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〜この世界の常識変えてやる!〜

初投稿作品です

最後まで見て頂けると幸いです

この世界には五大属性魔法というものがある

炎 水 木 光 闇 これが五大属性である





俺の名前はシスティー・ロズウェル


生まれは国都ウォンリー。そこのまあまあの貴族の次男坊。上に兄が一人、下に妹が一人いる。両親はとても優しかった。


父は偉大な国の法務大臣で 母は名家のお嬢様だ。


そして俺はほかの子よりも勉強が出来た。そんな俺を両親は愛してくれた。


5歳までは。


五歳の誕生日。そこから俺はロズウェル一家ではなくなった。世間的には


何故かって?

この世界では生まれてからちょうど五年後の誕生日に自分の適正魔法が決まる。


そう。はっきり言ってしまえばこの日に大概のやつの人生が決まるって言っても過言じゃない。


そしてこの五大属性には位階がある。上から順に光、闇、炎、水そして木の順番だ。


ここまで行ったらわかるだろ?

そう、俺はその最も位の低い木魔法で、それもそれにしか適性がなかった。


そこからの人生はひどかった

あんなに優しかった両親はそこから豹変した。

まだ腫れ物扱いまでは良かった。だけどそれはだんだんエスカレートしていった。


最初は家族。いや親族全員が無視を徹底してきた。兄もだ。しかし妹だけは俺にこっそり食べ物をくれた。


次は暴力。毎日毎日嫌になるほど殴られた。

そして、俺は、


殺されかけた


その日も俺は殴られていた。ふとした時に父親が包丁を持ってきた。そして言った


「殺しちまうか」


俺は家を飛び出した。後ろから怒鳴り声が聞こえてきた。


幸い近くに森があり、昔からここに遊びに来ていた俺はそこに詳しかった。


俺は逃げた。逃げた。逃げて、逃げて、逃げた。

途中、足の豆が潰れた音がした。身体中の筋肉の悲鳴が聞こえた。


何故俺がこんな目に遭わなければいけないのか?

なぜ木魔法ではダメなのか?


いつの間にか泉の前にたどり着いていた。

そこは知らない場所だった。この森のすべてを知り尽くしていたと思っていた俺は驚いた。


『こんなところに何のようじゃ。ニンゲン』


「誰だ!?」


『妾か?妾の名はエルミア この森の守護神にして女

神じゃ。』


「女神!?」


『そうじゃと言ってるじゃろ。ん?お主木魔法の適性を持っているのか?』


「あぁ。持ってる こんな使えない底辺魔法あっても意味ないと思うけど」


『お主。何か勘違いしておらんか?木魔法は初期魔法こそ弱いものの使い方さえ覚えれば世界最強と言っても過言ではない魔法じゃぞ』


「嘘だろ? もし本当だとしてもなんでお前はそんなこと知ってんだ?」


『だから言ったじゃろ。女神じゃ。まぁ強いて言うなら世界一の木魔法使いリーフェスト・ゴッドと呼ばれておるな』


「リーフェスト・ゴッド? 知らないぞ?」

『まぁ2000万年ほど前の話じゃ。知らなくても無理はない』


「そうか。でその女神様が俺に何の用だ?」


『さて本題じゃ 。 お主強くはなりたくないか?』


「……あぁ 強くなりたい。そして俺はこの世界の常

識を変えたい。」


『何故じゃ?』


「お前は知らないかも知らんが、今木魔法使いは絶大な迫害を受けている。その弱さゆえに。でも俺はその状況が許せない だから俺が帰るんだ!」


『お主のそのココロたしかに受け取った。

では今から木神継承の儀を始める。』


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