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墓穴

クソ親達が到着し開口一番にここに呼ばれた理由を聞いた。


「どうしてこんな急に呼び出したんですか?まだまだ仕事が終わってないのに。」


ちなみにクソジジイは前から閻魔様に仕えているから態度が軽い、ちなみに両親どちらとも無能でろくに仕事も出来ない。

しかも、長くいるだけ閻魔様はクビにするのも大変なもようだ、

まあ、数年前の話だけど。

だが、閻魔様は最初から問い詰めるのではなく確認からはいった。


「いや、そろそろミナミがいなくなって数年立つだろう、だからもう一度確認しようと思うんだ。」


閻魔様は重苦しい感じではなく、クソ親たちが話しやすいような当たり障りのない感じで聞く。


「ちょっと閻魔様、前に何度もなんども言ったでしょう、私達が家に帰ったら突然いなくなってたんですよ。」


クソジジイは飄々という言った。


「でも、ここまで見つからないって変じゃないか?」


だが閻魔様も当然の疑問をぶつける。


「といっても、天国、地獄その全員の管理者に掛け合ったんですけどめぼしい情報も得られなかったんですよ、たぶん例のトビラで下界にでも言ったんじゃないですか?」


例のトビラってなんだろう?後で聞こう。

だが負けじと閻魔様も言い返す。


「前にも言ったがトビラが使われた痕跡も全くなかった。」


するとクソジジイは怒鳴り散らす、


「だから知らないって言ってんでしょう、年取って頭も弱くなってんじゃないですか?」


失礼すぎる!

それに、年も閻魔様と変わらないだろう。

すると呆れた顔をして閻魔様は言い放った。


「それじぁあ地獄に堕ちろ!」


「「え?」」


両親はどちらとも唖然とした。

そろそろ出ようか、クソどもの絶望の顔が目に浮かぶ。

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