人物紹介②
・滉介
・性別:男性
・容姿:幼い頃から川や山を走り回っていたため、自然に出来たしなやかな筋肉を作り上げており、肩幅が広くガッチリとした体型をしている。
・身長:178cm
・体重:70kg
・髪型:短い銀髪を後ろに流して紐でまとめている。
・性格:姉が警察、親がある有名な財閥なだけに達観した性格をしている。人の気持ちを読み取ることが得意で、場の空気を瞬時に把握して適切な対応をすることが出来る隠れた天才。
使用神器:コスモフラグメント・リーナ
攻撃C 耐久A 敏捷C 幸運C
能力解放:1浄化の光 2武器変形 3 癒しの光 4切断
覚醒能力:1??? 2???
余り自分のことを語りたがらない滉介の日常生活は謎に包まれている。
リーナ本人も滉介の部屋から一歩も外の世界に出たことがなく、いつも彼が買ってくるゲームや玩具を一人で遊んでいる。家族構成を聞いたことがあったが、その時彼は確か『姉しか知らん』と言っていた。
『両親はいないのかしら?』とリーナ尋ねた。しかし彼は無言を貫くだけだった。
・ユキナ
・性別:女性
・容姿:小学生相応の華奢な身体であり、元々運動が出来ないこともあってか同年代の子よりも身長や体重も全て平均を下回っている。
・身長:143cm
・体重:40kg
・髪型:茶髪のアホ毛付きのショートヘア。
・性格:天真爛漫という言葉が似合う少女。何をやるにしても全力で打ち込み、非常に負けず嫌いな一面も見せる。
使用神器:ビャッコ
攻撃A 耐久D- 敏捷A++ 幸運A-
能力解放:1四神合体 2ビャッコの証 3??? 4???
覚醒能力:1???
本名は江西名雪という小学校に通う11歳の女の子だ。
ユキナは生まれつき喘息持ちで運動が出来ず、いつも体育の時は見学することしか出来なかった。
別に運動がしたいと思ったことはない。11歳にして自分の身に起きていることをその身に受け止めているユキナはいつも楽しそうに体育をしている同級生を不思議に思っていた。
『何故そんなに動く事が楽しいのか』ユキナはそう思った。疲れるだけなのに、転んだら痛いだけなのに、何故そこまで楽しそうに動く事が出来るのか。ユキナは不思議でたまらなかった。
しかし、ユキナはランゲージバトルと出会う。そこは自分の持病も関係なくただ単純に身体を全力で動かす事が出来る夢のような世界。それと同時に理解する運動の楽しさ。
ユキナはログアウトしたくはなかった。この世界で普段動かせない身体をずっとずっと永遠に動かしていたかった。しかし、普段何も喋らないビャッコが必ず定時になると『名雪、時間だ』と言う。
毎回変わらない文句にユキナは頬膨らませるが、また明日学校に行って家に帰ってくれば夢の世界で遊べる。そう自分に言い聞かせてユキナはビャッコの言葉に『しょーがないなー』と渋々頷く。そう、また夢の世界でいっぱい遊ぶために。
・コスモフラグメント・リーナ
・性別:女性
・容姿:運動が出来るレーナに対してリーナはインドア一直線なため、レーナと比べて細身の体型をしている。
・身長:147cm 微妙にレーナより1㎝だけ高い。
・体重:41kg
・髪型:レーナとほとんど一緒だが、銀髪で前髪の中央にあるくせ毛がレーナと反対。
・性格:高飛車でものぐさな性格だが、根はとても優しく面倒見がいい。
能力説明
・浄化の光:相手に天にも昇るような祈りの歌を聴かせて昇天させる能力。レーナと同じくリーナ本体に判定があり、触ってしまえば文字通り昇天という名の即死である。
レーナより強力な能力ではないが、即死が効かない相手にはHPの最大上限を徐々に減らしていくギル・スリップという状態異常を必ず起こす。更にリーナの攻撃を受ける度に神器の重さが増していく聖の鉄槌というバッドステータスも付与する。ちなみにこれはリーナだけが持つ固有バッドステータスであるため、レーナは再現することが出来ない。
・武器変形:これはレーナ同様に彼女が見てきた神器の形態を分析し、自分の物とする強力な能力である。しかし、今回が初めての参戦となったリーナだが、誠に不本意なことにレーナの武器貯蔵記憶が彼女にもこっそり受け継がれている。レーナはその事を知らない。でもリーナは知っている。
・癒しの光:自分に受けるバッドステータスを無効化する能力。ここまではレーナの肉体共有の状態異常完全レジストと一緒だが、リーナは味方が受けたバッドステータスを50%の確率で治す事が可能である。この判定は10秒ごとに判定が起きる。
・切断:切断攻撃に対して威力を1.5倍にする強力な能力である。この能力によって攻撃力の低さをカバーする事も出来る。
覚醒能力:1??? 2???
リーナは本来レーナと対になるはずの神器だった。レーナが1世代目でリーナがカウンターの2世代目として。
しかし、リーナとレーナの製造に関わっていた前任者が亡くなり、リーナは長い時をあの試験管の中で過ごしてきたのである。
そして長い年月が過ぎ、神器として生まれ変わった彼女にはまだ自分が普通の人間だった頃の記憶が少しだけ残っていた。それは金髪の少女と一緒にどこかの牧場を走り回っている何て事のない記憶。
『おねーちゃん!早く牛さんにご飯あげにいこーよー!』
『こら!○○○!余り走ると転ぶわよ!』
『うわいてっ!』
『ほら言わんこっちゃない……どこ擦りむいたの?』
微笑ましい記憶だった。恐らく自分が姉で、金髪の少女が妹なのだろう。
何故自分だけが記憶を持ち、他の神器は何一つ覚えていないのか。それは分からないし、知る必要もないと考えている。
だが、もし叶うのであれば自分の記憶の世界に残るあの可愛らしい妹に会いたいと少しだけ願ってしまった。
・ビャッコ
・性別:男性
・容姿:獣なため謎に包まれているが、声から察するに50代から60代そこらの男性だと判断される。
・身長:???
・体重:???
・髪型:???
・性格:未登場ではあるが、四神の中で朱雀と最も仲が良く悪を決して許さない正義感に溢れている紳士。
能力説明
四神合体:ビャッコ、セイリュウ、スザク、ゲンブの4体の神器が合体して強大な力を得る能力。
ビャッコの証:神速ビャッコの証をその身に刻み、攻撃スキル使用時に攻撃ステータスと敏捷ステータスを1.2倍する能力。これはバフ扱いである。
???:???
???:???
覚醒能力:???
ビャッコは常に名雪の姿を見守って来た。
学校での生活、家での生活、両親との会話、学校の友達との会話。
そこで気付いたことがあった。それはこの世界に少女の居場所がどこにもないということ。
そしてビャッコの予想は的中し、少女はランゲージバトルの世界でやっと自分の本当の居場所を見つけた。
だがそれは彼が最も恐れていた居場所だった。今はこの作られた仮想世界を自分の居場所だと思うのは良い。
しかし、ここは夢の世界。いつかは覚める幻想の世界なのだ。いつまでも夢を見ることは出来ない。
ビャッコはいつか少女に気付かせなければならないと思っている。堅苦しいランゲージバトルの説明書も読めず、自分の言葉に耳も貸そうとしないどこまでも無邪気な少女に残酷な真実を…………。
少し短いですが、滉介とユキナの紹介でした。
これから共に戦っていく仲間なので、紹介しておこうと思いました。
2016年6月7日 最終更新日。
更新しました!長らくお待たせしたところがありますが、よろしくお願いします!




