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配信の裏側、冒険者ギルドでの様子

短めです!

僕はその場にいた冒険者のお兄さん、お姉さんとはなしたり、クエストを見たり、携帯で動画を見たりしながら時間をつぶしていた。そして……


「レイさーん! 冒険者登録できましたよー!」


「おお! ありがとうございます!」


「それで、どうしますか? ダンジョンに行きますか?」


「そうですね。 行きたいです!」


「ふふ、わかりました。許可証出しておきますね☆」


「ありがとうございます!!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


(あの子はそろそろ……ダンジョンに着いた頃かしら?)


レイの登録をしたお姉さんはそう考える。


(最近は冒険者になろうとする人も少ないし……強い人も少ない……将来有望そうな子が入ってきてくれて本当によかった。これで少しは魔物の被害も軽減されるかしら?)


今の地球、特に田舎では冒険者による魔物の駆除が間に合わず、ダンジョンから魔物があふれてくるということがよく起きている。それを防ぐためにより多くの冒険者が必要なのだが……


(冒険者ってメリットデメリットが釣り合ってないのよねぇ……死がいつも隣り合わせなのに日によって収入が違う。なんなら一円も得られない日だってあるみたいだし……だからこそ田舎には冒険者がいかないのよね。都会のダンジョンなら同じ冒険者が助けてくれる可能性が高いから……)


その時、ドタドタと何人かの男女が入ってきた


「あら? どうかしたの? 依頼の申請かしら?」


「そんなんじゃねぇって!! これ見てくれ!!」


そういって見せられたのは明梨の配信だ。10階層に転移する直前の場面である


「これ……ブラッドミノタウロス!?」


「そうなんだよ!? 早く!! 冒険者を招集してくれ!!」


「わ、分かったわ!」


そうして、冒険者ギルド公式のSNSで日本全土に向けて、招集が発信される。そして、それはすぐに緊急速報としてテレビに取り上げられ、明梨の配信の視聴数は1億を超えるという事態になったのだ


「あれ? そういえば……」


思い出す。明梨に初級ダンジョンに入る許可証を出していたことを。そして、顔が青ざめていく。あの新人もそのダンジョンに潜っているのだ


(そんな……!? こんなの……新人に死ねと言っているようなものじゃない!?)


頭を抱えてカウンターに突っ伏す。そして、考え込む


(私が……配信を見ていたら……止めれたのに……許可証を出さなかったら……死ぬことはなかったのに……)


そして、ついに配信にレイが映りこむ


「ああ……!?」


なんと、ブラッドミノタウロスは、レイに姿を見られる前に透明になった。炎魔法、陽炎かげろうによる効果だ。それを知らないレイはどんどんと近づいていく


「だめ……!? だめぇ!!」


その叫び声は冒険者ギルド内に響くだけだった


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