表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
敏捷値が高い=強い(旧題ランゲージバトル)  作者: また太び
5章 青の領域と赤の領域(続)
66/172

勢力戦勃発7

「邪魔するぞ」


「あ、クレアさん。どうかしました?」


「ふむ、少し聞きたい事があってな」



場面は中央拠点に戻り、クレアは1人で作戦室を訪れていた。



「赤側にこのギルドの奴らはいるか?」



クレアが見せた紙には赤いドクロに真っ黒なナイフが刺さったデザインのギルドマークが描かれていた。



「これは銀二も警戒していたギルドの……」


「いるのか。奴らが」


「はい……グレイヴのギルドが赤側の指揮を取っているようでして」


「なるほど。なら、自分の味方も捨て駒にするような戦法も理解出来る」


「ええ……ところでクレアさんは何か気になる事が?」


「ちょっと個人的にな。なに、確認したかっただけだ。気にするな」



クレアは紙を懐にしまうとそのまま作戦室を後にした。



「………」



カツカツとヒールを鳴らしながらクレアは廊下を歩く。帽子を深く被った彼女の表情は読めない。



「レギュン……お前がいるのか…」



クレアはこれから起きる不穏な空気を肌で感じていた。




颯太と言えばレーナ共に再び霧の世界を歩いていた。

先ほどから黒い影がチラチラ見えるのだが、それをレーナに言う度に『それは幻覚だよ』と言ってくれて何とか正気を保っていた。



「なんかやけに幻覚を見るようになったな……」


「私には見えないけど、颯太が言うのならそうなんだろうね。何か見えたら私にすぐ言うんだよ?」


「あぁ、頼りにしているぞ」



当初の予定は霧の原因を探り、これを加山に報告する事だったのだが、この霧の中を脱出する事は極めて困難だと判断して、予定を変更することにした。

まず詩織を見つけること。次にこの霧を発生させた発動者を撃破して霧を解除することの2つだ。



「ティアは無事だろうか……」


「ん~何とも言えないね」


「これが状態異常扱いならレジスト出来るのに…」


「あ~これエフェクト扱いなんだ。ホント厄介な能力だね」


「ホントそれ――――レーナ!?あ、あれは幻覚か!?」


「え?」



颯太が指差した場所には今まさに2人の前を通り過ぎようとしている詩織の姿があった。



「幻覚じゃない……」


「ほ、ほんとか!?お、おい!ティア!」



だが、颯太の声が聞こえないのか詩織はそのまま歩いて白い世界に消えて行ってしまった。



「あ!おい!待てよ!」


「そ、颯太!このまま進むのは危険だよ!」


「まだそう遠くはないはずだ!来い!シーザー!」



紫電と共に現れたシーザーに颯太は跨るとレーナを引っ張り上げて無理やり自分の前に座らせる。



「行け!」



詩織が消えて行った方角にシーザーを走らせ、雷虎は霧の世界を突き進む。



「頼む!間に合ってくれ!」



彼女の影を追って霧の世界を進むと、また海岸に出た。



「どこだ……」


「颯太、多分洞窟」



シーザーから降りて周りを見渡す。するとレーナが指差す方向に洞窟を発見した。



「ティア!」


「あ、待ってよー!」



颯太はレーナを置いて走り出し、レーナは慌てて彼の後を追った。



「はぁはぁ……ちょっと、颯太速すぎ…」


「これは……」



レーナが肩で息をしながらやっと颯太に追いつくと、彼は岩陰に刺さったフラッグを発見した。



「あれ、それ」


「フラッグにティアの名前がある。これは、ティアが設置したマーキングフラッグだ」


「んじゃここに…」


「ティアー!!俺だー!」


「…………反応はないね」


「ふむ……とりあえず奥まで行ってみよう。もしかしたら何か残しているかもしれない」



颯太は詩織が残したフラッグを握りしめて奥へと進んだ。



「ティアー!いたら返事してくれー!」


「いたら返事していると思うけど」


「それは確かにそうだけどさ」



レーナの冷静なツッコミに颯太は軽くこける。



「ん?」


「あ…」



颯太は奥で倒れているプレイヤーを発見した。その恰好は見慣れていて、先ほどまで自分と一緒に行動していた――――



「ティア!!!」


「うわ、ホントにいたってなんか気絶しているよ」


「おい!ティア!起きろ!」



詩織に駆け寄り、身体をゆするが一向に目覚める気配がない。



「颯太、これ」


「ん?なんだ……刃物で切られたような…」


「それにHPが少しずつ減って行っているよ」


「……とりあえず外に―――」


「ッ!?颯太!!」


「――――ッ!?」



レーナが叫ぶと同時に颯太は詩織を抱えたまま回避行動を取った。



「いっつッ!」



しかし、完全に躱す事が出来なかったようで、右肩が浅く切られていた。颯太は一度自分の肩に目をやってから襲撃者を睨んだ。



「イズル……!」


「あひゃひゃひゃ!!!避けられた!避けられちまったよ!!」


「シーザー。ティアを抱えてこの洞窟から脱出しろ」


「ガルウ…」


「大丈夫だ。いいから、行け」



シーザーの背中にぐったりと気絶している詩織を乗せて、颯太はシーザーの頬を優しく叩いた。それで決心がついたのか、シーザーは勢いよく飛び出してイズルの脇を通り抜けて行った。



