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【白銀の黒帝:5】英雄と魔大陸  作者: 八木恵
2章:迷宮都市へ
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カール情報報告 前編

俺たちが、ギルドから食堂へ戻るとカールも最近の情報収集をして戻ってきていた。

報告内容はこうだった。


現在、ギルド隊員はなく、ギルドは依頼の斡旋がメインで、迷宮攻略や魔大陸攻略や討伐を請け負う傭兵団が各地に拠点をもち活躍している。 各国も軍はいるが、軍も傭兵団に直接依頼する場合がある。


有名な傭兵団は、『蒼帝の槍』『白帝の盾』『紅蓮の剣』『雷神の斧』『蒼穹の星』である。

魔大陸から帰還した英雄や、実力者達が立ち上げる事が多く、 あとは、女性が多く所属する『深紅の薔薇』がある。


尚、迷宮都市を拠点としているのは、『雷神の斧』で、ほかにも『疾風の鷹』『灼熱の風』『霧氷の天』で、多くの有望な冒険者のほとんどがどこかの傭兵団に所属している。 というのも、現在、ギルドからの高額依頼は、傭兵団へ直接いってしまうため、傭兵団に所属しない冒険者は滅多にいない。 なお、傭兵団内で、各訓練や、候補生の教育などおこなっている。

傭兵団同士の冒険者の獲得の争いや、傭兵団同士の決闘とかある。 


英雄学園の最終学年のトーナメント戦では、各国の軍や、傭兵団が人員確保で集まり、生徒の希望を含めて軍または各傭兵団へ所属する。 ただし、上位5名については、現在最強の聖国拠点の傭兵団『蒼穹の槍』に所属し、魔大陸への進攻のメンバーに加わる事が決定している。


カールの報告を聞きながら、俺シュンはタバコに火をつけ一服する。

「な、なんだ、その中二病の名前の嵐は! はははは」

「恥ずかしいな。 あははは」

「魔法から中二病なんすから、しょうがないじゃないっすか。 シュンさんだって、『白銀の黒帝』じゃないっすか。 ぅぷー。 はははは」 と爆笑中のダンテに言われ、

「それ、いうんじゃねぇー。 俺だって好きでそーなったんじゃねーの。 知らないうちに、そうなっていて、あいつがその名を他の世界にも伝えやがったんだ。 なぁ、リン」と俺は嫌そうな顔をしていうと、「ああ、勝手についたんだ。 われもだ」


魔大陸の魔族も魔術を使うので無演唱で、かつ二つ名などもない。


「もうお三方とも、慣れてください。 説明している私は笑い堪えてるんですよ。 続いて、英雄学園です。」とすこし拗ねながら話をすすめるカールだった。。

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