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世界と私を繋ぐもの
たとえば旅に出たとして
行きたかったところにようやく足を運んだとする
そこに広がる自然と人の輪と
散りばめられた非日常に洗われていく自分がいる
けれど
どんなにご飯がおいしくても
星が見えなきゃ意味がない
温かい温泉に浸かったところで
星空がなくちゃ意味がない
どんなに街明かりが幻想的でも
星と語れなければ意味をなさない
求め続けた旅のはずが
その価値は想像の半分にも満たなくて
ああ私は
この旅で一つの発見をしたんだ
私の心は知らないうちに
星空とともに在ったんだ
君がいなくちゃ意味がない