「かっこいいねええ!でもでも、俺に切りつけられたらそれで終わりなんだよ」


「どういう―――がはッ!?」



イズルは無造作にナイフを虚空に振るうと、颯太の身体が刃物に切りつけられたかのように痛みを発した。



「なッ!?」


「ひゃひゃひゃひゃ!たまんねえ!この困惑したような顔がたまらねえんだよおおお!」


「狂ってやがる…」



颯太は大剣を握る。しかし、右肩にうまく力が入らない。変に思った颯太はステータスを確認すると筋力ステータスが低下していた。



「お前なのか、この霧を発生させたのは」


「あ~?あぁ、そうだぜ。最高だったぜ~?味方同士が永遠と殺し合う様子はよ!」


「そうか」



攻撃力は下がっている。だが、敏捷ステータスに異常はない。



「くッ!」



颯太は弾丸のように飛び出した。



「おお?はええな~」



だがイズルはのらりくらりと攻撃を躱し、その度に適当に振られるナイフが颯太のHPを確実に削って行く。



「ひゃひゃひゃひゃ!こええこええ!お前なんつう敏捷ステータス持ってんだよ」


「くそッ…!」


「それにお前の剣は当たったら終わりだからな!んじゃ、俺は逃げさせて貰うぜ~!」


「なにッ!?逃がすか!!」



颯太は回復ポーションを飲んでHPを回復させながら、背を向けて逃げ始めたイズルを慌てて追う。



「ほらぁああ!ほらああ!」


「いっつッ!厄介だな…あのナイフ」



銃に変形させてイズルを狙うが、右肩の激痛で照準がなかなか合わず、弾丸は見当違いな方向に飛んで行く。



「ちゃんと狙わないと当たらないよ~?」


「結局接近戦だけか…」



これも奴の能力なのだろう。先ほどから武器化したレーナと会話が出来ず、敵の神器の対策が練る事が出来ない。



「なら奴の速度を上回る速度で接近戦を仕掛ける!」



颯太は右肩の激痛を無視してジグザグに飛んでイズルへ攻撃を仕掛けた。



「ドッキリパニ~ック!」


「うお!?」



背中を切りつける瞬間イズルの身体が2体に分かれ、颯太の攻撃を避けたと思ったらイズルが2人になった。



「さぁさぁ!どっちが本物かな~!?かな~!?」


「舐めるなぁああああ!」


「おお!?よく動けるもんだな~」



目にも止まらぬ速度で颯太はほぼ同時に2体の分身を切り刻んだ。



「2体とも分身……だと?!」


「あっはっはっは!!もう外だぞ~!」



2体の分身が消えると同時に颯太の少し先の位置に本物のイズルが姿を現した。



「あれ?これもしかしたら俺勝てんじゃね?俺、混沌に勝てるんじゃね?」


「ちっ…」


「4世代目に負ける2世代目最強の神器………ぷぷ…ぶひゃっひゃっひゃっひゃ!!」



イズルは遂に洞窟から出てしまった。颯太もイズルの後を追って洞窟から出てくるが、霧のせいでイズルがどこにいるのか分からない。



「お前、俺の事を知っているのか」


「当たり前だろ~!?だってお前クレアの仲間なんだろ!?」



イズルの声がどこからともなく聞こえてくる。この世界は彼が主導権を握っている。こちらから相手の位置は掴めないが、相手はこちらの位置を知っている。最悪の状況だ。



「クレアさん?」


「あいつうちのギルドのこと目の敵にしているからなぁ!ホントうぜえのなんの」


「―――ッ!!」



骸骨のモンスターが突然現れて颯太に剣を振るうが、冷静に躱して大剣を一閃してまとめて倒す。



「あらぁ、まだまだやる気みたいだな~おい!く~!俺にももう少し攻撃力があればさっさと殺せるのによ!」


『そうだ。ナイフの攻撃はそこまで高くはない。このままじっとしていればオートリジェネで何とかダメージを相殺できそうだ』


「………あ~つまんね。お前、ホントつまんね。なぁ、颯太。今から面白いことしてやるよ」


「何がだ」


「さっきの可愛い子ちゃん。名前なんつったっけ?」


「……―――お前まさか!」


「そうそう!そういう焦る顔が見たいんだよ!なぁなぁなぁ!俺今からお前じゃなくてあの子切りつけるからさ!早く俺を見つけて止めて見せろよ!!なぁ!なぁあああ!」


「このくそ野郎が!!」


「ぎゃはははははは!!!ほらほら走れ走れ!!」


「ちッ!!お前!絶対に許さないからな!」


