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氷帝の絢爛

冷たい風が、焦げた大地に吹きすさんでいる。

ギズルは氷の椅子に座りながら、氷漬けになったピスティナを眺めていた。


「覚えているか?お前が軍曹になった時の事。勲章を付けたのは、紛れも無い我だったのだぞ?」


全身に氷の矛を受けたままの状態で凍結したピスティナ。

ギズルは、そんなピスティナに向けて昔話を話していた。


『殿下。もうすぐそっちに落ちてくると思います。』


ギズルに、上空で戦うアルベルトからの通信が届く。

少しして、ギズルの背後にカーディスガンドが墜落してくる。

カーディスガンドは、全身を金色の文様で縛られていた。


「グルルルル…」


「うるさい黙れ。《冷凍》。」


ギズルは、背後のカーディスガンドに向けて指を指す。

その指先から、一筋の氷の風が放たれる。

氷の風がカーディスガンドに触れた瞬間、カーディスガンドは氷塊の中に閉じ込められた。


「殿下。もう良いでしょう。早く、先生を、楽にしてあげて下さい。」


ギズルの側に立っていたリニーが、ピスティナを見ながら言う。


「駄目だ。と言うよりも無理だ。今は《冷凍》で無力化している故、我々も奴に干渉する事は出来ない。かといって解凍すれば、奴は再び暴れ出す。咎人が生きている今、今の我々には奴を相手する余裕は無い。」


「じゃあ、どうするんですか。」


「帝国に持ち帰り、研究対象とする。咎人は災厄だが、その力は我らの物にできれば福音となる。例えば、今までに力尽きていった英雄達を全て再生し、最強の軍勢を作れたらどうなるだろうか。」


リニーの隣に立っていたチゥウデーンが、ぴしゃりと文句を言う。


「それこそ命への冒涜。咎人を倒したのに、帝国そのものが第二の咎人になってしまうでは無いか。」


「…ならば、成ってやるさ。あんな小娘なんぞよりも、よっぽど上手く、咎人を演じて見せるさ。」


ギズルの隣、リニーとは反対側の方に立っていたウーログが、宙を剣で指し示す。

指し示された場所には、不自然な蜃気楼があった。


「そろそろ来るみたいだぞ。」


ギズルは、氷の椅子を消して立ち上がる。


「お前ら、手はずは分かっているな。」


「ああ。」

「分かっておる。」

「はい。」


ギズルは、空中の蜃気楼を凝視する。

空間の歪みから、ティーミスが出てこようとしてきた瞬間だった。


「「「《インスタントアイスコクーン》!」」」


「《ブリザード・エクスプローション》!」


お付きの3人が、楕円形の氷の塊に覆われる。

その直後に、ギズルを中心とした超低温の暴風が発生する。


「キィ!?」


ティーミスの反対側から出てこようとしていたシュレアは、事態を認識した直後に氷漬けになる。


「…!」


ティーミスは、大量の【絶対拘束の魔道玉】を手に入れるだけで氷漬けにはならなかった。しかし、ティーミスが姿勢を崩した拍子に空間の歪みが消え、ティーミスは全身全てギズル側に転移してしまった。


