第三話
第三話女性の影を探してみる②
今回は祐くんの通っているBARの店長さんである小鳥遊佑夜さんです。
料理が得意だそうでBARの奥には炊飯器、たこ焼き器、蒸し器などの調理器具が沢山あります佑夜さんは特に日本食が得意だそうです良く夜ご飯を頂きますがほっぺが落ちるほど美味しいです!
彼女さんがいらっしゃるんですがモデル体系の美女さんなのですがヤンデレさんですヤンデレさんなんです種類は束縛系ヤンデレさんです、なので裕くんに連れられてご挨拶しました。
知らないでばったりあった場合何するか分からないそうですガタガタ
でも一番怖いのは祐くんみたいで手出したら分かるよね?って笑顔で彼女さんとお話ししてましたが彼女さんの顔色が悪かったような…はい、気にしません‼︎
佑夜さんはお母さんみたいな雰囲気があってその包容力に惚れて口説き落としたとそうです彼女さんに一晩語られたのでとても眠かったのは覚えています、仕事が終わったら必ず電話して他の女といないか確認して女の影が少しでも見えたら影から女性を消すそうです少しでも女性が下心を出したらアウトだそうです一切の慈悲はないそうです御愁傷様ですこれしか言えませんね、はい…もうね!
携帯を見させてもらいましたが履歴は彼女さんの名前しかありません怖いほどに…ガタガタブル
彼女さんのお名前は広末撫子っていいます今は佑夜さんを狙ってないことを分かってもらえたのかとてもよくしてくれます。ちょいちょいヤンデレの片鱗が出てきますがまだ大丈夫なところですでも少しでもやばいと思ったらダッシュで逃げます‼︎止まらずに逃げます‼︎
祐くんだけでヤンデレはお腹一杯ですもう無理です祐くんからも逃げたいですけどね?
「佑夜さん今大丈夫ですか?」
「あ、ゆらさん今は大丈夫ですよ?なにかありましたか?」
「ちょっとお伺いしたいことがあるのですがいいですか?」
「珍しいですね、いいですよ」
「はい、今聞いて回っているんですが…ズバリ佑夜さんから見て祐くんに女性の影は有りますか⁉︎」
「突然ですね…浮気調査ですか?」
わくわく
擬音語が聞こえて来るほどの満面の笑みですね佑夜さんとっても楽しそうです。
ですがここで怯んでいたら祐くんの女性の影なんて探れません‼︎
「いえ、他の方にも聞いたのですが祐くんはあれだけの美形さんなんでまだアタックしている女性はいるんじゃないかな?って思いまして」
「あぁ、確かにいるよゆらさんと付き合うまでヤンチャだったからねゆらさんと付き合う前に全部清算したみたいだけどまだ諦めてない子は一杯いるよ」
「やっぱりそうですよね千秋さんと優良さんは聞いています」
「1番しつこいのはその二人かな?他だと夕紀ちゃんと智鶴ちゃんかなぁ?この二人は癖が強い子達で中々にめんどくさいよ」
「どんな方達ですか?」
ふむ、優一君から2人聞いていましたがやはり他にもいらっしゃいましたね諦めていない方達はまだまだいらっしゃいました!
情報収集し私に有利な方向に仕向けなければフラグはへし折れませんね。
「最初に夕紀ちゃん何だけどこの子は被害妄想が酷いんだよ…他の女の子がちょっとぶつかっただけでわざとぶつかってきたこのこは私をいじめているとか偶然で知り合いでも無いのに騒いだりその時は騒ぎが多くなりすぎてお巡りさんが来たみたいで、でも目撃者もいたようだから夕紀ちゃんの言いがかりってことで厳重注意で終わったみたいそれがあって祐夜は冷めちゃったみたいで別れたんだよわたしもそれがいいと思ったから反対はしなかったんだけどね…」
ひゃー怖いですぅぅ被害妄想が酷いです関わったことがないタイプですねこのタイプへの対策と接触の仕方は要注意なので調べなくては行けませんね。
「でもう1人の智鶴ちゃんなんだけどこの子も癖が強いんだけどこの子の見た目は守ってやりたいって思うような可愛いんだけど外堀から埋めるタイプで気づいた時には付き合ってないって否定出来ない状況が出来てるんだ頼んでないのに弁当を作ったり差し入れをこのBARに持ってきたり本人も付き合っているつもりみたいで周りに自分の彼氏として紹介していたりしたみたいそれで祐夜切れちゃって趣味じゃない好みじゃない付き合ってないって全否定の上にお前みたいな奴とは何があろうと付き合わないって宣言しちゃったんだよね本当に付き合ってなかったから祐夜の事を狙ってる人にも嘘を言ってたみたいだからバッシングがひどかったみたいだよ」
それは自業自得ですねその人は嘘から出た真を狙ってたみたいですが祐くん全否定のされたら無理ですねそこから上がってくるのは周りにも知られちゃったわけですからそれから何を言おうとも誰にも信じてもらえなそうですから一度そのようなことをして失敗すりと大変なことになると勉強出来ました!
「佑夜さんありがとうございます。」
「ふふ少しはお役に立てれたでしょうか?」
「はい!とても役に立ちましたではまだ用事がありますので失礼します」
ぺこ
では早速対策を立てなくては決めたらすぐ行動しなければ!
「はい。気をつけて」
「はい!」
さぁ危ない(粘着質)な方々の目処が立ちましたのであとは詳しい情報収集をして対策を立てて計画を練らなければ失敗するとまた逃げ出す機会がまた逃してしまいます。