どのようにして準備を整えるのか?
説明&準備回です
彼女が去った後僕はヘルプを見ていた。魔力という概念があるファンタジーのような世界らしい。
魔力は一度研究してみたかった素材だ。ヘルプによると、どんな形にもどんな姿にもなる。という有り得なさすぎて逆に笑えてくるような素材、それが空気中にまであるという。
もちろん、有り余るポイントを使ってスキルを習得した。
習得したスキルは≪再生≫≪直感≫≪召喚術≫≪全属性魔法≫≪魔力変換≫≪魔力吸収≫≪操縦≫≪料理≫≪錬金術≫≪読書≫≪人形術≫≪紋章術≫≪魔導書生産≫≪武具の扱い≫≪魔導具生産≫≪武具生産≫≪死霊術≫≪食物生産≫≪ダンジョン生成≫≪ダンジョンコア生産≫≪魔力節約≫≪無詠唱≫≪魔力の扱い≫≪魔力回復≫≪研究≫≪機械術≫≪魔力生産≫≪精神攻撃完全耐性≫≪解析≫≪機械生産≫あたりだ。
今後ポイントを使う機会があるかもしれないので読書スキルを使いスキルを本にして読むという形でポイントを節約した。魔力が入った空気と魔力が入った素材や水もポイントを使い呼び出した。いまは専用の機械を使い調べているところだ。
契約の書という本に載っている物とも契約を結んで別の世界に連れて行けるらしい。もちろん連れて行く者には目星をつけてある。準備ができ次第呼び出し、どちらも納得ができる形で契約を結ぶ予定だ。
謎といえば研究、読書、錬金術、解析、機械生産のスキルは習得した時からランクが最大値だったことだがそれについては後で調べてみる事にする。
なぜなら、今は魔力の研究をしているからだ。解析のスキルでも魔力については解析できないらしい、だがそんなことは問題ではない、僕には僕が作った僕だけの研究設備があるからだ。
これで解析ができない場合でも魔力に関するスキルを習得したのでそれを使っている僕を外からありとあらゆる手段で観測すれば何かくらいは掴めるだろう。
さて、解析が終わるまでは暇なのでスキルのランクを上げる。スキルのランクを上げる手段はポイントを使うかそのスキルを使う作業を行うかの二つなので作業を行えない作成や生成系のスキルはポイントで最大まで上げる事にする。
次にダンジョンコア生産のスキルを使いダンジョンコアを作る。素材は解析が終わった素材たちだ。失敗したとしてもコアには後から素材を継ぎ足せる機能がついているので問題ない。
作ったダンジョンコアを使いダンジョン生成のスキルを発動し僕の研究所を指定。ダンジョンの範囲も後から変えることが可能なので問題ない。問題があるとすれば研究所が入りきるかどうかだったのだが使った材料がそこそこ良かったらしく研究所をすべて範囲に収めることができた。
そのあと、余った素材で思考で操ることができ血を吸えば吸うほど強くなっていく剣を作る。
その剣を使って自分の体を切りまくれば再生スキルのランクもアップし剣も強くなるしこぼれた血や切り離した肉を研究所に吸わせればダンジョンの成長にもつながる。
ちなみにダンジョンの成長条件は生物の体や魔力を吸うことと魔力をコアに吸わせることだとヘルプに書いてあった。魔力を吸わせるほうはすでに実験済みなのでもう一つのほうも僕の体で実験しようという試みだ。
再生スキルも回復までにかかる時間を計ることによってより効率よく使っていく。
というわけで、実験の始まりだ!
ダンジョンコアに使われた素材はアダマンタイト、エリクサー、神龍の骨などのレア素材です