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味覚掌握罪

(「しりとり詩」ではボツになりましたが、こちらの詩集のテーマに即していたのでアップすることにしました。)

どんな味でもいただきましょう

薄くても 濃くてもいい

色んな風味が混ざってるのも魅力的

嗅覚まで刺激してくれたら更にいい


一番好きなのは俗にいう「激辛」だけど

どうやらその正体は「痛み」

見境なく求めるのは控えたくて


手間をかけてくれたのでしょう?

嬉しくって評価も甘口になるわ

私の好みに合わせた味付け


“結婚してください”

意味はそれと同じなのよ


「良かったらまた食べたいな」


なかなか気付かない貴方

単に料理好きなだけなの?

残さず食べた私に微笑んで言う

「嬉しいよ、頑張ったんだ」


だからそうじゃないんだってば

バカみたいに下手な駆け引き


キスの一つでもお礼に送れば

場の空気が読めない貴方でも

もっと意識してくれるんでしょうけど

胃袋掴まれた系女子

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