表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
落ち零れ冒険者の快進撃  作者: 政某
序章
1/4

第1話 未知の島出現、そして旅立ち。

初めまして、初めての小説投稿です。

慣れないことだらけですが、皆さんに楽しんで読んでもらえると幸いです!


2020年突如太平洋沖に謎の浮遊島が現れた。


浮遊島が現れるのとほぼ同じタイミングで世界各地において1000近くもの雷が落ちたのだ。そしてその落雷の後には全て同じ模様の淡く光る魔方陣が残されていた。


世界は一時大混乱に陥った。


アメリカ空軍は未知の島に向け、すぐさま戦闘機数機向かわせたが、その浮遊島まであと10kmというところですべての戦闘機の電源が落ちたのだ。

そのまま戦闘機は落下。パイロットたちは緊急脱出し全員が無事というニュースが次の日の日本の全国放送に流れた。

そんなニュースを中学一年の俺、佐藤 進は好奇心に目を輝かせてみていた。


「速報です。アメリカ海軍が先ほど母艦から浮遊島へむけて弾道ミサイルで攻撃をしたことを発表しました。次の映像をご覧ください」


写っていたのはいかにも軍人な男性数名、そのうちの一人がミサイル発射の合図をだし。ミサイル数発がゴォォォォという轟音とともに浮遊島えと向かって打ち上げられていった。そして次の瞬間雷鳴のような轟音とともにミサイルが爆発。

数秒後全八方位から被弾した煙が退いていく。

その後残ったのは半径10kmの球体を避けるように流れていく煙だった。


ニュースで流れた映像はそこまでであった。


ここ数日でわかったことは浮遊島の周りには結界のがあり。

攻撃は壁のようなもので遮られ。飛行機や戦闘機などの乗り物で近づくものはEMPのような力が働き。制御不能になるということだけだ。


浮遊島が現れて一年もしないうちに色々とわかってきたことがある。

それは、浮遊島には落雷跡の魔方陣に入ることでその島の上に行けることだが銃や装甲車などはその場に取り残されるようだ。

島の上は平野で真ん中に高くそびえ立つ白亜の塔があること。

そのなかに入ると一層一層が見かけよりも大部広く異形の生き物が生息していて特殊な武器や防具、アイテムなどファンタジーに出てきそうな物や資源も豊富にあること。

そしてその白く輝く塔に潜り、財を築こうとするものを冒険者と呼ぶようになった。


佐藤進が高校に入り2年3年になり卒業するとき。世界の人口70億人のおおよそ10%は冒険者と言う職業に就いていた。

そして佐藤進もまた・・・


高校三年の卒業式が終わり周りがクラスのみんなと最後の時間を過ごしてる時も俺は1人で浮遊島のある方角ばかりみていた

「卒業式の日も空ばかり見て。あんたに冒険者なんて無理だよ!どーせすぐ死んでしまうんだから他の仕事見つけなさいよっ!」


横でガミガミいってくる女は幼なじみの近藤咲

口には出さないが黒髪ロングの清楚系でいつも履いてる黒いタイツが欲にあっている。


「うるせーよ、俺は卒業したら世界一の冒険者になって世界で始めてあの塔の頂上に立つんだよ!

そして誰も住めねーよーなでっけー家にすんでやる!」


俺はそう言われるのが許せなくて机の上に立ち叫んでしまった。

恥ずかしくなり教室から走り去った。そのまま怒りと涙をこらえながら家まではしった。


「ただいまぁ」


「進、卒業おめでとう、本当に冒険者になるの?

あんたは運動も出来ないし力も無い。その上魔力まで人並みなのよだから・・・」


母さんまでも俺をバカにしやがって、

俺は靴を脱ぎ捨てると同時に

「うるさい!俺は中1の時のニュースを見たときから憧れてたんだ!

もしそこで死ぬようなことがあっても母さんには関係ないだろ!」


怒鳴り付け。自分の部屋に入った。

家族のことは大好きだ、だが、好きだからこそ両親は幸せな老後を過ごしてほしい。

今母さんは原因不明の病におちいっている。白亜の塔で取れると言う、エリクサーを使えばガンの末期で余命1ヶ月という症状も治ったという前例がある。

だがそれは白亜の塔250層以降で、過去に数個見つかった程度でどれも数億円という値段が付いていた。


「進、お父さんと貴方に話したい事があるの、ちょっとリビングまで来てくれないかしら、もう冒険者になるのを止めたりしないから。」


「わかった、すぐいくよ」


「ゆりか、が寝ている間に話しておきたいからお願いね。」


ゆりか、俺は絶対お前にとって誇れる冒険者になってかえってくるからな。

俺は5つ年下の妹に心の中でそう言い、荷物を積めていった。


そして、荷物の準備が終わりリビングへ


「やっぱりもう出るんだな」


「父さん・・・」


「進、わしとお母さんでこの日のために、これを用意したんだ。

こんな物しか用意できなかったわしたちを許してくれ」


そういって渡されたのは高級そうな木箱、アパート暮らしの僕たち四人家族には買うことが躊躇われるような木箱はずっしりとした重量感があり、その中からは心が奮わされるようなオーラが伝わってくる。


「開けてもいい??」


「「あけてみなさい」」


僕は恐る恐る木箱の紐をほどいていく

そして、蓋を開けると中には鏡のような光沢のある40cmほどの日本刀のようなものが入っていた。

柄の部分は黒い光沢をはなっており、よく見ると繊細な模様が描かれている。


「いいの?」


「あぁ、お前が島で装備を買うために必死になってアルバイトをしているのを知っている。本気で冒険者になるんだと思ったから父さん達も応援するために母さんと買ったんだ。」


