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レイによる授業

短めです

「まずは体に魔力を循環させて?」


「循環……?」


「こう……ぐるぐるって」


レイの言葉に全員が顔に戸惑いを浮かべる


「うーん……これはできないか……なら荒療治だな」


レイはニコッと笑いながら話す


「まずは……諒さんから行こうかな! 手を出して!」


「あ、ああ。めっちゃ怖いんだが……?」


レイは手を握り魔力を流す


「魔力が流れてきた」


「うん。どんどん量を多くしていくよ」


レイはどんどん魔力を流していく


「ぐっ……!? これ、めっちゃ痛いぞ!? 骨折したみたいだ」


「うん。無理やり魔力回路を広げてるからね。そりゃあ痛いよ」


レイは手を離した後、何てことは無いように話す


「この痛み、どんだけ続くんだ……?」


「まぁ、軽く5時間ぐらい?」


「「「ご、5時間!?」」」


〝エグいだろ!?〟

〝嘘でしょ?〟

〝骨折レベルの痛みが続くんだろ?〟


「さあ? 次は誰がやります?」


全員が顔を見合わせ、互いの様子を伺っている


「誰もやらないんですか? なら、効率は悪いけど勝手にやりますね。あ、華蓮さん。諒さんを避難させてあげてください。これ以上負荷をかけると死んじゃうので。後、魔力を持たない人たちの避難もお願いします」


「ああ、分かった!」


少しした後レイは空間に魔力を流す


「今から全員の魔力回路をに干渉していきますね」


「え、ちょっと待って」


誰かの声が聞こえた気がするが無視をする


「ぐ……うう……!」


「これ……痛いわね……」


全員痛がる様子を見せているが、痛みに耐性があるのか耐えられないほどではない様子だった


「うーんと、これ自力で事務所まで帰れる?」


「え?」


明梨が驚きの声を上げる。周りの仲間も驚いたような顔をしていた


「連れて帰ってくれるんじゃないの……?」


「少しだけなら運べますけど、事務所までは無理ですよ」


「え……じゃあ、どうするの?」


「華蓮さんが車で運んでくれるんじゃ無いですかね?」


「ねえ? レイ君は私の負担を考えてはくれないのかい? まぁ、良いけどさ」


ちょうど戻ってきた華蓮が突っ込む


「で、何をしたら良い?」


「車で待機しててください。全員運ぶので」


「? 良いのかい? 手伝わなくて」


「大丈夫です。アイス! アイスブレイク!これで行けるので」


アイスで8つの氷の塊を作り、その氷を担架の形に削った


「さあ、いきますよ」


レイは全員を担架に乗せて動き出す。


「……木刀」


「? レイ、どうした?」


急に動きを止めたレイに声をかける


「ん? んーん。何でも無い」


(今度、練習してみようかな。使えた方が便利だし)


これが原因で氷剣鬼と呼ばれることを今のレイには知る由もなかった


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