レイの自主練
超短いです。すみません
「ぐッ……ゴホッ、ゴホッ……」
レイは慌てて口を押えるが、手の隙間から血が滝のように流れてくる。
「「「「「「「「「!!」」」」」」」」」
さらに言えば11個目の剣技の発動に失敗している。これを一か八かの局面で使っていたならば『死』を免れられなかっただろう。そういう風に考えれば運がよかったといえるのかもしれない。ただ、出血多量で死にそうだが。
「レイ君!? 大丈夫!?」
「あ……れ……? 皆さん……どうしてここに……?」
レイは苦しそうに顔を歪ませながら、駆け寄ってきた見つめる
「急に強くなってるから気になって後をつけてたんだよ」
「そうだったんだ……気づかなかった……みんな、気配を隠すのが上手になって……」
「だめ、喋らないで。すぐに病院に連れて行くから」
「え? 大丈夫ですよ。体内がボロボロになっただけなので」
「それは、大丈夫って言わないの」
「でも、最近はたくさん同じ状況になってるので、慣れっこですよ? それにこの技は本来、けがをするような技じゃないですしね」
「はぁ……それでも一回病院に……あれ?」
そこまで話して、気づいた。レイの表情が穏やかになり血が止まっていることに。
「もしかして……怪我治った?」
「はい。これぐらい治せないと死んじゃいますし」
「「「「「「「「「……」」」」」」」」」
レイの人間離れな発言に全員が黙る
「ま、この出血も今回だけでしょうけどね。体がついてこれるようになったので」
「なるほど……じゃあ、もどるか」
「あ、待ってください」
帰ろうとしたみんなをレイが引き留める。その顔はニコニコしていてかわいらしいが、今のみんなには悪魔の笑みに見えた
「せっかくなら、僕の剣術に付き合ってください。魔物だと一撃なので……強くなったみなさんなら耐えられるでしょう?」
強くなった弊害が意外な形で現れるのだった
一旦ここらへんで特訓やら配信やらは切り上げます。そろそろ学校の話も出さないとタイトル詐欺になってしまう……




