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200文字小説&エッセイ

有刺鉄線について

なんだか眠れないので、エッセイを書きたいと思います。


有刺鉄線について。


私は、有刺鉄線が大嫌いです。


小さい頃から、その存在を知ったときから、大嫌いでした。


有刺鉄線を見かけるたび、そこに悲劇の物語を妄想せずにはいられなかったのです。


それは何故か?


改めて分析して思ったのは、そこには『愛がない』からだと思いました。


親の暴力にも、ダイナマイトにも、戦争にも、愛の物語は付き物です。


でも、有刺鉄線からは愛の物語は生まれない、そう思ったんです。


でも、今日ふと思いました。


有刺鉄線とは、『危険な場所から人を遠ざける』という愛によって創られたのではないか、と。


人を遠ざけるという行為にも、愛があるのではないかと、思ったんです。


まぁ、人を遠ざけることが目的なら、有刺鉄線じゃなくてもいいわけで、近づくヤツは無条件で傷つけるというスタンスは、やっぱり大嫌いなんですが……そこに愛の物語を描ける気がして……今日はよく眠れそうです。



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