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リスタート・フロム・ゼロ  作者: コーゼ
5/6

一面倒につき三幸運

さらにちーといくぜぃ!

木々が生い茂った森につくと

テラはこめかみに手を当てて目を閉じた。


「いま千里眼という僕のスキルで

ちょうどいいモンスターを探してる。

もう少し待っててくれ。」


「オーケー」


「っ危ない!」


瞬時にユキの背後にテラが回り込み、

剣を構える。するとそこに木をもなぎ倒す

半透明な刃が襲いかかる。ガギン!という

鋭い音がなるとその半透明な刃と

テラの武器がぶつかり合う。


「なんでこんなところにいるんだ。

ユキ、絶対に僕から

離れないでくれ。一発でも先ほどの刃に

触れると最後、上下が真っ二つになる。」


「なに?なにがいるんだよ!?」


「風の眷族、緑鳥の異名を持つ竜種、

カゲハヌシだ。」


再びいくつもの刃が襲いかかる。

先ほどとは違いテラは楽々と風の刃を

砕き落として行く。すると突然上空に

激しい後光と共に尾羽が非常に長く、

巨大で、鳥のような竜が現れた。


「あれが攻撃の正体。カゲハヌシ。

僕的にはすごく戦いにくいモンスターさ。

なんせ、飛んでるからね。僕は

地上戦がメインなんだ。風魔法の

フライトジャンプか光魔法のエアライドが

あれば別なんだけどね。」


「!なら勝てるかもしれない。」


「なんだって?」


ユキはテラに思い付きの作戦を告げる。

ユキの作戦はまず飛行でテラを天高くまで

連れていく。そして高いところから落として

テラの落下速度よりもはやくユキ自身がおり、

テラの踏み台となる。テラのジャンプ力は

聞いたところ空を飛んでいるようなもの

らしいのであとは踏み台による方向修正と、

天空という高さがあればカゲハヌシに

じゅうぶんとどくはずだ。


「でもこの作戦にはひとつだけ問題がある。

俺飛行するのがめっちゃくちゃ下手!」


「そこは僕のジャンプ力でまかなうとしよう。

是非やってくれ。」


「よし、じゃあさっそくやっていこう、

ほれ、つかまれ。飛行!」


ただただまっすぐ上に飛んだ。

ひたすらまっすぐ上に。

カゲハヌシの位置から2倍くらい高くに

いったときテラが手を離した。

すぐに降下を開始する。

カゲハヌシの攻撃はこちらがあまりに

も早いからか、一発も当たらない。


カゲハヌシよりちょっとだけした辺りまで

降下するとわりとすぐにテラが落ちてきた。


「踏み台スタンバイ、オーーケーーイ!ぐえ!」


「ありがとう、ユキ。食らえカゲハヌシ。

六芒星、エンチャント、フルタイプ、旋風斬り」


体を素早く回転させ三回転目で激しく

斬りつける。そこにカゲハヌシの魔法だろうか、

半透明な牙が六色に光る剣にかぶりつく。

結果相討ちとなり、双方の威力が消え去る。


「侮っていた。このカゲハヌシ、

かなりのレベルのようだ。これはもう少し

力を出さないといけないだろうか?」


だがその力は使うことなく終わった。


「なんか使えそうだから使っちゃう!

(ダーク)アイシクルスピアーーーー!!!」


紫色の氷の柱が飛ばされて

何となくでユキが打ったこの一撃が

見事無防備な状態のカゲハヌシの頭部に命中。

脳を貫き見事殺したのだ。


「おお、倒せた。そういえば、

うまく飛べるようになってる。

成長率Ⅹがいっぱいのおがげだね。完璧に。」


≪闇魔法使用時に氷属性を感知。

氷属性の才能を入手。成長率Ⅹ×10により

氷属性Ⅹになりました。闇属性魔法を使用。

成長率Ⅹ×10により闇属性Ⅹになりました。

レベルが36になりました。成長率Ⅹ×10により

獲得経験値が100倍。112レベルになりました。

魔力削減Ⅲが強化され魔力削減Ⅹになりました。

一定速度の上限を越えたため、スキル、神速を

入手しました。成長率Ⅹ×10により神速Ⅹ

になりました。

レベル100スキル、伝承を入手しました。

伝承発動 一部の能力を引き継ぎました。

確認のため自動的にステータスが開きます。≫


ユキ 112

体力2998/2999 魔力5255/5921

スキル・加護

異世界人補正 成長率Ⅹ 成長率Ⅹ 成長率Ⅹ

成長率Ⅹ 成長率Ⅹ 成長率Ⅹ 成長率Ⅹ

成長率Ⅹ 成長率Ⅹ 成長率Ⅹ 魔力消費削減Ⅹ

光属性追加 闇属性Ⅹ 氷属性Ⅹ 風属性Ⅶ

神速Ⅹ 根性 火事場の馬鹿力

再生力 鑑定

水龍の加護 風龍の加護 天空龍の加護

魔王の加護 大天使の加護 精霊の加護Ⅹ

エクストラスキル

自然回復 水中呼吸 飛行 半魔化 半天使化

精霊愛 風発生

レベルスキル

伝承 結界術


「お、テラ。」


「いや参った。

まさかユキがあそこまで強いとは

思わなかったよ。あの距離から

魔法を飛ばすとは。驚いたよ。」


「なぁ、テラってレベルスキルなにもらった?」


「ん?100レベルの時には少しの間透明化する

スキルをもらえたよ。」


なるほど、別々か。


ユキは伝承の効果を知れないかと

伝承の項目をタップする。


伝承 殺した敵の能力や加護の一部を

受け継ぐ。別のものへ譲ることも可能。


「なぁ、テラ」


「どうしたんだい?」


「俺、もしかしたらお前に魔法を

覚えさせられるかもしれない。」

(ダーク)は発音してません。

テラも強くなっていく。かもしれん。

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