表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/100

参詣

金色の衣は

あの人の望みだったのか

木彫りの微笑みこそ

あの人の願いだったように思う


薄雲漂う明るい空と

緑青の御殿と

謹み深い紫の垂れ幕が

ベージュのコートと

黒いタートルネックをすり抜けて

肌にこびりつく真夏の風のように

肺胞の周りでとろりと遊ぶ


君の望みを知りたかった

知ろうとしなかった

知るのは怖かった

物言わぬ微笑みの前なら

こんなにもあっさり吐露できるのに何故


その微笑みが全てを許してくれると

錯覚しているのかそれとも

未だに生きた瞳や心に向き合うのが

恐ろしいのか


神聖なものと向き合う時のように

距離を置いて眺めるのが適しているというのか


尊い、とは。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