空中に転移してしまっていたティーミスは、そのまま暴風に流され重力に従い地面に落下する。

焦げ地の硬い地面は零度以下に冷やされていたので、環境無効の付いたサンダルが無ければ今頃ティーミスは凍死していた。


空気中の水分が急激に冷やされた為、ただの定温の風だったそれは吹雪へと変わる。

先程まで乾いた大地だった場所が、猛吹雪の真っ只中に変わった。


「《解》!」


ギズルを中心とした、超低温の大爆発が起こる。

爆風により、氷漬けにされた三体の従属者も、氷の中に身を潜める3人の付き人も、皆一様に、バラバラの方向に遙か彼方まで吹き飛ばされ、ギズルからは見えなくなった。


焦げた地面は厚めの雪化粧に染まり、曇った空からは雪が降り始めた。

焦げ地は、雪降る雪原へと変わった。


「…起きろ。ティーミス。そこに居るんだろ?」


ティーミスは、雪の中からもぞもぞと起き上がる。

ティーミスとギズルの距離は、おおよそ10m程だ。


「…随分と、派手な挨拶ですね。」


ティーミスは周囲を見回してみるが、自分とギズル以外は誰も見つけられなかった。


「…始める前に、教えて下さい。これ、どう言う戦法なんですか…?」


「貴様は殺めた数だけ復活すると聞いた。ならば、貴様が蘇らなくなるまで我一人で殺し続ければ良い。違うか?」


「…なるほど。」


ティーミスは、虚空から弓を取り出す。

いつかのダンジョンで手に入れた、荊の巻きついた天使の弓だ。


「…いつか、こんな日が来るんじゃないかって思っていました。」


ーーーーーーーーーー


【アブソリュートエンペラー】


no data


ーーーーーーーーーー


「怯えたか?」


ーーーーーーーーーー


規定量を超えるカルマを検出しました。

これより情報更新を行います。


ーーーーーーーーーー


「…逆です。きっと私は…この日を…心の何処かで…」


ーーーーーーーーーー


【ギズル・ケーリレンデ】


no data


ーーーーーーーーーー


「楽しみにしてたんだと思います。」


ティーミスは、歯を見せる様ににかりと笑う。

意識して作ったものでも、自分を騙すための偽りの笑顔でも無い。

ティーミスの、心の底から湧き上がってきた本物の笑顔だった。


「……」


ケーリレンデ帝国の血統法を始めて知った時も、ギズルはちょうどこんな顔をしていた。


「良い顔するじゃ無いか。」


ティーミスは、石英製の矢を射る。

矢は黒色のオーラを纏いながら加速していき、最終的には魔法弾の様な物に変わる。

ギズルはその矢を回避も防御もせずに、立ち止まったまま受ける。


“パキンッ…”


ギズルの体はガラス細工の様に砕ける。

ギズルを砕いた矢は、遙か彼方まで飛んでいき見えなくなる。


「そこに…居るんでしょう!」


ティーミスは弓を剣に持ち替えて、自身の背後に振るう。


“カキン!”


ティーミスの剣は、背後から迫ってきていた氷の魔弾を弾く。


「…!」


ティーミスは咄嗟に2m程ジャンプをする。

ティーミスの背後に居たギズルは、氷の剣を空振りさせる。


「そこだ!」


ギズルはすぐさま剣を構えなおす。

狙うはティーミスの着地隙。


「ふ…」


ティーミスはそのままハーピィに変容し、地面とは逆方向の上空に飛ぶ。


「お前はまだ、我の想像を超えるんだな。」


ギズルは、剣を氷の狙撃銃に変える。


「ハーピィ狩りか。懐かしいな。昔、兄上達と良くやっていた。」


ギズルは銃を構える。


「ギズルさん、狙撃手は普通、物陰に隠れたりする物じゃ無いですか?」


ティーミスはそう言いながら、口元に赤黒色のエネルギー球を形成する。

かつてピスティナを殺した《血閃(マッドレイ)》だ。


「この我に戦法を説こうと言うのか。…随分と良いご身分だなぁ!」


「…にぁ?」


ティーミスに向けて銃を構えるギズルが、雪原いっぱいに居る。

ティーミスは初め、それが見間違いかと思った。


“バンバンッ!”


ギズルの中のどれか二人が発砲する。

鋼よりも硬い氷の弾丸が、ティーミスの両の頬を掠める。


「我がハーピィ狩りに赴く度に、毎回その狩り場を刈り尽くしてしまってな。」

「兄上から、“もう少し加減を覚えろ”と良く怒られたな。」

「しかし、お前に加減など要らない?そうだろう?」


あちこちからギズルの声が響く。


「…分身ですか。素敵な技ですね。」


紅色のエネルギー球から、《血閃(マッドレイ)》が放たれる。


“バンバン…バババババババババババ!”


