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70話 聖女に相談する

聖女の威厳とは。

「あぁん❤ カナタ様ぁん❤ 拝謁(お会い)したかったですぅぅぅ❤」


 誰だお前、と突っ込みたくなるような媚びた態度で、聖女がカナタの前に現れた。


 神聖教会の聖堂へと転移したカナタは、聖堂を守る騎士たちに最敬礼で出迎えられ、聖女マリアンヌの元へと通された。


 カナタの奇跡を目の当たりにした神聖教会の関係者は、今までの腐敗した態度を改め、日々精進する毎日である。


 聖女マリアンヌの新興したモフモフ教の教義も毎日勉強している。


 もはや、神聖教会の力を各国へと伸ばし、裏から世界を牛耳ろうとしていた大悪女は存在しなかった。


『ええい、カナタに気安く抱きつくではないわ!』


『貴様の胸が押しつけられて不快なのだ。しっしっ!』


『妾のあるじ様に抱きついて良いのは、妾だけじゃぞ!』


 頭に乗ったザグギエルと胸に抱きかかえられたフェンリルと右肩に乗ったエリザヴェトが、マリアンヌに威嚇する。


「まぁ、新たな聖獣様が加わったのですね」


 魔王、神狼、屍姫と聖獣と呼べそうなのはフェンリルだけだが、モフモフ教の教義から見ればカナタが引き連れているなら、どんな魔物も聖獣になるのだろう。


『ていっ!』


 さらに顔を近づけてきたマリアンヌの顔をエリザヴェトの小さな翼が打つ。


「ああっ❤」


 まったく痛みはないはずだが、マリアンヌは大げさに床に倒れた。


『今じゃ、者どもかかれ!』


『ぬおお!』


『うおお!』


 巨悪打つべしと、三匹はマリアンヌに飛びかかった。


「ああっ、聖獣様っ、お許しくださいっ❤」


 横座りになったマリアンヌの上で、三匹の毛玉がぴょんぴょんと跳ねる。


 三匹は攻撃しているつもりだが、当然のごとくダメージはない。


 むしろマリアンヌは踏みつけられて嬉しそうだ。


 モフモフ教の熱狂的信徒であるマリアンヌには、聖獣からの折檻はむしろご褒美のようだ。


『反省したかっ!』


『己の立場をわきまえるのだなっ!』


『あるじ様に触れて良いのは、妾だけなのじゃ!』


「は、はいっ、マリアンヌは愚かな雌豚ですぅっ……❤」


 息を荒げるマリアンヌの上で三匹は勝ち誇った。


「……いいなー」


 カナタは指をくわえてその光景を眺めた。


「それで、カナタ様、此度は如何なる御用で訪れてくださったのでしょうか。はっ、もしやわたくしの信仰心がカナタ様の元へまで届いて!? モフモフ教の信徒は増えるばかりで、カナタ様のご威光はこの聖都ローデンティアにもあまねく降りそそいでおります!」


 カナタのあずかり知らぬところで、勝手に新たな宗教が新興されていた。


 そのことはカナタにとってはどうでも良いことではあったが、カナタによって救われた者たちを中心に、その信仰は瞬く間に広がっているらしい。


 神聖教会の中心部であるこの聖都で、聖女自らがモフモフ教を広めているという、神聖教会全体果てはその信仰対象である女神からすれば恐るべきことである。


 女神の現世への干渉力は、人民からの信仰心に依存する。


 その信仰を根こそぎ奪いかねない勢いがモフモフ教にはあった。


 邪教認定したくとも、神聖教会の象徴である聖女自身が広めている教えである。


 教会上層部も手をこまねくしかない状態だ。


 これも聖女マリアンヌを無能と切り捨て、天使と融合させて化物へと変じさせた女神の失策である。


 肉体ごと溶かされて内部に取り込まれたマリアンヌを、カナタが天使から分離させて再構成した結果、その奇跡を一身に浴びたマリアンヌは女神への信仰を捨て、熱狂的なカナタの信者となった。


 今や誰よりも女神を憎んでいるのはマリアンヌと言えるだろう。


「あの頃のわたくしは本当に愚かでした。天使に取り込まれたとき、あの女神の邪悪な思念を強く感じました。そして天使から救い出された時に感じた温かな光とカナタ様の慈愛! その瞬間、わたくしは真の信仰に目覚めたのです!」


