第3話:復讐は恐ろしいですよ
うーん……。セリフがどうしても多くなってしまう……。
今回の、ストーリー分かりにくいかも知れません。
あのあと、二人で抱き合っていると乙女先生に呼び出されたと思ったら、生徒指導の先生にこってりしぼられました。はい。
何でかって?そんなもん朝遅刻したからですよ!
そして、今……
「はぁ……なんでこんなこと……」
「まぁまぁ、掃除ぐらい普通にやってれば終わるだろ?課題とかいきなり出されたらどうしようかと思ってたぞ」
「まぁな……遅れた俺等も悪いし……」
「そうだそうだ。……でさ、お前は何で遅刻したわけ?」
「あっ!あそこにスゴイ汚れ発見拭き取らなきゃー!」
「また、はぐらかしやがった……そんな言いたくないのか?俺達……親友だろ……?」
「え?そうだっけ?」
「あっ!ひどい!」
「いいからさっさと掃除終わらせようぜ………」
「はぁ……大方、鏡で身だしなみチェックしてたら遅れたんだろう?」
「…………………………………………」
「えっ…?マジ……?」
「バッ!ちょっとちげぇよ!」
「なら、ちょっとあってるのか…………じゃあ、制服姿の自分に見惚れてたとか?」
「………………………………………………………」
「…………マジ?」
「……他言したら殺す」
「ひっ!!いわねぇよ!やめて!怖い!乙女先生なみに怖い!」
ガンッ!
「うがぁぁぁ!い、痛い!先生いたんですかぁ!?」
「そんなことより……今なんつったテメェ?」
「乙女先生は、とても美しいと言いましたぁ!!!」
「ならよし」
そういうと、先生は踵を返して教室から出て行った。……あれ?もしかして、職員室から来たのか!?職員室って俺らの教室の真上だろう!?地獄耳にもほどがあるぞ!?
「とりあえず……終わらせようか……」
「んだ……」
「よっしゃぁ〜!修司帰ろうぜ〜!」
「おう、帰るか」
掃除が終わった俺とヤスは、生徒指導の先生に少し説教されたあと解放された。現在時刻6時30分である。そして、靴を履き替えた俺は、校門を出たところで…………ヤクザさんに捕まった。
「……クソガキィ。探したで……」
ギィィヤァァァァ!!追いかけてきたんですね!!しかも3人で、ですか!!って、ヤスゥゥゥゥ!!他人のふり決め込んでんじゃねぇぇ!
「おい、コイツ等連れてくぞ」
あ、ヤスも入ってる。
「どぅえぇぇえ!?俺もですか!?」
「……こいつの知り合いだろぉ?」
「…………チガイマス」
おいぃぃぃぃ!俺お前のこと見損なったよぉぉぉ!!ってかさっき肩ならべて歩いてたジャン!その嘘苦しすぎるよ!
「そうか、じゃあコイツだけ連れてけ」
うそぉぉ!?信じちゃうの!?ってヤスなんで自分で言っといてビックリしてんだよ!
「あ、じゃ、失礼しまーす」
マジで帰ったよ!しかもすごいスピードで!最低だなアイツ!
「オラァ!来い!」
「グッ……」
そう言うと、ヤーさんは俺の頬に拳を叩きつけてきた。しかも、鳩尾に膝蹴りをうけて、俺はその場でうずくまった。
「立て!オラァ!」
クソッ……マジでヤバい…………やり返してやりてぇ……。でも…………俺は……
「何をしているの!!!」
「オォ?なんだこの女?」
……ぁあ?……誰だ?
「オイ、コイツめっちゃかわいいやんけ!」
「コイツも、連れてくか」
なっ……!?桐嶋早弥!!!な…なんで……!?それより……桐嶋があぶねぇ……
「に、げろ……!」
「アァ!?そんなんわいらが許すはずないやろぉ!?それにこいつから首突っ込んできたんや」
チクショウ……情けねぇ俺……女一人守れねぇなんて……
「好き勝手言ってくれてるわね」
ボコッ
なっ!?ヤーさんに手出しやがった!!!しかも顎におもいっきりいったよ!?
「こ、このアマァ!!」
「遅いッ!」
なにが起きてんだ……?コイツ、本当に桐嶋かよ……!?桐嶋ってこんな強かったのか……!?
「チ、チクショウ!覚えてやがれ!!!」
あ、定番のセリフだ。って……えぇ!ヤクザ追い返した……!?二人はそこで気絶してる……嘘だろ!?
「………………」
「……………………」
え!?何か言ってよ!!なにこの沈黙!!怖いよ!
「……あなた、大丈夫?」
「え、あ、なんとか……」
「ふぅん……」
「あ…………」
桐嶋は、それだけ言うと歩いていく……。何でだろう……?俺を助けてくれた……?それにしても……………………
「……曲がり角から覗いてるそこのお前」
「ハイッ!?」
「よくも見捨てやがったな……?」
ヤスである。というかあいつ一部始終見てやがったな!?こっちは、めちゃくちゃ痛い思いしてんのに!
「……あの、ゴメンナサイ」
「……アラ?私達もう友達じゃないんでしたっけ?」
「許してくれよぉぉぉ!修司ぃぃ!」
「はぁ…………まったく……。もう顔あげろよ……」
「修司……!」
「……ペガサス彗○拳!!!」
ドォォン!!
顔、あげた瞬間に俺の渾身の右ストレートをヤスの鼻っ柱に叩きこんだ。
「ちょ……ペガサス○星拳、なんか使いやがって……!普通のやつなら死んでんぞ……!!」
あ、お前普通じゃないのね。ってか本当に人間ですか?
「グハァ……」
アララ、気絶しちゃった。
……………よしっ!置いてこう。
訂正とか、アドバイスをくれると嬉しいです。