無数のギズルが、一斉に発砲を始める。


「……」


ティーミスは紅色の光線を放ち続けながら、右に左に飛び回り、無数の銃弾を躱し続ける。

光線に少しでも当たった銃弾やギズルは、一瞬で消滅した。


「…!」


ティーミスは、右の翼に銃弾を受ける。

光線は途切れ、ティーミスはそのまま墜落を始める。


(まずい…!)


ティーミスは周囲を見回し、付近のギズルの数を確認する。

幸い、もう数人も残っていなかった。


“バン!バン!”


銃弾が放たれるが、変容解除に伴い落下速度が不規則に変わり続けるティーミスに、当たる事は無かった。

ドサリと、ティーミスを雪原が受け止める。


「………」


雪の冷たさで、ティーミスの思考が一瞬だけ飛ぶ。


「…!」


ティーミスは顔を上げる。

ティーミスの目の前には、氷で出来た銃口があった。


「チェック。」


「………」


銃弾が放たれる。

ティーミスはそれを、殴って弾く。


「な!?」


「……!」


ティーミスは氷の銃の銃口にかぶりつき、そのまま噛み砕く。


半分ほどの長さになった狙撃銃はもう一度発砲するが、その弾丸にはもう殺傷能力は無かった。


ティーミスは虚空から剣を引っ張り出し、素早く立ち上がり、ギズルの首めがけて剣を横に振るう。


“ガキンッ!”


ギズルは氷の剣を形成し、咄嗟にそれを受け止める。


“キチキチ…キチキチキチ…”


二人の動きが、しばし止まる。


「凄く強いんですね。ギズルさん。」


「逆だ。お前がそこまで強く無いんだ。」


何かを殺めて回復するのならば、無機物をけしかければ良い。

殺めた者を従えるのならば、殺められなければいい。

この世界に絶対など無く、どんなスキルにも対処法はある。

ギズルはただ、それを分析し実行しただけだった。


“ガキンッ!”


鍔迫り合いが弾け、二人も弾かれる様に後退する。


「兵士は呼ばないのか?ティーミス。」


「ピスティナちゃんより強い兵士は居ません。彼女でもだめだったので、もう呼ぶだけ無駄かと。」


「なるほど。」


もしもティーミスがあと2年まともな教育を受けていれば、帝国はいよいよ終わりだったかも知れない。

ギズルはそんな事を考えながら、再び剣を構える。


「さあ…そろそろ終わらせようか。」


「同感です。」


ティーミスも、剣を構える。

その剣戟は、主にギズルを真似たものだった。


「はあああああ!」


ギズルが、その場からはじき出される様に駆け出す。

ティーミスは数歩前進し、それを受け止める。


“ガキン!…キチキチ…”