『おそらく、余の職業である【魔王】と同じように【聖女】にも女神の先兵となるように洗脳される呪いがかけられているのだろう。女神からすれば祝福と呼ぶのだろうがな』


 ザグギエルはその強靱な精神力と理性で、人類に対する殺戮衝動をねじ伏せたが、本来職業のシステムに常人が抗えるものではない。


 マリアンヌも長い時間をかけて人格や思考を歪められてきたのだろう。


『この女も最初から悪ではなかったと言うことか。ならば遺恨を残すこともなかろう』


 マリアンヌによって牢屋に囚われていた経験のあるフェンリルには、思うところがないわけではない。


 しかしこうして改心した以上、かつての罪を咎めるつもりもなかった。


「ザッくん様、フェンフェン様ぁ……。あれほどの悪行を犯したわたくしをお許しに……」


『だが、カナタに必要以上に接近することは許さん!』


『目がいやらしいのだ貴様は!』


「ああっ、誤解ですっ❤ わたくしはあくまで信仰対象としてカナタ様を崇拝しているだけですぅっ❤」


 ふみふみと踏みつけられ、マリアンヌは悶えた。


『まったく、あるじ様に近づく雌は妾だけで良いのじゃ。のー、あるじ様』


「そうだね、モフモフだねー」


 肩に乗ったエリザヴェトにスリスリと体を擦り付けられ、カナタはご満悦であった。


「それで、マリアンヌさん、ここに来た理由なんですけど」


「はいっ、神託を謹んで授からせていただきます!」


 跪き、胸の前で手を組んだマリアンヌに、カナタは事情を説明する。


 恍惚とした表情で、カナタの話を聞いていたマリアンヌだったが、その内容を知るにつれて、顔が青ざめていく。


 すでに信仰は捨てたとは言え、自らの所属する神聖教会の聖騎士がカナタに槍を向けたという事実に、マリアンヌは泡を吹いて倒れたくなった。


「も、も、も……」


「も? モフモフ?」


「申し訳、ありませぇぇぇぇぇぇん!!」


 土下座を超えた五体投地でマリアンヌは謝罪した。


「今すぐあの愚か者どもに鉄槌を加えます! 信仰すべきカナタ様に弓を引くなどあり得ぬ行為!」


 カナタを信仰しているのは、マリアンヌを中心とするモフモフ教の信徒だけで、神聖教会全体ではないのだが、マリアンヌは女神への信仰をカナタへの信仰に本気で塗り替えるつもりのようだ。


