危ない
僕達はやっと何かを見つけた。
それは昔本で読んだ大剣やドリルというものにそっくりだ。
だが、ドリルの方は真っ白で光っていて、ドリルの方はなんか禍々しいオーラを出していた。
さてとこっからどうしよう、
そう思ってるとトラが大剣に手をかけた。
「ちょっとま」
ちょっとまて慎重に行動しようと僕が口にしようとする間にトラは剣を引き抜いてしまった。
そしたら抜いた穴から何かを黒い靄みたいな奴がアフで出ていた。
そしたら急トラが僕に向かって手を伸ばした。
「どいてろ!」
その声と同時、僕は数m吹き飛ばされた。
どうだけゴリラみたいな腕力してんだよ!
そしたら、靄がトラを飲み込んでしまった。
「とら!」
僕は気づいたら叫んでいた、まずい、どうする、突っ込むか?それとも見捨てて逃げる?
いや答えは一つしかないな。
そうして僕は靄に突っ込もうとした、
だが、靄の中から声が聞こえたのだ。
「安心しろ。」
その声と同時に靄はトラに吸い込まれて、いった。
だが次から次へと溢れ出しどんどんトラが吸い込む量が落ちていった。
さてどうしよう、トラを助けるにしても僕にその方法はない、あれはトラの゛能力゛によるものだ、僕には出来ない。
そう思ってると剣が落ちてるのが見えた、僕はすぐに剣の方に駆け出し、その剣を靄が出ているとこに突き刺した。
それで、何とか靄は収まった。
「あー疲れたー。」
トラはドカッと地面に座り込んだ。
そして僕はトラに向かい、礼を言った。
「ありがとう」
トラはすごい笑顔で返してきた。
「いいってことよ。」
「あと。」
「?」
そして僕はもう一つ言いたいことを言った。
「あと少し慎重に行動しろ!」
トラは顔の前で手を合わせへらへらしながら謝った。
「ごめん、ごめん」