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【配信】レイによる初配信

【《特別枠の3期生》レイです! 初めましてー!《初配信》】

 斎藤 レイ/Saitou Rei

 チャンネル登録者31万人

 424,754人が視聴中

 #質問コーナー


「みなさん! 初めましてー! 今日、冒険者になり、ボスポラス事務所に3期生としてデビューした齋藤 レイです!」


〝待ってました!〟

〝チャンネル登録しました!〟

〝もう30万超えてるのエグくね?〟


「やっぱりですか? あんまり自分はこう言うの知らないんですけど、やっぱりおかしいんですかね?」


〝異次元だねぇ〟

〝明梨ちゃんも速かったけど、それ以上だね〟

〝そんでダンジョンじゃないんだ?〟


「あ、そうなんですよ〜。実力は把握したから質問でも答えておいてって言われて……というわけで、質問に答えますので、どんどん質問してくださいね!」


そいうと、SNSのアカウントに凄い量の質問が届く


「うわわ……!? え!? どうしよう!? どうやって返せばいい……?」


〝反応からやばい量の質問が言ってるのが分かるわwww〟

〝ボスポラス事務所:私がピックアップしとくからそれに答える形で頼む。変なものは除外させてもらうからな〟

〝おおう。まさかの公式?〟

〝天野 明梨:社長だけじゃなくて私たちもいるよ?〟

〝山本 美結:そうですよーー!〟

〝神宮 莉緒:うん。見ないわけがない〟

〝寺内 諒:命の恩人だしねぇ〟

〝三期生全員と一期生……だと……!?〟

〝天野 明梨:え? なんなら一期生みんなで見てるし、多分、二期生もいると思うよ?〟

村上(むらかみ) (じん):よーっす! 一期生だぜ!〟

工藤くどう 陽菜ひな:同じく一期生です!〟

剣豪けんごう 和樹かずき:いやぁ、先輩達もやっぱいるよねぇ〟

大川おおかわ 雪奈ゆきな:そうですねぇ! まぁ、こっちもオフ会してるけど〟

橋本はしもと しずく:そうですわね。あ、このお酒もおいしいです〟


〝もうお酒飲んでるんすか?〟

〝あと数時間待てば夜なんだからさぁ……〟

〝なんだかんだ全員集まってるの草なんだわ〟


「先輩たちが……全員集合……!?」


レイは目を大きく見開いて固まってしまう


〝初配信で先輩全員来たら、そら驚くわな〟

〝そういや……これ雑談配信だっけ?〟

〝あ……〟

〝あ……〟


「あ……!? 質問に答えてない!? 社長さん! し、質問をお願いします!」


〝ボスポラス事務所:はいはーい。ちょいとお待ち……〟


「あ、きたきた! えっと……一つ目行きますね……『こんにちは! 質問ですが、レイ君は小さいように見えるのですが、何歳なんですか?』だそうです。年齢は6歳ですね。ん~、年相応には大きくなってるつもりなんですけどねぇ……」


〝え!? 6歳なん!?〟

〝やっぱ未成年か!〟

〝よく冒険者なれたな? 親の許可必要なはずだが〟


「あ~、許可証ですか? それは魔法を手に入れた後すぐに準備してくれましたね。確か3歳の時かな?」


〝ファwww〟

〝3歳で魔法www〟

〝その親御さんたちは何してるんです?〟


「あ、コメント欄でも、質問でも親が何してるか聞かれてますね。えっと、死んでると思います」


〝ん?〟

〝あれ……雲行きが……〟

〝地雷……踏み抜いたか? これ……〟


「まぁ、そんな悲観的にならなくて大丈夫ですけどね。何があったかは知らないですけど、ダンジョンで死んでますね。多分。ダンジョンに行ったっきり帰ってこないんで」


〝生死がわからないってことか……〟

〝なら……生きてる可能性も!?〟


「そうですね。こう言っちゃ悪いんですけど、両親はしぶといので、もしかしたら生きてるかもですね……」


(まあ、死んでるけど……前世の親の話だし……はぁ、今の親もいいけど、前世は本当の親だしな……やっぱり……)