 その熱狂的信仰があるからこそ、女神の洗脳をも解いたのだろうが、これはこれでどうなのだろうか。


「いやそこまでしなくても、エリたんを追いかけてくるのをやめてもらえればそれで良いんですけど」


「な、なんとお優しいお言葉……。カナタ様の慈悲、教義に加えさせていただきます!」


『それより聖騎士団の動きは抑制できるのか?』


「お任せください、ザッくん様!」


 マリアンヌは執務室に飾ってあった鏡に手をかざした。


「これは神聖教会の各支部を繋ぐ鏡です。鏡に映った姿と音を相互に送り合うことが出来ます」


『ほう、これは便利だな。戦時に活用すれば迅速に命令を下せるではないか』


 暗黒大陸で軍団を指揮していたザグギエルが感心する。


「これってマリアンヌさん以外も使えるんですか」


「はい、教えを受けた者ならば誰でも。みだりに使うことは許されませんが、緊急の用事であれば各支部同士を独断で繋ぐことも許されます」


「ふーむ、そうですか」


『何か思うところがおありなのですか、カナタ様』


「ううん、思い過ごしかも知れないから、後にするね」


 首をかしげるフェンリルに胸を高鳴らせながら、カナタはマリアンヌに向き直った。


「では、聖騎士団の所属する支部へ繋ぎます」


 マリアンヌが祝詞を紡ぐと、鏡に水滴が落ちたように鏡面が揺れ、ぼんやりとした姿が鏡の向こうに映り始めた。


「こちら、神聖教会本部、聖都ローゼンティア」


「こちらは神聖教会支部──これはこれは、聖女マリアンヌ・イシュファルケ様ではありませんか」


 鏡に映ったのは、ウェーブがかった金髪が美しい美丈夫だった。


 執務机に手を組んで置いている。


「御身がわざわざご連絡くださるとは、火急の用事ですかな」


「そうです、聖騎士団団長サー・セオドリック・グレイ。あなた方はいま一人の人物を追っていますね」


「ほう、耳がお早い。その通りです。我らが神敵である吸血鬼の大物を追っている最中です」


「即刻中止なさい」


「は?」


 ぴしゃりと言ったマリアンヌに、セオドリックは柳眉を動かした。


「聞こえませんでしたか? あなたが追っている吸血鬼は、すでに冒険者ギルドにも登録されている魔物使いの従魔です。退治する必要はありません」


 マリアンヌの言っていることは道理だ。神聖教会が冒険者ギルドの権力が及ばぬ団体とは言え、敵対しているわけでもない。


 すでにギルドによって身分が保障された魔物を勝手に退治することは、神聖教会と同じく各国にパイプを持つ冒険者ギルドとの関係を悪化させることになるだろう。


 神聖教会のトップの一人であるマリアンヌの命令に、聖騎士団長であるセオドリックが従わぬ道理はなかった。


「お断りします」


 しかし、セオドリックの答えは拒絶だった。


「な、なんですって……!? 神聖教会の聖女であるわたくしの言葉を無視するというのですか!?」


「その通りです、聖女マリアンヌ」


 落ち着いた様子で、セオドリックは手を組み替えた。


「我が聖騎士団は不死者の殲滅を専門とする機関。通常の神聖教会の指揮系統からは外れ、独自の判断で動くことが許されています」


「それは煩わしい手続きを省いて、迅速に事を進めるためです。神聖教会の聖女であるわたくしの命令が聞けない理由にはなりませんよ。背信の罪に問われたいのですか?」


「背信、背信ですか」


 セオドリックは組んだ手で口元を隠し、マリアンヌを()めつけた。


「私が何も知らないとでも思っているのですか?」


 侮蔑を含んだその視線にマリアンヌは気圧される。


「な、何を言っているのです!? あなたが何を知っているというのですか!」


「あなたが女神様の託宣を執行できず、その罰として怪物に身を変え、しかも信徒でもない外部の冒険者に救い出された。それくらいのことは知っておりますとも」


 マリアンヌが天使型の化物になり教会の屋根を破壊した様子は、周囲にいた街の住人が大勢見ていた。


 事態を重く見た枢機卿団によって近く査問会も開かれる予定だったが、セオドリックにまで知られているとは予測できていなかった。


「近頃はその冒険者を慕って、新たな宗派を起こしたとも。宗派の名前は忘れましたが、そんなことはどうでもいい。神聖教会の象徴ともあろう聖女が、女神様以外の者を崇めようなど、それこそ背信でしょう」


「くっ……」


「失態に次ぐ失態を犯しても、あなたが聖女の座から降ろされることはないでしょう。信者の混乱を招きますから。ですが、すでにあなたの教会における権威は地に落ちていることをお忘れなく。そこでお飾りとしておとなしくしていることです」


「っ……」


 悔しげに唇を噛むマリアンヌから、セオドリックは視線を隣に移した。


「唐突に我らの行動に口を出してきたのは、そちらの少女が理由ですか?」


 マリアンヌの隣でなりゆきを見守っていたカナタを、セオドリックが注意深く観察する。


「紹介していただけませんか、マリアンヌ様」


 そう言われて、マリアンヌは端的に答えた。


「神です」


「いいえ、魔物使いです」


 カナタによって即否定され、マリアンヌはしょんぼりした。


「カナタ・アルデザイアと言います」


「なるほど、長い黒髪に黒い瞳。王都の学園服を着た少女。部下から特徴だけを聞いていたが、きみがそうなのだね」


 カナタを観察していた目が鋭く険しくなった。


「聖女マリアンヌの信仰を歪め、我らの職務を邪魔し、何より我が愛しの君を……!」


「愛しの君?」


「……いや。キミが配下にしたという吸血鬼、こちらに引き渡すつもりはないのかね?」


「ありません」


 きっぱりとカナタは答えた。


「エリたんはわたしの大事な仲間です。あなたたちには渡しません」


「エリたん? なんだその妙な名前は」


 その言葉を聞いた途端、カナタの肩に乗っていたエリザヴェトが怒った。


『あるじ様が付けてくれた名を妙じゃと!? どこが妙じゃというのじゃ!』


 どこからどう聞いても妙な名前ではあるが、エリザヴェトにとっては大切な呼び名だ。侮辱に怒るのも仕方がない。


 ピィピィと高い鳴き声でセオドリックを威嚇する。


「な、なんだその醜い毛玉は……。それもきみの仲間なのかね」


「そうですよ? エリたんです」


「はぁ? 何を言っている、私が引き渡せと言っているのはその毛玉ではなく、あの高潔で美しい屍の姫だ」


『ふん、そちに褒められても何一つ嬉しくないのじゃ。むしろ全身が粟立つのじゃ』


「だからなぜお前が答える……?」


 カナタの血を吸ったことで、エリザヴェトが桃色の毛玉になったことを知らないセオドリックは混乱した。


『あるじ様と出会う前ならば、そちらに殺されてやっても良かったがな。もう駄目じゃ。妾は生きる理由を見つけてしまった。もう誰にも滅ぼされてやれなどせん。妾はあるじ様と添い遂げるのじゃ』


