ボスポラス事務所に所属することになりました!
配信を終わらせた後、事務所に呼ばれ、とりあえず僕は明梨さんたちに着いていくことにした
事務所についた後は会議室に案内され、すでに部屋には2人の男性と1人の女性が居た
「ようこそ。よく来たね。君がレイ君だね」
「はい。そうです」
女性が口を開き、そう話しかけてきた
「自己紹介が遅れたね。私はボスポラス事務所の社長。金井 華蓮だ。よろしく頼むよ」
「あ、社長さんでしたか。えっと……そちらの方は……?」
「うん。それも今から紹介するよ」
「では、俺から」
男の1人が口を開く
「マネージャーの中でリーダー的な役割をやっている。名前は青木 俊哉だ。」
「次は私だな。稲城 成也だ。事務作業を主に行なっている。」
2人の男が順に話す。
「なるほど……つまり、正式に自分がこの事務所に入るかを決定したいと言うことですね?」
この3人がきた理由は僕を事務所に引き入れるためだろう。言質を取ったらすぐに採用できるように。僕の気が変わる前に。
「まあ、そうだな。もちろん、無理に入れるつもりはないし、自分のやりたいことを優先してくれてもかまわない。それに、他の事務所もあるしな。それぞれのことについて調べてから答えてくれても大丈夫だから」
そのように声をかけてくれるが、僕の答えはすでに決まっている
「いいえ、僕はこの事務所に入ります。ああやって出会えたのも何かの縁だと思いますしね。」
「ほ、本当にいいのかい!?」
「はい!」
「よっしゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」
華蓮さんは急に雄たけびをあげながら,拳を突き上げた
「え、え、え……?」
レイは困惑し、なにも喋ることができずにいた
「ど、どうしましたか……? 頭でも打ちましたか……?」
問いかけると、華蓮さんはレイの両手をガシッと掴んで痛いほど握りしめた
「うちの事務所には日本最強ランキング10位以内が1人もいなかったんだ! 他の事務所にはいると言うのに! だが!今!この瞬間!ブラッドミノタウロスを単独撃破するような新人を獲得することができたのでだから、そりゃあ、テンションも上がるだろうよ!!」
「そんなに喜んでもらえるなんて……なんだか、嬉しくなっちゃいますね!」
照れたように笑いながらそう答える。
華蓮はその笑顔を見て動きを止め、顔を見つめる。そして、
「その笑顔……うちの配信者に見せない方が良いと思う」
「へ? 何故です?」
「うちの事務所はショタコンが多くてね……ていうか女性全員がショタコンでね……きっとしつこく絡んでくるぞ?」
「ん〜……まぁ、大丈夫だと思います。明梨さん、美結さん、莉緒さんはショタコンじゃないと思うので」
そう答えると華蓮は遠い目をした
(ああ、あの子達、耐えたのか……あの3人が1番のショタコンなのに……)
「どうかしましたか?」
「ん? いや、なんでもない」
(よし、レイ君。あとは自分で頑張れ)
華蓮はレイを守るのを一瞬で諦めた。
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「それで、いつダンジョンに行けば良いですか?」
「ダンジョン? どうしてだい?」
「え? 所属したらお披露目?みたいなのするんじゃないんですか?」
「ああ〜〜」
そう言うと、どこか納得したように声を漏らした後、説明を始めた
「実は、うちの事務所は入る時に実力を重視しないんだ。性格と熱意があれば採用する。だから、ダンジョンで紹介と実力の確認をするんだが……君の場合は、実力は申し分ないし、明梨たちを助けてくれただろう? だから性格の面も完璧だと考えた。だからダンジョンに潜る必要はないかな。逆に質問コーナーみたいなのをやってほしい。視聴者にとっても私たちにとっても、君は謎に包まれている存在だからね」
「なるほど……わかりました。配信道具がそろい次第やってみます」
「ん? 君は勘違いをしているよ。配信道具はすべてこちらが負担する。企画にも資金を出す。遠慮なく言ってくれ」
遠巻きにお金は気にするな好きなことをやれと言ってきた形だった
「え? 本当にいいんですか?」
「ああ…………まあ、何億とかお金がかかるのはやめてくれよ?」
「さすがにそんなことはしませんよ。それで、いつ配信道具は届くんですか!?」
目をキラキラさせながら問いかける
「あ、ああ。配信道具はもうあるが……もうやるかい?」
「やります!!」
「お、おう。分かった。準備しようか」
こうして、配信の準備が整い、エックスで告知をした
「準備は良いかい?」
「はい……緊張はしますけど、がんばります!」
そして、レイは配信開始のボタンを押した




