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アップルパイを召し上がれ

半分溶けたような実

溢れ出てくる果汁

サクサクとクシュリが混ざった


ああ なんて

甘く広がって愛おしいの

時折バターとシナモンが

かすかに歯の裏をくすぐる


あんなに素朴な赤い果実が

これほど上品に化けるのは

御伽噺の魔女にだって

想像できなかったでしょうに


移り変わる食感に

秘密にしてる気持ちを合わせて

呑みこんじゃうことにする


あの仕草の意味とか

言いかけてた言葉の続き

何度か目が合った理由も全て

まだ聞いちゃいけない気がするから


蜜のような果汁と

なめらかなカスタードに

包み隠してもう一度 奥底へ


高鳴る気持ちをしまいたい日は

アップルパイを召し上がれ

(機が)熟すまで待ってる

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