「おうおう!許さなくて結構だぜ!んなことより早く楽しい楽しいかくれんぼやろうぜ!」



颯太の頬に嫌な汗が流れる。詩織は颯太よりも数段防御力が低い。颯太に残された時間は限られていた。



「お?この子は相当脆いみたいだな~!これじゃもしかして俺の一人勝ちかな~!?勝ち確定か~!?」


「人質を盾にして自分の勝利を掲げるとは、馬鹿さ加減もここに極まったな」


「へ~?別に勝ちゃあいいじゃん!!誰もお前みたいに真っ向勝負で戦うやつなんていねえんだよ!」


「お前の行為が最低だと言っているんだ。ホント反吐が出る」


「おいおい、ゲームは楽しまなくちゃ損だろ~?人の楽しみ方は人それぞれ。人の楽しみや趣味に口出ししちゃダメって習わなかったのでちゅか~?」


「習ってないな。少なくとも他人を盾にしないとまともに戦えない奴のような趣味は知らん」


「……言ってくれるじゃねえか。でも関係ないもんねー!!!俺は楽しければいいんだよー!!いつまで冷静でいられるかな~!?」


「ちっ……」



颯太は舌打ちをした。まぁこんな安い挑発でイズルが真っ向勝負に乗って来るとは思っていない。

だが、時間稼ぎが出来ればいい。



『こっちが不利な状況に変わりはない………相手の位置は分からないし、こうしている間にもティアは…』


「何か……何かないのか…!」


「ほらほら!!もう少しで死んでしまうぞー!?ああああやばい!俺!こんな可愛い女の子を殺しちゃうんだ!あっぁああああやばい!」



左目もレーナとリンクがうまく行かないせいか、索敵範囲がいつもより狭く、全く役に立たない。



「1つだけあるか………でも、俺の身体が……」


「お?どうしたどうした?何かやるのか?いいぜ?いいぜ?やってみろよ?見せてみろよ?」


「やるしかないか……」



颯太は大剣を頭上で回し、勢いよく地面に突き刺した。



「頼むぞ!レーナ!」



そして叫ぶ。



暗黒大陸ニュクス・エレボス・ガイア!!」



颯太が叫ぶと同時に地面に突き刺した大剣から暗黒の光が放たれ、辺り一帯を闇の世界へと染め上げた。



「なッ!?お、俺の結界が!?」



星々と月の光のみが照らす闇の世界で、イズルは自分の結界が塗り替えられたことに混乱していた。



『颯太颯太、闇の雨まで発動しちゃうと颯太の身体が本当に崩壊しちゃうからこっちで封印したよ』


「ありがとう、レーナ」



頭の中を埋め尽くす怨念と呪詛の言葉で気が狂いそうだが、颯太は今しがた吐き出した黒い血を服の袖をぬぐいながらレーナに礼を言う。



『暗黒大陸発動中は私のパラメーターが大幅強化されているから、好きにやっちゃって。あと、この覚醒中だけに使えるスキルもあるよ』


「了解」



颯太は左目を解放し、今まで分からなかったイズルの位置を割り出す事に成功する。



「そこか」



ぐっと地を踏むと、颯太は今までの速度とは比較にならない程の速度でイズル目掛けて一直線に走り出した。



「くそ!なんだよこれ!!混沌が覚醒していたとか聞いてねえよ!!」


「ごふッ!」


『颯太……』



黒い血を吐きだしながら颯太は紫電砲を構えた。



「大丈夫だ」


『………無理しないでね』


「あぁ、すぐ終わる」



黒い稲妻が発射された。



「当たってたまるかよ!!」



イズルは木から降りて紫電砲を何とか避ける。もう先ほどのような余裕はない。



「まずは1発貰うぞ」


「な!?は、速すぎんだろ!?」



イズルの背後に回り、颯太は詩織が受けた傷同様に背中を水平に切りつけた。



「ぎゃああああ!?このくそがああああ!」


『毒、スリップ、火傷、全ステータス20%減少追加』


「エレボスの炎」



ヤケクソ気味に振られたナイフが颯太の右肩を傷付けるが、颯太は少しだけ顔を歪ませるだけで次の動作に移る。

大剣を右手だけで持ち、空いた左手を振り返ったイズルに向ける。すると左手の周りに紫色の魔法陣が現れて、そこから黒い炎弾が幾重にも放たれた。



「くそがくそがくそがくそがくそがあああああ!!!」



イズルはナイフで応戦するが、何発かは身体に当たって命中した身体の箇所がどんどん黒ずんでいく。



「レーナ、決めに行くぞ」


『うん!』


「な、なんだよこれ……か、身体黒くなって……うわあああああ!?」


