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Days (散)
なぜかおじさんの集まる可愛らしいカフェバーで、熱燗をあけながら恋愛相談に興じる。明晰な頭脳が故なく空回る恋というやつは、やはり病なのだろう。純文学の名著を間に挟みながら、LINEの取り回しを論じる。魑魅魍魎の巣だろうか、ここは。一人で向かえ、と笑った。
野暮な私のLINEは次のタスクを告げてくる。仕事は早くなったが、風情がなくて行けない。足湯の時から引き揚げて、オフィスに参じる。まったく、独りが身に染みた。
ここまでくると単なる散文かも。
次は普通の詩にもどります。