「…どうやら力は、私の方が上みたいですね。」


ティーミスが力を込めると、ギズルの剣はあっさりと押される。


「ああ。そうだな。」


次の瞬間。

ギズルは剣を手放した。


「!?」


姿勢を崩すティーミス。

ギズルは、そんなティーミスを、抱き竦めた。


「な…!」


ギズルは、氷の様に冷たかった。


「《共氷》。」


ギズルの体が、ティーミスを巻き込みながら次第に凍りついていく。

ギズルとティーミスは、次第に氷塊に包まれていく。


「あなた…まさか…!」


「自分と心中するつもりか、そう聞きたいのか?」


ギズルは、指先から色が消えていく。


「答えは否だ!」


このギズルもまた、氷で出来た分身体に過ぎなかった。


ーーーーーーーーーー


【超低体温症】

体力以外の全ての能力値が10になります。


《サクリファイスオプション》

このデバフは回避不能です。


ーーーーーーーーーー


「……流石ですね。」


ティーミスは、氷像になったギズルに向けて告げる。


「貴様の攻撃を我が反射した時の事、覚えているか。」


氷像のギズルが喋る。


「…ええ。あの時もちょうど、こんな気持ちでした。」


ティーミスは答える。


「あの時は貴様は無敵のギフテッドだとされていたし、我もそう思っていた。カウンターと言う単純な技で、我は貴様に一矢報いる事が出来た。故に確信した。」


ギズルの氷像は次第に形を崩しながら、ティーミスの体にまとわりついていく。


「貴様もまた、この世界に生きる一人の人間。この世界に完璧な人間など居らぬ。故に帝国は、故に人類は

、永遠なのだ。」


ティーミスの体が、足元から次第に氷の中に閉ざされていく。


「…もし万が一、貴様が久遠の未来に目覚める様な事があれば。」


ティーミスは、氷の中に閉ざされる。

事実がどうあれ、判定としてはギズル人形とティーミスがお互いを拘束し合っている状態の為、ロザリオは反応出来なかった。


「貴様を導く者が現れんし事を、願う。」




………




激戦より10日後。

冠雪の焦げ茶。

空は相変わらずの曇天だったが、雪は降っていない。


“ザッ…ザッ…ザッ…”


リニー、ウーログ、チゥウデーンの3人が、ティーミスの前に立つ。

氷山の様な形をしたその氷は表面が激しくくすんでいた為中の様子は全く分からなかったが、中に何かがある事はしっかりと確認できた。


「…殿下はなんとおっしゃっている。」


ウーログはリニーに問う。


「かなり無茶してたらしくてね。当分は療養生活だって言ってた。」


リニーは答える。


「それでこれはどうするんだ?」


チュウデーンは、ティーミス入りの氷塊を指差してリニーに問う。


「後日、帝国の術師達が来て、ありったけの封印術式で補強するとしか。」


「要するに放置か。」


ウーログは吐き捨てる様に言う。


「ギズル殿下曰く、帝国の冷凍庫に置いておくにはあまりにも不確定要素が多過ぎる…とかなんとか。結局、ピスティナ先生や他の召喚物達、それから咎人の根城に住み着いてたドラゴンも行方不明になったみたいだし。」


リニーはそう言いながら、ティーミスに数歩近付く。

ふとリニーは氷の表面に、黒いシミの様な物が出来ている事に気が付く。

シミは少しの間もぞもぞと動くと、ハエの様な姿に変わり飛行を始める。


「…うわ!?」


リニーは驚いて尻餅をつく。

その時起こった僅かな風の乱れにより、ハエは墜落しそのまま崩れた。


「どうした、リニー。」


ウーログが駆け寄る。


「い…今、何か虫みたいなのが。」


「虫?」


ウーログはティーミスの氷を細かく観察してみるが、何かおかしな物が見つかる事は無かった。


「…殿下と戦った時の、何かの残りじゃ無いのか?それか、見間違いか。」


「そう…かな…うん、きっとそうだね。」


リニーは立ち上がる。


「おいお前ら、そろそろ帰らないと就任式に遅れるぞ。」


チュウデーンが、二人にそう声を掛ける。


「就任式?何の?」


リニーが聞き返す。


「ギズル殿下の皇帝即位のだよ。ギズル殿下は、代理として自分の氷人形を立てて行うらしい。まさか知らんのか?」


リニーはウーログの顔色を伺うが、ウーログも事情を知っているらしかった。


「えっと、どう言う事?殿下は確か、死んだって事にしなかった?」


ウーログが答える。


「あの時一緒に、“殿下死亡デマ説”も流れただろう。その噂は民衆の想像の産物などでは無く、殿下本人が流した物だ。」


「え…?て事は…」


「殿下死亡の報が皇室内の反ギズル派により流されたデマ。正しくは、殿下は本当に信頼できる部下達と共に秘密裏に咎人討伐の旅に出ておられ、血統により見事咎人を打ち倒し帰ってきた。…と、世界全土で報じられている。」