「―――sword dance…」



更に颯太は左手を水平に振ると空からイズルへ向けて無数の武器が一斉に降り注ぐ。その武器たちは過去にレーナが見て記憶した神器のものだった。



「アァァァアアアアア――――ッ!?!!?!!」



身体を貫くありとあらゆる武器にイズルは絶叫を上げることしか出来ず、颯太は追撃のため走り出す。



「―――ッ!!」



まず颯太は地面に突き刺さった1本の細い剣を手に取り、容赦なくイズルへ振り下ろす。



「うげえッ!?」



切りつけた瞬間剣は消え、次に颯太は休むことなく近くにあった斧を掴んで一閃する。



「うぼお!?」



これを颯太は落ちている武器すべて使って悪夢としか思えない攻撃を躊躇わず行う。

普通の神器ならば8回は死んでいるであろう攻撃にイズルは不幸にも耐えてしまう。それは己の防御のピーキーな高さに嘆くしかないだろう。



『颯太、そろそろ結界発動限界だよ…』


「あぁ…」



ガチャリと大剣を持ち替え、地面に大剣を寝かせる。

そして颯太は右手で大剣の柄を引き抜き、柄の長さが伸びると大剣が黒い炎を纏い始めた。



「End Chaos」


「うぎゃあああああああああああ!?!!!?」



大剣は空間を引き裂き、引き裂かれた空間に結界を生成していた混沌が呑み込まれて行く。

それはまるでブラックホールのようで、イズルも例外なくブラックホールに呑みこまれて行った。



ブラックホールが消え去り、空間が揺らぐと颯太の目の前には美しいエメラルドグリーンの海が広がっていた。



「…………」



颯太は何もない虚空に大剣で一閃すると、空間が引き裂かれて中からイズルが投げ出された。

イズルは気を失っており、そして彼の神器は粉々に砕け散っていた。



『神器コア完全破壊。もう、彼はランゲージバトルに参加する権限を失った。後は運営が記憶を操作して彼は何事もなくいつもの日常に戻るよ』


「そうか」



吐き捨てるように言い、颯太は大剣を背中のホルターにしまう。



「颯太ー!!」



それと同時にイズルを倒した事によって目を覚ました詩織がシーザーに跨ってやってきた。



「颯太!?ボロボロじゃない!どうしたの!?って……もしかしてこの人が…」


「あぁ、全部終わった。こいつがティアを背後から切りつけた本人であり、霧で他のプレイヤー達を惑わせた犯人だ」



海風で颯太のボロボロのコートがなびく。



「加山さんに報告しなきゃいけないな」


『颯太、でも覚醒使った後だから無理しない方が…』


「え!?颯太覚醒能力使ったの!?」


「使ったよ。じゃないとこいつを倒せなかった」


「そんなに強かったんだ……」


「まぁ勝ったからいいさ。それじゃ、帰ろう」


「この人はどうするの?」


「放っておいていい。もうこいつは何も出来ないはずだ」


「どういうこと?」


「神器を……破壊した…」


「………そっか…」



颯太はあの部屋の事を知っている。この男の神器にだって帰るべき自分の身体があったはずだ。だが、それを颯太は破壊した。

詩織は神器の正体を知らない。しかし、颯太の悲しげな表情を察してそれ以上追及してくることはなかった。



『颯太殿、気に病む必要はない。我らはデータ。何もそなたが気に病む必要など何一つないのだ』


「………そうだな」



琥太郎の言葉が颯太の心に強く突き刺さった。


1日に2つ投稿するなんて久しぶりだな~と感じていました、どうもまた太びです。


今回の話は覚醒能力VS覚醒能力でした。

まぁ4世代目と2世代目の神器なので、性能差はどう頑張っても埋めることが出来ず、レーナの暗黒大陸が発動してしまえばあとは一方的な展開でしたね。

ちなみにイズルが使っていた神器の名前は『イメージブレイク』という神器でして、クレアのニヴルヘイムと似ていて霧そのものです。ですが、彼女のと違う点は意思疎通が不可能な事です。

イメージブレイクは言葉を発することが出来ないので、そこがニヴルヘイムと違うところでしょうね。


一度傷を負わせることが出来れば後は一方的になぶることができる持久戦に特化した神器でして、攻撃力こそ低いですが、面白い神器だなと考えていて思いました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