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無限論文

作者: 勿忘草

おはようございます、あるいはこんにちは、あるいはこんばんは。

最近重い話ばっかだった気がするので、ちょっとシニカルめなユニークなお話

『僕』の独り言に、しばしお付き合いください(_ _)

やぁやぁ、「おはよう」と言うべきかもしれないし、「こんにちは」と言うべきかもしれないし「こんばんわ」と言うべきかもしれない。


君、あるいは君たちは今、どうやってこの物語を読んでいるんだい?

「PC」で読んでいるかもしれないし、「スマートフォン」で読んでいるかもしれないし、それ以外で読んでいるかもしれないね。


質問続きで申し訳ないんだけど、何でこの物語を読んでいるんだい?

「何となく」かもしれないし、「題名やあらすじが気になった」のかもしれないし、「他の人に勧められた」のかもしれないね、あとは…「この作者のファン」かもしれない。


この作者、男かもしれないし、女かもしれないし、どちらでもないかもしれない。

もしかしたら人間ではないのかもしれないね!


あー、ここまで読んで「は?」と思う人がいるかもしれないし、「共感」してくれる人がいるかもしれない。

ここで「読むのを辞める」人もいるかもしれないね。


まぁ、続きはまだまだあるんだけどね!


僕が何を言いたいのか、分からない人もいるかもしれないね!


とゆうかまず、僕って誰なんだろう。

「この物語の主人公」かもしれないし、前提に「この物語に主人公なんて居ない」のかもしれない。

その前に「これは物語じゃない」のかもしれない…

僕とゆう一人称の人はたくさんいるかもしれないよね。

今読んでる君、または君たちの中に僕とゆう一人称の人がいるかもしれないよね。


そうだ。僕と君は知り合いかもしれないよ?

んー、会ったことあるかもしれないし、無いかもしれない顔だなぁ。

実は僕らどっかですれ違ったことあるかもしれないね、

そうだよ!実は前世で恋人だったかもしれないよ!

有りえないって思ってるかもしれないね。

でも君、または君たちは通行人一人ひとりの顔をちゃんと覚えてるのかな?

中には覚えてる人もいるかもしれないけど、僕が誰かわかってないようじゃあ前世で恋人じゃないと言い切れないかもしれないよ。


面白いかもしれない話をしようか、

君、または君たちに好きな人がいるかもしれない。

その好きな人が今、この瞬間に君と同じこの物語の、この行を読んでいるかもしれない。

そして、思い浮かべた好きな人が君かもしれないし、君の知ってる人かもしれないし、赤の他人かもしれない。

実は好きな人なんていないかもしれないね。


ふふふ、君、または君たちはここまで読んで頭痛がしてくるかもしれないね。

僕も今、頭がいたいかもしれないなぁ。


さて、物語も終盤の今。

僕が『かもしれない』には無限の可能性を秘めている。と言ったらほとんどの人が共感してくれるかもしれないね。


さぁ、もう疲れたかもしれないけど、頑張ってくれたまえ。


ここまで頑張って読んできて君、または君たちは

僕が『かもしれない』を何回言ったか、気になるかもしれないね。

そんなの気にせずよみ終わらせるかもしれないし、気になって来るかもしれない。

『かもしれない』を数えに二回目を読みに行くかもしれない。あ!これが二回目かもしれないね!

もしかしたら途中でわかんなくなって二回目以上かもしれないけど、君、または君たちはまだ一回目かもしれないね。


君、または君たちがもう飽きてきたかもしれないし、僕も少し飽きてきたかもしれないからもう終わろうか。


この物語は面白かったかい?


面白かったら君はまたこの物語を読みに来るかもしれないね。


そうしたら、また会えるかもしれない。

僕も君、または君たちを待っているかもしれないよ。



 

作中に出てきた『かもしれない』の数は

作者が数えたところ56個でした!

が、深夜の眠い中一人で数えていたので正確性に欠けます。ご注意ください。

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