桜の樹の下でギターを鳴らして
❀本羽 香那様主催企画「一足先の春の詩歌企画」参加作品です。
冬が去ったのなら
雪景色を拭い去り
春の訪れを喜ぼう
猫がにゃあと鳴く春が来たのなら
僕もにゃあと言って 春の挨拶を交わそう
小鳥たちとはどんな会話をしよう
いも虫と目が合ったのなら
帽子を傾けて「やあ」と挨拶をしよう
やがて蝶になり春の空を舞うきみを想像しながら
春の唄を口ずさもう
未来はわからない
でもきっと素敵な日々になるだろう
桜の樹の下でギターを鳴らしながら
春の曲をおもいっきり歌おう
みんなが集まってくるだろう
そうしたら
舞う桜の花びらを風の五線譜に乗せて
でたらめな曲を作るのもいい
桜の花びらの音符たちも踊るだろう
楽しい春はもう其処に来ているのだから
一緒に手を取り輪になって歌おう
ラララ ララララ ラララララ……
この詩は歌手のあいみょんさんの曲を聴きながら書きました。
イメージが広がることを願って。
お読みくださり本当にありがとうございました。