「会いたいな……」


レイの口からポロリと言葉がこぼれる。ささやくような声だったが、その声をマイクはしっかりと拾っていた


〝やっぱり、会いたいよね〟

〝6歳で一人ってこと?〟

〝やばいだろ、いろいろどうすんだよ。それ〟


「一応、今の時代は買い物も1人でできますし、家も両親が残してくれてるのでそんなに問題はないですね」


(疑われない程度に嘘をつけば、深掘りもされないだろうからな。こんなもんでいいか! そんなに嘘でもないけど)


〝早く収益化してくれ……お小遣いあげたい〟

〝一年で3000時間以上、視聴されてればいいんじゃなかったっけ?〟

〝他にも条件はあるけど、そっちは、レイ君は達成してるからあとは試聴時間だけだけだね〟

〝わんちゃんレイ君なら承認されるんじゃね? 社長、やってみてよ〟


〝ボスポラス事務所:う〜ん、試しにやってみるよ。無理だろうけど…………なんか承認されたわ〟


〝まじ?〟

〝絶対レイ君のファンいるだろwww〟


「ってことは、収益化できる?………あ、できた」


¥50,000

〝お小遣いです!〟

¥50,000

〝ゲームなんて買ってる場合じゃねぇ!!〟

¥50,000

〝これで美味しいものでも食べてくれ〟

¥50,000

〝画面真っ赤なんだけどwww〟

¥50,000

〝そういうお前も赤スパ投げてるやん〟

¥50,000

〝お前もな〟


「画面が……!? え!? 50,000円!?」


¥50,000

〝お前ら!もっと投げろー!〟

¥50,000

〝よっしゃー! 明日からもやし生活やー!〟

¥50,000

〝天野 明梨::いやぁ、レイ君はすごいねぇ……〟

¥50,000

〝橋本 雫:少しお酒我慢しましょうかねぇ〟

¥50,000

〝大川 雪奈:これくらいなら、大した差では無いですけどね〟

¥50,000

〝工藤 陽菜:雪奈ちゃん。あんまり、そんなこと言っちゃダメよ? 悪い人が集まってくるわよ?〟

¥50,000

〝大川 雪奈:まぁ、返り討ちできるし大丈夫!〟

¥50,000

〝剣豪 和樹:そう言う問題じゃないんだがな……〟

¥50,000

〝村上 仁:僕たちに関しては本当のことだけどね……お金の件も返り討ちの件も〟

¥50,000

〝寺内 諒:みんなお金投げすぎだ。レイが困ってるだろ?〟

¥50,000

〝神宮 莉緒:そう言うあなたも上限投げてるじゃないですか!〟

¥50,000

〝山本 美結:そうですよ!! もう少し自重を覚えてください!〟


「いや、美結さんも自重を覚えてください!?」


¥50,000

〝こんだけ、お金投げられたらこんな反応にもなるよなぁ……〟

¥50,000

〝やめ時が見つからないぜwww〟


「ひゃぁぁ……!? お金がぁぁ……!? いっぱい!? お金投げないで!? やめてぇ!?」


そこから、30分上限スパチャ投げられ続けたレイは疲れていた


「はぁ……やっと……終わった」


〝あー、面白かった〟

〝電車で見てたけど、みんな笑ってたもん〟


「次の質問行きますね。『こんにちは! レイ君の魔法はなんですか? いくつか使ってたような気がするんですけど……』ああ……魔法かぁ……」


〝確かにそれは気になる〟

〝1人一つまでだからなぁ……魔法は〟

〝応用の効く魔法なら形を変えることだってできるかもだけど〟


「うーんと、自分の魔法はそれぞれが独立してますね……だから、6つですかね?見せたのは。んと、持ってる魔法はアイスショット、アイスシールド、アイスマシンガン、、アイスランス、アイスウォール、フローズンですね。それとシールドバッシュは厳密には魔法じゃないんで」


