第四話
ちょっと短いです
第四話恐怖のガールズトーク①
今日は何故か撫子さんに呼びだされたので彼女が住んでいるマンションに伺います。
何の件で呼び出されたのでしょう…なんだか怖いです、佑夜さんとは親しくさせてもらってますが撫子さんが気にするほどじゃありませんし仮ですが祐くんと付き合っていることは言ってますので大丈夫かと思いますが何の件なんでしょうかね…検討がつかないので怖いです。
ピンポーン
撫子さんが住んでいるマンションはセキュリティがいいみたいでマンションの玄関で部屋の番号を入力して呼び出し中にいる人が許可したら中に入れてエレベーターもその階以外は降りられないようになっていて警備員も在住していて何かあると呼び出せるようになっているそうだ。
ここに住んだら祐くんの束縛らしきものを抑えることが出来るだろうか…
いや、更に酷くなりそうそのまま同棲することになりそうガタブル
怖いから考えないようにしよう…うん
『はい、どちら様?』
「撫子さん、由良です」
『いらっしゃい由来ちゃん今開けるから入ってきて』
「はい。わかりました」
ガチャガチャ
チーン
緊張してきましたぁ何時も撫子さんと会う時は誰かしらそばにいましたし少しでも撫子さんが不穏な空気を出し出したら皆さんで逃がしてくださいましたが今回は1人で!っていうのを強調されていましたので1人で訪れているので期待できません。
平穏に終わりますように…
ピンポーン
カチャカチャ
「うふふ、由来ちゃんいらっしゃい時間ピッタリね流石だわ」
「お邪魔します。お久しぶりです撫子さん」
「そうね、貴方の彼氏が中々合わせてくれないから久しぶりね、さ!入って」
「はい。お邪魔します」
うわっ何度見ても凄いです。部屋はシックにまとめてあるんですが色んな所に佑夜さんの写真が飾ってありますねただ気になるのはどうしても隠し撮りにしか見えない写真がチラホラ見えることですね…突っ込まない方が懸命ですね。はい
「由良ちゃん飲み物は紅茶と珈琲とジュースどれがいいかしら?」
「珈琲でお願いしますね」
確か佑夜さんが撫子さんが入れる珈琲は美味しいって自慢してましたね、じっくりと味わうのは今回が初めてですが緊張しすぎて味が分からない可能性が多いにありますね…
以外と佑夜さんは撫子さんに束縛されているのを嫌がってないんですよね観察してると撫子さんからメールが来たら物凄く嬉しそうに返信してますし良くお揃いのアクセサリーや服を着てたりするんですよね〜
佑夜さんは束縛されたい方なんですかね?
だったらお似合いだと思います。
「はい、由良ちゃんどうぞ」
「ありがとうございます、いただきます」
わ!美味しいです濃すぎず薄すぎず絶妙なさじ加減です‼︎
そういえばある雑誌のインタビューで撫子さん自分は料理が得意ではないので付き合っている彼氏が好きな紅茶や珈琲を誰よりも上手く入れられるように練習してますって答えてましたね佑夜さん曰く料理は壊滅的で包丁さえ持たせたらダメって言ってましたね…ピーラーで流血したらしいので…
危ないらしいです撫子さんの手つきが危なすぎてハラハラするらしく料理教室の先生にさえ匙を投げられたそうです。
撫子さんはモデル体型の美人さんなのでモデルかと勘違いされるようですが職業は漫画雑誌の編集長さんなんです有名な漫画家を沢山担当していたらしく遣り手で編集長まで上り詰めたそうですよく雑誌で美人すぎる遣り手編集長として有名みたいで雑誌で特集を組まれてインタビューを受けているそうです。
「うふふ。単刀直入に言っちゃうとね今日由良ちゃんを呼んだのは貴方の彼氏の過去の女について調べてるって聞いたから何か悩んでいるなら相談に乗りたいって思って呼んだの」
え!誰ですか?撫子さんに情報流しちゃた人⁈何のフラグの前フリですか⁉︎