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【白銀の黒帝:5】英雄と魔大陸  作者: 八木恵
2章:迷宮都市へ
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久ぶに迷宮都市に来るはめに

ここは迷宮都市の検問に、4人組の男女がいる。

1人は濃紺の髪で町人風の優男だが顔は整っている身長195CMの20代中旬の男、1人は黒のビーニー帽子で髪色は銀髪かグレーで前髪が少し長く、長めのショートに髪質はサラサラで、耳にイヤーカフを付け瞳は紺でかなり整った顔だちの身長175CMの青年、濃紺の髪を2つに纏め、紺色瞳の可愛らしくも綺麗で整った顔だちの身長163CM の10代後半の少女と、紺色の少し長めのショート髪に紺色の瞳に切れ長で身長は165CMの将来カッコ良くなるだろうと思われる14歳の少年がいる。 そろいもそろって、全員美男美女である。


門番が「身分証と訪問理由を」というと、それぞれがギルドカードを提出する。

町人風の男が「この子が来年の英雄学園に入りたいというので、受験のためですね」と少年の頭を撫でながらいう。

「なるほど、結構倍率高いみていだ。 頑張れよ坊主」といわれ、それぞれのギルドカードを受け取りと入場許可を得るた。


迷宮都市へ入ると、少年が「シュン様、ここが迷宮都市なんですね」と帽子を被った青年にいうと、俺 シュンが「ああ、で、その様やめねぇーか、ダンテ。 とりあえず拠点にむかうぞ」と言い、歩きだす4人であった。


そして、彼ら4人がついた場所は裏通りにあり、周りの建物と比べるとかなりレトロな雰囲気で『ボブの食堂』とかいてある。

ダンテが「ここですか?」と聞くと、町人風の男が「はい、500年ぶりですか」といわれ、俺が「だな、リン、カール」といってドアを開け中にはいるのだった。


食堂の中はレトロだが綺麗で埃1つない。

ダンテは、食堂内を見渡し「すごい。 これが人間の家なんですね。」というと、リンが笑いながら「ダンテ、ここは見た目は人間の住む家に近いが中身はかなりちがう。」といい、カールが「案内します」といってダンテを連れて行くのだった。


俺とリンも、自分達の部屋へ行き、着替え食堂に戻り、リンの入れたコーヒーで一息つくと、カールもダンテもテーブルに座り同じく一息つく。


俺がタバコをふかしながら「今回、急だったからな。 俺らも。あれから500年ぶりの人間社会で、なーんも最近の情報がねぇー。 ひとまず、情報収集だ。 カール、任せた」というと、カールが「ええ、勿論です。 シュンさん達は?」というと、俺が「ダンテのギルドのランク上げだな。 仮で、Fだろ。 魔皇帝いわく戦闘訓練はさせてるし、魔大陸の初級ダンジョンも30階層までってことは、ここでいう初級ダンジョンはケルベロス以外はだいじょうぶじゃないか?」というと、カールも「そうですね。あとは、人語の読み書き、常識、歴史とうでしょうか」という。


ダンテが申し訳なさそうにいう。

「なんか、すみません。 皆様に迷惑かけてしまって。」

「おめーが行くっていわなきゃ、こっちは3度目の学生させられるとこだったんだ。 なぁ、リン。」

「ああ、適任がいないってな。」という。

「ダンテにとってもいい経験になるだろ。 間違っても魔族ってばれんなよ。 その耳のイヤーカフは外すなよ。 あと、魔族が奴隷として扱われてるって話だ。 が、関わるんじゃねーぞ。 俺らの任務遂行が優先だ」というと、ダンテは唇を噛みながら「はい、耐えてみせます。 分かっていて志願しましたから」といい、承諾する。


明日以降の大まかな予定とシュンの女嫌いに関する注意事項を確認したあとは、俺の料理にダンテが感動し、今夜は各自部屋で過ごすのだった。


そう、この日、シュン達は精霊の時より500年振りに、人界の人間社会にやってきたのである。

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