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10話 シュカクとナオエ

この物語には、人によっては嫌悪感を抱く可能性のある人外娘が登場する可能性があります。

自己責任においてお読みください。

※昆虫類など


また、お使いの作者は・・・ネタが尽きました。


ご安心してお読みください

武器と盾、鎧全てを消して元に戻ると、そのままその場に座り込んだ。

久しぶりに全力を出した所為か、かなりの疲労感がある。

だが、これで大きな戦力を獲得できた。


「で?主様、あたしは何をすれば良いんだい?」

「あ、あるじさま?何ですか呼び方は」

「主様は主様さ、あたしに勝ったんだ。そう呼ばせてもらうさね」

「いや、シュカクさんがそれで良いなら構わないが」


俺の言葉にシュカクさんがムッとした表情を浮かべる。


「主様、その馬鹿丁寧な口調は素なのかい?もし作ってるんなら元に戻して欲しいもんだがね」

「あ、ああ。悪い。何故かシュカクさ・・・、シュカクはこう、『あねさん』みたいな感じがするから敬語を使いたくなると言うかだな」

「主様が部下に敬語を使うなんて止めとくれ。あたしの主様になったんだ。それなりの威厳が無くっちゃ話にならないよ」

「はは、努力する。じゃあ、これからの予定なんだが」

「それなんだが、少し時間をくれないかい?あたしが養っていたコボルト共を連れてこないといけないからね」


少し嫌な予感がする。


「それって、何人くらいなんだ?」

「そうさね、そこで腰を抜かしてる奴等を含めて大体20人位かねぇ」

「20・・・人?」


予想以上に多い。

街の城壁の内側に場所はまだあるが、住む家が無い。

さすがにその人数を一度に受け入れるには時間が必要だ。


「いや、待ってくれ。さすがにその人数を一度には受け入れられない」

「分かってるよ、移動の準備をさせるだけさね。まさか、コボルトは受け入れられないなんて言わないね?」

「当たり前だ、彼女達も全員連れていく。だが、住む場所が無いからな。すぐに造らせるが、20人もの人数が住めるようにするには1ヶ月はかかる。」


それを聞いたシュカクはフッと笑うと、腰を抜かしているコボルト達を両手に抱え歩き出した。

その後ろを着いていきながら、通信用のピアスを起動させる。


「スリャ、聞こえるか?」

「・・・はい、ナオエ様聞こえております。いかがなさいました?」

「目標だった強者の勧誘は成功した。だが、コボルトを一緒に20人連れていくことになったから、住む家の建設を頼む」

「20人ですか?アント族から建設に秀でた者を選びますが、しばらく時間がかかるかと思われます」

「ああ、数人で1家族らしいから4、5軒頼む。あと、鬼族が1人だ。身長が2.5mくらいはあるから、それで一軒頼む」

「鬼ですか?それは何と言いますか、凄い種族を仲間に引き入れましたね。かの種族は自らより強い者にしか従わないと聞きます。・・・まさかナオエ様、戦ったのですか?」

「あ~、いや、うん。戦ったな」

「あれほど危険な事はしないと申されたでは無いですか!」

「そうは言ってもな、避けられなかったんだ、仕方ないだろう」

「だから私はナオエ様が1人で行動される事に反対したのです!」


あまりの剣幕に、ピアスを耳から外す。

少し遠ざけたにも関わらずまだ説教が聞こえる。

いつも冷静なスリャらしくないな。

・・・あ、もしかすると。


「スリャ、いつからお前が俺に意見することを許した?」


突然の口調の変化に、スリャが黙った。

だが、聞こえてくる息づかいには艶が出てきている。

考えてみれば、アラマユを助けたときに相手して以来そのままだったな。

しかもあの時は、手では行ったがモノでは行っていない。


「お前は俺が言った事を素直に実行していれば良い。勿論、俺が間違っていればそれに意見を唱えるのは別だ。では聞くが、鬼を仲間にするために戦う以外の方法があったと?」

「い、いえ。・・・ありません」

「つまり、スリャは間違った意見を俺に押し付けて説教しようとしていたと?」

「そんな、そんなつもりは」

「・・・・・・」

「ナ、ナオエ様。お許しください」

「明日か明後日には帰る。全ての仕事を部下に引き継ぎ丸々一日空けておけ。再教育してやる」

「はい!お待ちしてお・・・心得ました」


通信を切ると、ニヤけながらこっちを見ているシュカクと目が合った。


「成る程ねぇ、主様も大変そうだ。まぁ、主様ほどの実力者なら当然かね」

「茶化すな。力でねじ伏せて部下にしたのはシュカクが初めてだよ」

「へぇ?あたしが初めてねぇ。そりゃ光栄だ」

「出来れば勘弁してもらいたいがね、シュカクがそういう性格だったからノッタだけで俺の好みではないやり方だからな」

「へぇ、成る程ねぇ・・・成る程成る程」


何だろう、シュカクから嫌な気配を感じる。


歩き始めて5時間ほどでコボルト達の村に到着した。

村とは言っても洞窟のように横穴が掘られ、そこに木の板が立てかけてあるだけだ。

その近くの広場――木が切られ地面が均されている――には共用で使っているのだろう、調理用のカマドや洗い場が設けられている。

その一角に木製の小屋のような物が建てられており、シュカクはそこに入っていく。

コボルト達は洞窟のほうへと、アイアン・ワイルドボアの肉を持って走っていった。

俺はシュカクに着いていき、小屋の中へと入る。

その中は鬼のサイズに合わせた高い天井と、一辺が4メートルほどの広さの部屋には、大きなテーブルだけが置いてあった。