「そうよ、進、それで浮いた武器代をポーションなどを買ってちょうだい」


「ありがとう。父さん、母さん」


俺は気づいたら泣いていた。

そして、父さんと母さんに今まで育ててくれて感謝していることや、下らない会話を少しして。夜の00:00になった。


「父さん、母さんタクシーを呼んであるからもういくね」


「あぁ、ゆりかにお前が少しの間研修にいくとつたえておくよ」


「進、危なくなったら逃げるのよ」


「そうだ、進、その刀はお前につけておく、ちゃんと稼いでつけを払いに来るんだぞ」


「ありがとう。」


俺はその一言だけを口にだしタクシーに乗り込む


「運転手さん、近くの魔方陣のある場所知っていますか??」


「あぁ。それならわかるよ、ここから車で2、3時間行った田舎の山の麓にあるとこだね。」


「はい、そこまでおねがいします。」


「ところで兄ちゃん、冒険者の人かい??」


「いえ、まだ冒険者にではないです。

昨日の高校を卒業したのでこれから島に行って冒険者登録をしようとおもってます。」


「そうかい、若いっていうのはいいねー、夢が詰まってる」


「はは、ありがとうございます。」


それから数分後、昨日は忙しかったためか、俺は眠りについていた。


「お客さん、ついたよ」


「あ、はい、ありがとうございました。」


「起こす前にそこの自販機でかってきだんだ、差し入れだこれでも飲みながら歩きな」

そういって、運転手はコーヒーくれて、がんばりなよとだけ言い残し去っていった。

林に囲まれた歩道を歩き始めて数分後。

看板と魔方陣が見えてきた、日本に数ヶ所ある魔方陣の近くには交番があり、だれがいつ入ったかを記録している。

そして、制約書になにがあっても自己責任であるのところに署名し俺はフェンスで囲まれた魔法陣の目の前にきた。

深呼吸をし、これから起こることに胸を膨らませながら俺は魔方陣の中にはいる。

その瞬間光が少し強く光ったと思ったら、体を浮遊感が包んだと思ったら次の瞬間には浮遊島にいた。


「ここが浮遊島、別名スカイアイランドか。」

今では島は世界中の冒険者があつまり、それをお客とする、宿、屋台、鍛冶屋などで眠らない島と化していた。


魔方陣にはいる前に見た時刻は午前四時

なのにスカイアイランド内は大勢のお店や冒険者に達で賑わっていた。


まず俺は冒険者登録をするためにスカイアイランド内にある冒険者ギルドに向かっていた。

六年前のあの異変いこう地球の人々の半分近くが魔力を宿すようになっていた。

ただ、その魔力は個人差があり魔力をたくさん持っている人は魔法使いや、ヒーラーとなり、パーティーで重宝されていた。

スカイアイランド内を歩くとローブを着た魔法使いや白亜の塔の中で何らかのスキルの種を食べたであろう、戦士風な男など多種多様な外国人や日本人が歩いていた。


そんなこんなで歩いてる内に俺は冒険者ギルドに到着する。


ギルドの中に入り新規登録用紙を記入し受け付けに持っていく。


緑がかった金髪をしたエルフが受付をしていて俺は驚愕した。

そして改めて周りを見るとエルフや獣人と言った人たちがちらほらみえる。


「そー言えば、スカイアイランドはもうひとつの世界と地球から人がきているんでしたね。」


「そーです。ここはもうひとつの世界、通称アデスと呼ばれている私たちのエルフや獣人などが住む世界とあなた方ヒューマンだけの地球から来ることができるようになったんです。

それでは登録をしますから少々おまちください」


数秒後


「はい、お待たせいたしました。

こちらが冒険者カードになります。

では簡単に冒険者について説明致しますね。」


受付嬢のウィルと言う女のエルフから聞いた内容はこうだ

・冒険者カードには魔力が込められておりその人の最高到達階層、所属チーム、各モンスターの討伐数等が書かれており

所持金はカードの中に入っていて生体認証でその人のしかつかえなくなっている。

・カードのを持っているとその人が突破した5の倍数ごとにある転移陣に転移できる機能がある。


・地球でホテルなどの情報記入をいちいちしなくてもサービスを受けられる機能が付いている。


・50階層ごとにカードの色が変わり、その冒険者のランクが示されている。

1~50階層は白   ランクは G

51~100階層は青  ランクは F

101~150は緑   ランクは E

151~200は赤   ランクは D

201~250は銅   ランクは C

251~300は銀   ランクは B

と表示されるらしい。

ここ数年のトップランカー数チーム最高到達階層は267階層で、それ以降もカードの表記などが変わると思われるのだが、どういう風になるのかは不明。

噂ではランクはSまであるといわれている。


そしてダンジョンの戦利品等についての説明だが。

モンスターの素材は売却額の10%は税金でとられ。

モンスターの中にある魔石は売却するとすべて自分のお金となる。

白亜の塔で冒険者の遺体を見つけた場合は持ち帰るとその人の手持ちの半額をもらえ、残りは遺体と一緒に遺族へ返還される。

あと、ダンジョン内の事故等についてはすべて自己責任とする。

であった。


俺は冒険者登録を済ますと、ワクワクしながら屋台で家系のラーメンを食べたあと、1泊5000円の宿に向かうのであった。

これからは出来れば1週間に1話以上は掲載していこうと思っているので応援よろしくおねがいします!m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