期待の新人
更新ペース遅くてごめんなさい
「どういうことだい?
僕が魔法を?」
「あぁ、俺がさっきレベルアップしたとき、
手に入ったスキルが伝承って言う
名前なんだけど、殺した魔物の一部の能力を
受け継ぐって言うスキルだったんだ。」
「殺した魔物の一部...つまり
魔物のスキルを扱えると言うことか。
でも、僕はいいかな。確かに
魔法を使える人は少し羨ましい。
でも、僕は僕なりに魔法を扱えず、
ただ剣を振るう自分に自分なりの誇りを
持っているからね。ただ、あえて言うなら
空中戦が可能になるような、空中でも
剣が振れるような、そんなスキルがあれば
いいなとは思うよ。」
そうならユキがいま力になれることはない。
空を飛ぶ系のスキルや加護をあげることを
考えたが、それはあまりにも惜しすぎた。
二人はそれからもしばらく狩りを続けた。
このせかいには強いやつが戦えば弱いやつの
レベルも一緒に上がるみたいな寄生プレイは
できないそうなので、血を見ることに
抵抗を覚えながらもユキは魔法を放ち続けた。
「じきに日没だ。そろそろ帰るとしようか。」
「りょーかい。さすがに疲れたわ。」
今回の狩りによりレベルが大幅に上がった。
ゴブリンやスライム、コボルトなどから
スキルや何やらを手にいれまくり、
レベルもいくつか上がった。テラも一気に
3レベル上がったそうだ。
ユキ 146
体力3351/4013 魔力1968/7120
スキル・加護
異世界人補正 成長率Ⅹ 成長率Ⅹ 成長率Ⅹ
成長率Ⅹ 成長率Ⅹ 成長率Ⅹ 成長率Ⅹ
成長率Ⅹ 成長率Ⅹ 成長率Ⅹ 魔力消費削減Ⅹ
光属性Ⅹ 闇属性Ⅹ 氷属性Ⅹ 風属性Ⅹ
炎属性Ⅹ 土属性Ⅹ 雷属性Ⅹ 穴堀Ⅹ 嗅覚Ⅹ
軟体Ⅹ棘鉄球術Ⅹ 鎚術術Ⅹ 操木Ⅹ 神速Ⅹ
根性 火事場の馬鹿力 諳視 視覚強化 滑空
再生力 鑑定
水龍の加護 風龍の加護 天空龍の加護
魔王の加護 大天使の加護 精霊の加護Ⅹ
エクストラスキル
自然回復 水中呼吸 飛行 半魔化 半天使化
精霊愛 風発生 睡眠風 分身 察知 豪腕
レベルスキル
伝承 結界術
トレントから操木。マンドラコラから睡眠風。
鳥のような魔物から滑空。スライムから
軟体、分身。コボルトから穴堀、嗅覚、察知。
ヒトツメオーガから視覚強化、豪腕。
ゴブリンから炎属性、土属性、雷属性、
棘鉄球術、鎚術というふうにかなりの
スキルが伝承により手に入った。
だがやはりテラの助けになるようなスキルは
手に入らなかった。
「確かに期待するって言ったけど、
にゃんでこんなにもってかえって来ちゃう
の!?ばっかじゃないの!?いったい何時間
狩り続けてたのよ!」
「いや、すまないナフカ。ユキが思いの外
強くて一緒に狩るのがついつい楽しくてね。」
「だからって1000匹くらい持ってくること
ないでしょ!?あぁ~絶対残業だよ~。
残業したくないよ~。何時間かかるんだろ。」
確かにあれは楽しかった。俺もテラも
神速のスキルを持ってるから
もうそれはとんでもない速度で動き回って、
モンスターを見つけては狩り、見つけては
狩りを続けた結果がこれ。
死体はテラがストックという別空間へ
アイテムをほじしておけるスキルを
使えるためこの量をもって帰ってこれた。
「またこんど必ずご飯に連れていこう。
もちろん僕がお金を負担する。」
「~。約束してよね」
「あぁ、必ず」
いい感じの雰囲気をだす二人に
こそっと舌打ちをする。きっと周知なのだろう。
ギルドに残った人たちは二人を暖かい目で見る。
「それでは、僕はこれで失礼しよう。
素材とお金はすべてユキに渡してくれ。」
「いや、さすがにそれは悪いって!」
「いいんだ。僕はこれでもかなり稼いでいてね。
それにそろそろ仕事に戻らないと
国から怒られてしまうしね。
そうだ。
というわけでナフカ、手続きよろしく」
「はぁい」
解体所でナフカは解体の現場を
視察しにしていた。何でもテラと新人ユキの
二人組が狩ってきた魔物たちの中に
カゲハヌシがいるという情報があるからだ。
ちなみにユキは今金額の集計中なので
ギルドで待ってもらっている。
そして今気づいたことがある。
「あれは...」
解体の達人であるドーマンおじいさんの
声が聞こえる。「流石は剣聖やな。
あのカゲハヌシの脳天をものの見事に貫くとは」
その部分がどうしても気になった。
カゲハヌシは飛んでいるためにテラが剣を
届かせる位置にはいない。カゲハヌシは
すごく賢いためにわざわざ接近して
来ることもない。だとしたらいったい
どのようにしてカゲハヌシを殺したのか
だがその疑問はすぐに解決された。
カゲハヌシの脳の貫かれ方が明らかに
剣ではないということだ。剣にしては
太く、大きい。だがテラは魔法を
使うことはできない。だとしたら
「カゲハヌシを殺したのは...ユキくん?」
ドーマンおじいさんもそれに気づいたのか、
貫かれたカゲハヌシの顔を見て困惑していた。
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