第1話:先生ってやっぱ怖いよね
休みの間に、できるだけ投稿しようと思います。
学校が始まると時間がなくなるかもしれないので…
「あ…危なかったぁぁ……もうちょっとで、売り飛ばされるとこだった……」
結局あのあと、俺はスキを見て逃げ出した。制服の勲章で水連高校ってバレたけど知〜らない♪なんか後ろで「あのガキ、潰しに行ったる…」って聞こえたけど、知〜らない♪
まぁ、そんなことおいといてぇ、今俺は校門まで着いたわけですが……。
現在時刻:9時30分
ヤクザさんのせいで、すっごいタイムロスしたよ……。まぁ、当然の如く校門は閉まっているわけでして…。
「どうすっかなぁ〜……」
遅刻した場合、遅刻届を出すみたいだけど……、んなもん出してられるか!ましてや、入学式の日だぞ!無理だぁぁ!
……ということで、忍び込むかな!それに門も低いし簡単に乗り越えられる!……早速実行
「誰もいねぇな……? へへへ……お邪魔しまぁ〜す」
よしよし……!とりあえず、クラス分け見て自分のクラス見てくるかぁ……。
「何をしている!」
な、なにぃぃぃ!人がいただと……これは非常にマズい……ここは…"必殺!!土下座!!!"
「すいませんでしたぁぁ!」
(なに騙されてるのよ、変態ナルシスト)
っておめぇぇぇかぁぁぁぁ!紛らわしんだよ、クソ女神ぃぃぃ!あと、何か俺の名前進化してる!やめてそれ!
(分かったわ、変人ナルシスト)
うん、あんま変わってないわ。
(ごめんなさい、変態?)
違うよ!?なに、俺に聞いてんの!?って、いかん!またこいつのペースに乗せられてしまう!無視だ無視!
「チクショー……クソ女神のせいで無駄にでかい声出しちまった……誰か駆けつけたら面倒だ、なるべく早く行動しよう…」
とりあえず、クラスに鞄置いてこよう……俺のクラスは…。
「何してんだ?」
あんの女神……。そう何度もひっかかるかぁ!
「しつけぇんだよ!テメェ!」
「何が?」
「しらばっくれんじゃねぇ!」
「……? おーい、大丈夫か修司ー!」
「………え?」
「お前も遅刻かぁ?」
「あぁぁ!ヤス!」
「よぅ!なに、一人でブツブツ言ってたんだ?」
「い、いやなんでもない」
こいつの名前は虎島泰弘。通称ヤス。本人は、虎島だからタイガーって呼んでほしいって言ってるけど呼んだことは一度もない。だって、なんかかっこいいし。ちなみにこいつとは、小学校からの付き合いである。この、高校も親友のこいつが一緒に入ろうと言って入った。
「……にしても、入学式から寝坊しちまったぜぇ……」
「ハッ!ちゃんと早く寝ないからそうなるんだよ」
「お前も寝坊してんだろ!」
「いや、俺はしてないぞ」
「じゃあ、なんで遅刻してんだよ!」
「…………おっ!お前と俺同じクラスだぞ!」
「話そらしてんじゃねぇよ!」
「1-Bだってさぁ〜行こうぜ〜!」
「話を聞けぇぇぇ!」
「さぁ……どうするヤス……入学式はもう終わったっぽいな……HR中か……?」
「うーん……ここは、堂々と遅れてきましたーって入ればいいんじゃね?」
今、俺達は1-Bの教室の目の前にいる。しかし全員席についてなにやら担任の話を聞いているようだ。なんか全員震えてないか……?まぁ、いいか
「よし、とりあえずそれで行け」
「オッケー!……っておまえも来いよ?」
「チッ……わかってるよ」
「なんで舌打ちしたの!?」
「ええいっ!行くぞ!」
ガラッ
「すいません。遅れましとぅわぁぁぁあぁあぁぁぁ!?」
ガンッ
えぇぇぇぇ!ドア開けた途端、金属バット飛んできたよ!?誰よ!?しかも避けたらヤスに当たった!
「初日から遅刻とは良い御身分だなぁ……オイ」
………………
「………間違えましたー」
ピシャッ
担任めっちゃ怖ぇぇぇぇぇ! あれ本当に女の先生!? 始めてみたよ、本当に額にあんなんある人!(#←あんなん)
バァァアァン!
「なに、逃げてやがる……コラ」
ギャァァァ!ドア破ってきたぁぁぁ!!!あと、ヤス立ったまま気絶してんじゃねぇ!器用だな!
「キ……キレてますか?」
「…………キレてないっスよ(某芸人風)」
あぁ、嘘をつけない方で? 拳が震えてらっしゃいますよ!? でもノリはいいですね!
「とりあえず、罰として保険室逝ってこい」
あれぇ……?逝ってこいって言ってません?それ。っていうか……
「体罰はんたぁぁぁい!」
ガンッ
金属バットかぃぃい……!やべ……死んだお祖母ちゃんが見えるよ……
「祖母ちゃん……今……会いに行きます…」
バタッ
まだ、ヒロインが出てきません……
次回には出るかもしれない(ぁ