第七話
第七話友達とデートという名の情報収集②
皆さんやりました!!祐くんが私以外の女性に、眼が言っていますとゆうか一緒にお出かけしてます。
まだ雰囲気的には完全に好きまでは、いってないように思うのでじっくり観察させてもらって加奈と作戦をたてたいと思います。
早くもチャンスが巡ってくるなんて、神は私を見捨ててはいませんでした。
なので加奈もこの尾行には巻き込みます!!すでに加奈は尾行をする気満々です、ノリノリですね。
ノリのいい友人で良かったです。
失敗したくないので、適度な距離を取りつつ尾行中です。
今日は出かけるとは一言も言っていなかったので、どうしたんでしょうね?
「それにしても相手の方美人さんです~」
「美男美女で目の保養だね~」
「何で私が祐くんと付き合っているのか、とても不思議に思います。」
「ユラは昔から癖のある人に好かれやすいからじゃない?」
「癖のある方っていらっしゃいましたっけ?祐くん以外。」
「気づいてなかったの!?ユラの彼氏がヤンデレ、うちの兄貴がクーデレで家族以外だと、ユラにしか笑いかけないし声もかけないよ?あとは同じクラスのワンコくんだって、狂犬みたいねいろんな人に喧嘩売ってんのにユラには絶対服従じゃん。」
「マジか!」
「マジです、おおマジです。」
し、知らなかったです。
私って他の方から見たら癖のある方を引き寄せてるんですか!?
普通の方々と思っていたのですが(祐くん以外)、何かしらの癖があったんですね……
何故気づかなかったんでしょうか?
ま、その話題はそこら辺にポ~イって投げ捨てて置いて、祐くんです祐くんの尾行に意識を集中しなくてはいけません。
「ねぇユラ……。ユラの彼氏(?)となぞの美女が入ろうとしているショップってさ、ランジェリーショップじゃない?うちらがさっき入ってた。」
「あわわ~祐くん堂々と入っちゃいましたよ~!!」
「わお~。凄いねほとんどの男性は恥ずかしくて入れないのに、うちの彼氏は例外だけど。」
「え?」
「ユラに言ってなかったけど、うちの彼氏女装します。下着までこだわる方です。」
「……。マジか!」
「マジです。1人でよくランジェリーショップ行ってるよ?まぁ女装して行ってるみたいだけど。」
「いつも加奈の彼氏さんとお会いするときは普通の格好でしたので分かりませんでした。」
「ユラに会う時はいつも普通の格好で!!って言ってたからね~徐々に慣れてから、女装を趣味を暴露する予定だったからね。」
「そうだったんですね。」
加奈の彼氏の衝撃的な趣味を知ったところで、ふと祐くんも女装趣味なんでしょうか?
やけに堂々とランジェリーショップ入っていきましたよ?
隣の美女もなんの躊躇もなく一緒に入っていきましたし……
は!もしかしたら隣の美女に下着のプレゼントをするために入ったのでしょうか?
親密な関係なんでしょうか?
でも下着をプレゼントするのだったら…・・・やり手ですね祐くん!!
自分好みに染めるんですね!!祐くんキャ~
テンション上がってきました、記号で表すと↑↑ですね。
ふむふむ、今祐くんが手に取っているのはフリフリが多いお姫様系のラブリーな下着です。
ですが隣の美女には似合わないと思いますよ?
ですが祐くんは気に入ったのでしょうか……サイズを確認しています。
ん?
「サイズが小さいような気がします。」
「そうだね。隣の美女のにしてはサイズが小さいよね?めっちゃグラマーやもん、羨ましい~」
「はっ!もしかしたら祐くんが着けるのでしょうか!?」
「何故そっちにいった!?」
「加奈の彼氏の例もありますし・・・・・・」
「うっ反論できない。」
「ですが祐くんのにしては、横の長さが足りない気がします。」
「男の人が着けるには小さいね。」
う~んと二人で考えてみるのですが考え付きません。
ショップの店員さんが祐くんを、熱い目線で見つめています、仕事は大丈夫ですか?
よかった隣にいるの私じゃなくて、絶対視線に耐え切れませんよ……
耐えれる美女さんすご~い。
店員さんの視線に気づいてふふんって挑発しています。
わお店員さんギリギリと鋭い目をしだしました。
女のバトル勃発ですか?!
はわわ、その中にいても祐くん下着をガン見で、隣にいる美女とショップの店員さんの視線の攻防戦ガン無視です。
その度胸は凄いです、感服します。
「凄いね店内にいる、女性の視線を集めているよ。」
「はい、その中でも普通にしているのも凄いです。」
時々言葉を交わしているようですが、余りながくつづいていないようですね。
言葉のキャッチボールしましょうよ祐くん。
隣の美女もちらちら祐くんをみて手に持っている下着の意見をもらいたい空気をだしてますよ~
あっ!祐くん下着を2つ買うみたいです。
本当にそのサイズで大丈夫なんですか?祐くん
祐くんが支払いをしている間も、店員VS美女の視線の攻防戦は続いてました。
やはり祐くんと出かけると、嫉妬の視線が凄いことを学習しました。
何が何でも祐くんとの野外デート、お外デートは断らないと身が持ちません、大変なことになります。
デートはNO!!
断ることも大切です、我が身を守るためですから!!