チュウデーンは、やれやれと言った具合に首を振りながら話す。


「共の目による映像記録付きだ。疑えと言われない限りは誰も疑わないだろうな。」


結局ギズルは、ティーミスを踏み台にして第一皇子から皇帝の座を奪い取った。

はるかに巨大なスケールで見たら、アトゥルルイエを襲い皇帝になると言うギズルの計略は、成功したのだ。


「あはは…どこまで用意周到なんだか…」


リニーは呆気にとられた様子で、今頃高笑いをしているであろうギズルの顔を思い浮かべる。

多数のトラブルはあったものの、結局全てがギズルの思惑通り。


「…ん?」


ウーログは背後を、チゥウデーンの方を振り向く。


「何じゃ。わしの顔に何かついておるか。」


「いや、今貴方の背後に、人の気配が。」


「あぁ?」


チゥウデーンも振り返るが、凍り付いた地平線以外の物は無かった。


「お前ら、少し疲れておるのでは無いか?ほら、とっとと帰るぞ。」


チゥウデーンに手招きされ、二人はチゥウデーンの側まで移動する。

チゥウデーンが青色の魔石を握りつぶすと、3人は帝国にテレポートして行った。


赤黒色のハエが、氷塊の上で手をさすっていた。




………




廃墟の中の、錆びたラジオ。


『今日をもって、グオーケス連合は解散する。しかしこれは終わりでは無く、新たなる始まりの布石である。100と8年が過ぎた時、我々の意思は再び蘇る。復活を見届ける事なく旅立つ者よ、この言葉を信じて、祖なる地より見守っていて欲しい。そして100と8年先も生き続ける者よ、未来に生まれし子達らよ、復活の日をこの地で見届ける者よ、どうか、共に戦って欲しい。共に、帝国と言う名の夜を終わらせて欲しい。原初の意思を継ぎし我が同胞、エル・マーナス・ネル・ドルが其方らと共にある。

共に戦い、そして、明日を信じ、今は耐えよ。いつか訪れる希望を信じよ!』


廃墟の中では、ボロボロの服を着た沢山の子供達がこのラジオを聞いていた。

皆がやせ細り、健康そうな者もそう多くない。


「これ、俺のひいひいじいちゃんが録音した物だってさ。だいたい…110年前くらいか?」


「おーい、もう経っただろー?何か起こったか?なあ。」


130年間、ケーリレンデ帝国は戦争を止める事は無かった。

貧富の差は広がり、土地はみるみるうちに死んでいった。

この廃墟は、一月前までは大都市にある孤児院だった場所だ。


「きっともう、エル…何とかって人も死んでるよ。いくら寿命があっても、鉛玉食らっちゃ意味ないだろ?」


「多分108年前の人たちが、みんなを元気づけるために作ったんだと思うよ。多分。」


「へ、どうせ何も考えちゃいないんだよ。この世界のせいで、みぃんな狂っちまってるのさ。」


ラジオを持ってきた少年が、子供達の集団の一番隅に座る少女の方まで歩き、その右肩をポンポンと叩く。


「お前もそう思うだろ?ティーミス。」


少女は答える。


「ええ…全くもって、同意見です。」

次回からは最終章『罪咎』をお送り致します。ギズルは結局、自分の間違いを未来の誰かに丸投げする事を選んだ様ですね。

ご意見、ご感想等ございましたら、是非是非お寄せ頂ければ幸いです(`・ω・´)

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― 新着の感想 ―
なんか…未来に〜は全然いいんだけど色々不満が残るなぁ… 残機がない事に対する危機感があっても積極的に残機を増やす行動をしてこなかったし… 結局10体(?)倒すと命(残機)が手に入るみたいな剣も使って…
[一言] ついに最終章ですか、好きな作品ですので終わりが近くなると思うと悲しくなります。 意見があるとすればティーミスの唯一の友人であったキエラがどのような人生を歩んだのか描写をしてほしいです。
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