だったのかもしれない。

あのまま話し続けられてたら普通にキレてたかもしれないし。


「一旦この話は中断にしましょうか。他にも聞きたいお話はあるし」


私を気遣ってか、話題を変えようとするマリナさん。

他に聞きたい事って何だろう?

と思っていたら、


「ん、なんだか外がざわついているような・・・?」


そんな兄弟の母親の一言に、全員が窓の外を見る。

・・・といってもカーテンが閉まっているから外の様子はうかがえないけれど。

でも、


「まさか・・・!」

「あ、あの騎士たちが・・・?」


さっきまでの話を聞いていると、いやでも思ってしまう事がある。

騎士たちが周囲の村を侵略しにかかっていると。


「くっそっ!!」


勢いよくレイル君が立ち上がり、立てかけられていた銃を強引に掴む。


「レイル!」

「お兄ちゃん!」


マールさんとレウン君も勢いよく立ち上がり呼び止めるが、聞く耳を持たず、その勢いのまま飛び出して行ってしまった。


「ぼ、僕も言ってくるよ・・・!」

「レウン!?」


そして、レウン君もまた、銃と一緒に立てかけられていた伝説の剣、と言われている剣を掴んで出て行ってしまった。

兄弟が二人とも飛び出して行ってしまい、心配そうな表情で玄関の方を見つめる母親を見て、


「ユイちゃん。私達も行ってみましょう」

「は、はいっ!」


マリナさんに言われて、

いざ起きた緊急事態・・・かもしれない事態に、震える足を叩いて奮い立たせ、兄弟を追うマリナさんについて行った。



--------------------------------------------


兄弟を追ってたどり着いた先は村の入り口。

ほんの数十分くらい前に私たちが通っていった場所に人だかりが出来ていた。


その人だかりの端っこに兄弟の姿が見えたので、マリナさんと二人、人だかりを回り込むように近寄って行った。


「レイル君レウン君!」


ざわつきの中でもちゃんと聞こえる位の声量で声をかける。


「二人とも、来てくれたか」

「あ、あれがほら・・・例の騎士だよ・・・」


震える指をさすレウン君の指す先には、3体ほど何かが居た。

あまり前に出ないように、と制するマリナさんの手の間から様子を見る。


「・・・なんだろう・・・アレ」


確かに、騎士、と言えるかもしれない。

表情の分からないフルフェイスの兜を始め、鎧、腕、脚に至るまで、露出している部位が一切無い、真っ黒の鎧を身にまとっている。

光沢とかはさほどなく、太陽の光を受けても鈍い反射しかして無くて、夜には絶対に見えなくなりそう。


でも、そんなところよりなにより不気味なのは、

その大きさ。

私が小柄だからとかじゃない。周りの人と比べても、絶対に2メートル以上はあるし、何なら3メートルに届くんじゃないかって大きさがある。

もう、メートルがこっちでどんな単位で呼ばれてたか思い出せないくらいの衝撃。


そしてマント。

騎士たちは一様に黒いボロボロのマントをしている。

でも、よく見るとそれは布っぽくない質感をしていて、何だろう・・・

風ではためいている感じとはまた違う、何か奇妙な動き方をしている。

こっちもこっちで正体不明で、不気味で気持ち悪い。


レイル君たちが、あいつらは人間なんかじゃ無い、という気持ちがよく解る。


「・・・さて」


兄弟の影から騎士を観察していたら、騎士のうち一体が一歩前に出て、ここに居る全員に聞かせるようにしゃべり出した。


『大方察しのついているものも居るだろうが、改めて宣言しよう』


何の感情も無く淡々と告げられるその声も、だいぶ不気味だった。

兜越しだからこもっているとかそういうレベルではなく、低くお腹の底が震えるような音としての声と、脳みそに直接届いてくるような言葉としての声、その二つが一緒に響いてくる感じ。

とにかく、今まで経験したこと無いような何かが伝わって来てる。


『これより当集落は、ストラディウム管制区の支配下とし、今後の運営を我ら漆黒騎士団に移譲する』


「そんな・・・」

「ついにここにも・・・」



騎士たちの宣言に、そんなざわつきが巻き起こる。

もはや有無を言わせない、とてもいうような一方的な宣言。


『よって、貴様ら集落民には、速やかに武装破棄を命ずる。従わぬ場合、この場で処断しよう』


「っ・・・!!」


騎士の一人が、まるで大人一人ほどもあるような黒く巨大な剣を引き抜き、辺りに緊張が走る。

私含め、レイル君、レウン君、マリナさんは皆武器を携帯している。

どれもきっと大切な物だろう。

少なくともレウン君の剣はこの村に伝わる伝説の剣らしいし、マリナさんの十字架も協会が所有する貴重な物らしい。

今すぐそれを捨てろと言われても、そう簡単にはいかない者ばかり。

私だって、この銃はいざという時にとアウフタクトの先輩が持たせてくれたものだ。

しかし、


ガラガラと、周囲からは金属や木材がぶつかる音が響いてくる。


「まさか騎士がこんなに恐ろしいものだったなんて・・・」

「か、勝てっこねぇよ・・・」


騎士の威圧感、恐怖に恐れをなし、村人たちが手に持っていた剣や槍を地面に落としている音だった。

実際、私もあの巨大な剣、あれを振るわれたら私なんて縦にも横にも真っ二つだと思うと、怖くて一歩も動けない。

寧ろ、今立てているだけでもマシだと思うくらいだった。

マリナさんがこっそりと私の前に立ち、かばう体勢をとってくれていなければ、とっくに腰を抜かしてたと思う。


武器やその類を地面にばらまき、後ずさりしていく村人たちと、固まって動くことが出来ないでいる私達。

なんなら私も村人たちに混じって逃げてしまいたいくらい・・・なのだけれど、前にも後ろにも足が動かない。


そんな中、ずっと動かずにいる私たちに、遂に騎士たちの視線が向いてしまう。


『貴様ら、武装破棄を命ずると言ったはずだが』


「・・・ちっ!!」


動いたのは、レイル君だった。

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