「エリたん……」


『一生一緒じゃぞ、あるじ様』


 愛の告白をするエリザヴェトに感動するカナタ。だが、その思いは若干すれ違っている。


 その光景を見ていたセオドリックは──何も見なかったことにした。


「あくまでも屍姫エリザヴェトをこちらに渡す気はないと言うことだな。一目すらも見せようとしないとは、徹底抗戦を決めたと言うことか」


『いや、じゃから、妾はここにおると……』


「神聖教会の手は広く、目はどこまでも届く。求心力を失った聖女の命令よりも、我が聖騎士団の命令が優先されるだろう。きみたちがどこまで逃げても信者の目はそこらじゅうにあるぞ。どこまでも追いかけて、必ず奪い返してみせる」


 それは使命に燃えると言うより、恋敵を追いかける男の目をしていた。


「鏡面の外に隠れているのだろう? エリザヴェト。待っていてくれ、この目できみを目にする日はすぐに訪れる」


 そして、通信は一方的に切られた。


『な、なんじゃ、あやつ。気持ち悪いのじゃ……』


 エリザヴェトは全身をぶるりと震わせた。


『しかし、これで連中の追跡を止める手立てはなくなってしまったな』


 ザグギエルがつぶやく。


 冒険者ギルドも神聖教会も、あの聖騎士団を止めることが出来ない。


 神聖教会の信者はどこにでもいるし、街から街へと移動して旅をするカナタたちはすぐに見つけられてしまうだろう。


 そして各支部の鏡面を使って聖騎士団に情報が集められる。


 今までも聖騎士団がカナタたちを即座に追ってこれていたのは、この連携が取れていたからだろう。


『ご安心ください、カナタ様。連中がどれほどの数が来ようとも、この我が返り討ちにしてくれますぞ!』


 本体に戻れば可能だろうが、白毛玉状態のこのフェンリルでは、馬に蹴飛ばされて飛んでいくのが関の山だろう。


「うんうん、ありがとうね、フェンフェン」


 そんなフェンリルをカナタは抱きしめて頬ずりする。


 嬉しげに舌を出して、へっへっと息を吐くフェンリル。


『むぅ、妾とあるじ様の仲を裂こうとする邪魔者がここにもおったか……』


『無論、余もこの身を賭けてカナタを守るつもりだが、連中の武器は数だからな。ひっきりなしに襲われ続けては、休まる暇もないだろう。我らであっても疲労は溜まる。油断はせぬ方が良かろう』


 ザグギエルは冷静に述べたが、その腹にはカナタの顔が突っ込まれている。


『あっあっ、ずるいのじゃ! 妾も! 妾も!』


「もちろんだよ、エリたぁん❤」


 三匹まとめてモフるカナタに、マリアンヌは申し訳なさそうに頭を下げた。


「何のお役にも立てず、申し訳ありません! あの男、わたくしだけではなく、カナタ様ご一行にまで無礼な態度を……! かくなる上はわたくし自身が乗り込んで退治して参ります……!」


 カナタは謝罪するマリアンヌの頭に手を置き、よしよしと撫でた。


 無能な自分を寛大な心で許してくれるその慈悲深さに、マリアンヌは一層信仰心を強めた。


 実際は目の前にモフが差し出されたので、思わず撫でただけなのだが。


「うーん、でもザッくんの言うとおり、何度も来られると困っちゃうね」


 戦力的には相手にすらならないだろうが、楽しい旅に水を差されるのは事実だ。


 しかし、カナタたちは目立つ。


 神狼に馬車を引かせた少女に、その傍らに侍る毛玉たち。人目を引くなという方が無理がある。


『転移魔法で攪乱……いや、転移魔法は一度行った場所にしか行くことが出来ん。旅を続ける以上は、どこかで補給もせねばならんし、どこかで必ずみつかるだろうな』


『聖騎士団の目がなく、カナタ様が一度でも行った場所となると……』


 二匹が頭をひねって考えるが、良い案は思いつかない。


「あ」


 そんなとき、カナタが口を開けた。


『何か妙案があるのか、あるじ様よ』


「うん! あるよ、とっておきの場所!」


 カナタは満面の笑顔で答えた。

聖女マリアンヌからの制止も聞く耳を持たない聖騎士団団長セオドリック。

世界中に監視の目を光らせる彼から逃げおおせられる場所がカナタにはあるらしい。

その場所とはいったいどこなのか?


次回『みんなで故郷に里帰り!』

乞うご期待!

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『聖女さま? いいえ、通りすがりの魔物使いです!』が2020年3月10日にKADOKAWAブックスより発売されます!
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コミカライズも3月5日から配信決定!
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― 新着の感想 ―
(普通に会いに行ってれば引きこもりコミュ障を落とせたのに...)
[良い点] 確かカナタの両親ってかなり名のある人物だったような 姉は人外、弟も姉に劣るものの十分規格外、その両親だから、そりゃ安全だわ [気になる点] マリアンヌが確実に妙な方向に飛び抜けてる件 もは…
[一言] 誰のどこの故郷だというのか
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