〝うーん……控えめに言ってもチートだね〟

〝天野 明梨:やっぱり……おかしいよ。この子……〟

〝山本 美結:1番自重を覚えた方が良いのはこの子では……?〟


「え!? そんなこと無いと思いますけど……」


(やっぱ、やりすぎか? いやでも、いくつか魔法隠してるし……こんな事言ったら、もっと自重しろって言われそうだなぁ……隠しとこ)


〝ボスポラス事務所:時間的に次でラストにしよう〟


「あ、はーい。わかりました! 最後は……『こんちは! 魔法の件ですけど、本当にこれで全部ですか? なんとなく、そういうの分かるんですけど、全部話してない気がして』…………僕は勘のいい人は嫌いですっ……!」


〝おっと?〟

〝まさかの魔法を隠そうとしてました?〟

〝よし、今の質問したやつ、ナイス〟

〝レイ君が隠したい魔法……? どんなやつなんだ?〟


「……聞きたいですか?」


〝もちろん〟

〝むしろ、聞かない選択肢がない〟


「すぅ……後悔しても知りませんよ?」


〝良いから言っちゃいなよ〟

〝楽になるよ?〟


「ああ、もう! 言えば良いんでしょ!? 言えば!!」


〝早よ!〟

〝神宮 莉緒:助けられた時ですら手加減してたって事……?〟

〝寺内 諒:まさか……ブラッドミノタウロスと戦ってた時も手加減を……!?〟

〝山本 美結:嘘……でしょ……?〟

〝天野 明梨:化け物か……?〟


「言う前から化け物扱い!? まぁ、ブラッドミノタウロスと戦ってた時、その魔法は隠してたけども」


〝やっぱりかぁ……奥の手を隠したまま、勝ったのかぁ……〟

〝世界最強ランキングトップ10に入れるんじゃね?〟

〝まだ無理かなぁ……一応、ブラッドミノタウロス程では無いにしても、やばい魔物をワンパンできる連中だから……〟

〝ごめん、レイ君。化け物扱いして。もっとやばいやつがいたわ〟


「それは別に良いですけどっ! 本当に言いますよ! その魔法は……フローズンワールド、と言います」


〝まさかの世界系?〟

〝世界系? 聞いた事ないんだけど〟

〝うーんと、説明が難しいんだけど同じ魔法を持ってる人たちが5人ぐらい集まって使うクソ強い魔法だね〟

〝普通にスタンピードの時とかによく使われてる〟

〝あぁ……あのやばい威力のやつか……フレイムワールドだっけ?〟

〝そうだね。唯一確認されている世界系だったよ。この瞬間までね〟

〝ちなみに、発動したことは?〟

〝あるわけないだろ? 世界系は1人じゃ使えないんだよ〟


「まだないですね。でも、1人でも使えると思いますよ。ただ、少数を相手にする場合は、フローズンの方が速いし、調整もしやすいから使う機会は無いと思いますけどね」


〝うん……もう驚かないよ〟

〝そんな事だろうと思った……〟

〝ああ……トレンド入りしてるぅ……〟

〝『世界系を操る少年』『魔物より魔物してる少年』『氷神、レイ』うん……すげぇことなってる〟


「なんでぇ!? こ、これでも抑えてるのに……」


レイはポツリと呟く、それは小さい声だったためマイクはくぐもった声しか拾えなかった


〝なんて?〟

〝最後なんて言ったの?〟

〝教えて?〟


「え!? いや、なんでもないよ。それより、時間がきたから終わらせるね! みんな!今日は来てくれてありがとう! バイバーイ!」


〝バイバーイ〟

〝バイバーイ〟

〝バイバーイ〟


『配信は終了しました』


「ふぅ……」


「お疲れ様。初配信にしては上出来かな。と言うかそこら辺の配信者より上手だったよ」


配信が終わった後、華蓮がレイに話しかけた


「ありがとうございます!」


「この配信道具は持って帰っていいよ。これからの活躍に期待してるね」


「はい! 精一杯頑張ります!!」


「それじゃあね」


「お疲れ様でした!」


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