「おぉ、見事に何も無いな」

「鬼は余り物を持たないのさ。常に旅をしてるようなものだからね」


布団なども見えないが、木の床にそのままごろ寝しているのだろうか。


「さあ、コボルト共が飯の準備をするまでちょいと付き合ってもらおうかねぇ」

「あ~、何に付き合えば良いんだ?」


シュカクはニヤリと笑うと、その身体に纏っていた毛皮を脱ぎ捨てた。


「つまりは、第二ラウンドさ。あたしを心から心酔させたいんだったら、力だけじゃなくてコッチのほうも強くないとね?」

「さっき俺が話してるのを聞いただろう?力で言う事を聞かせるのは余り好きじゃないんだよ」

「だけど、あたしの性格に合わせてくれるんだろう?」

「そうきたか、だからさっきあんな顔で笑ってたんだな?」

「そうさ、あたしより強い男なんて初めて会ったんだ。どうせ仕えるなら、心の底から仕えたいと思うのはオカシイかい?」


成る程、これもシュカクの望みという事か・・・。


「分かった。だが、俺もヤルとなった以上は本気でヤルぞ」

「ああ、鬼の体力を舐めないようにすることだね」


こちらも服を脱ぐと部屋の隅に放り投げる。

すでに臨戦態勢の我が息子だが、問題がある。


シュカクと俺の体格差は、ハッキリ言って大人と子供ほどに違う。


・・・鬼の力も相まって、俺が犯されている姿しか浮かばない。

力で互角以上に持っていくには、鎧を纏わないといけないがそれではコトに及べないというジレンマ。

まぁ、なるようになるか。


しかし、体格差もあるが迫力が凄い。

特に胸の迫力が。

目の前に大きく突き出しているにもかかわらず、ツンと上を向く突起は素晴らしいの一言だ。

シュカクに近づきその胸を触ると、表面部分に感じる確かなハリと、めり込む柔らかさに男の本能を刺激される。

そこから先はもう夢中だった。

舐め、吸い、揉みしだき、十分に楽しむ。

やられっぱなしは性に合わないというシュカクも、俺のモノへ手を寄せ共に高めあった。

俺もシュカクへ手を伸ばし互いに一回果てると、シュカクが本領を発揮する。


ひょい、と持ち上げられるとそのまま口に俺自身を招きいれた。

常人の1.5倍ほどに大きく厚みのある唇に舌。

それが俺のモノを根元から全て含み、嘗め回し吸う。

その威力は今まで食らった事の無いほどで、俺は正しく瞬殺されてしまった。


「ふぅ、中々濃いねぇ。しかも、出したのに硬度はそのままかい。これは楽しめそうだ」

「楽しみたいなら、俺を下ろして横になってくれれば存分に楽しめるんだがね」

「いや、まだあたしの番だよ。満足するまで続けさせてもらう」


そこから先は正に一方的な展開だった。

俺を持ち上げたまま口で3回。

そのまま俺を逆さにして、共に愛撫しあう事2回。

壁を背に座り、胸を使って2回。

出たモノは例外無く、全てシュカクが飲み込んでいる。


この辺りでコボルト達が晩ご飯の準備ができた事を知らせに来たのだが、俺とシュカクを見るなり真っ赤になって逃げていった。


「ゲプッ、これだけ出しても量が減らないとはね。こりゃ、晩飯はいらないねぇ」


シュカクの手を取り、そのまま床に仰向けに寝させるとその股の間に身体を潜り込ませる。


「そろそろ良いか?行くぞ」

「あ、あ~少し待っとくれ。まさかこれだけ出しても萎えないとは思わなかったよ」

「俺ももう我慢の限界なんだが」


そう言いつつ身体を伸ばし、シュカクにキスをする。


「ん、ん。主様、実はあたしはまだ、その、した事が無くて、ねぇ。ちょっと怖いんだよ」

「・・・へ?あれだけ手馴れてたのにか?」

「言っただろ?『あたしより強い男に会ったのは初めて』だって。さっきのだって、コボルト共が話しているのを聞いて覚えてた事やっただけさね。まぁ、少しアレンジはしたけどね」


「だから、優しくしとくれ」


その言葉を聞いた瞬間、俺の意識は飛んだ。

体格差があるため、入れながら動くと顔は大体シュカクの胸の前に来る。

キスが出来ないのがもどかしかったが、合間合間にキスをし、また使わせてもらった。

また、シュカクの筋肉はなんというか、ゴツ過ぎず女性的な柔らかさを残していたため、シュカクの意識が朦朧としている時にその腹筋や太股も使わせてもらいつつ丸々1日を過ごしたのだった。




「いや、まさか鬼のあたしが体力負けをするとは思わなかったよ。というよりも、あの行為は何と言うか違う体力を使うみたいだねぇ」

「いや、初めてでここまでしてしまってスマナイ。思った以上に興奮してしまった」

「あたしも良い経験をさせてもらったよ。これで心置きなく主様に仕えられるってもんさね」

「ああ、こちらこそよろしくな」


シュカクと握手をし、体を例の魔術で洗うと服を着る。

さあ、あとはコボルトに事情を説明して帰るだけだ。






・・・と、思っていた時期が俺にもありました。






結論から言おう。

俺とシュカクの行為に当てられたコボルト達の相手に更に1日。

それに当てられたシュカクに更に1日。

最後にシュカクとコボルト達を合わせて1日と、合計3日も費やしてしまったのだった。


勿論、スリャが大いに拗ねたのは言うまでも無い。

大変遅れてしまい申し訳ゴザイマセン!


この文章だと消される可能性が高い・・・のかな?


どこまで書いて良いのかの基準が『行為を連想させる』とあるので完全にアウトだと思いますがw


え~、消されるまで楽しんでいただければ幸いです。


作者と運営のチキンレースにご期待ください。

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