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Y字路の顛末
君の進む道は真っ直ぐで
放つコトバもすがすがしく
偽りなどなかったんだろうね
必死になって追いかけた憧れ
いつも引っ張ってくれた人
偽らない君の前で
僕は嘘を塗り重ね
正直に悩む君に対し
本心を隠し助言した
僕はいつだって君と正反対
異なる道を進んでいた
枝分かれのY字路
距離が開いてゆく
そっちに行きたかった
引き返して追いかけたかった
けれどこんな弱い僕では
ダメだ
君に振り向いて欲しくなかった
振り返って悔やむ君を見たくなかった
このY字路は きっとそれぞれ
正直者と嘘つきの村に繋がってるんだ
一途にアイツを思う君のことを一途に思うほど、僕は間違った方へ転がってゆく




